Tu ne veux pas DU café ?
- Oui merci. Je veux bien.
コーヒー飲まない?
- ありがとう。いただきます。
初級文法では「直接目的語に付いている不定冠詞や部分冠詞(un, une, des, du, de la, de l')は、否定文の中ではdeに変わる」と習いますね。
As-tu des frères ?
- Non, je n'ai pas DE frères.
兄弟いる?
- いません。
日本語で少し考えてみましょう。
(ちょっと休憩しようか)コーヒー飲まない?
この発言の中の「ない」に否定的な意味合いは含まれているのでしょうか。
含まれていませんよね。
「ない」という文末の表現を使うことで、多少柔らかい提案をすることに役立つ、単なる「修辞的」な用法であると考えます。
要するに「何も否定していない」ということです。
"pas DE"のdeは「量や数がゼロ」であることを伝える場合に使われます。この場合は使う理由はどこにもありません。
(くどいですが)何も「否定・打ち消」されていませんからね。
いつもはあんなに大量のコーヒーを飲むのに、「今日はコーヒーを飲まないの?」
Toi qui bois tant de café d'habitude, tu ne bois pas DE café aujourd'hui ?
「飲まない」ことの確認なのでDEが使われて、答えの文でも初級文法で学習するように、
Si si, je bois du café. Merci (←j'en boisのほうが自然です)
"si"が使われますよ。