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今日覚えたい文法

 フランス語の直接目的語と日本語の「〜を」

Tu connais Jules ? - Oui, je le connais plutôt bien.
Jules を知ってる? - うん、むしろよく知っている、と言ってもいいかも。

ではこれはどうでしょう?
Tu aimes Flora ? - Oui, je l’aime beaucoup.
Flora は好き? - うん、(Flora は/が/Ø)大好きだよ。
フランス語では動詞 aimer の直接目的語で表現されている Flora が、日本語で「〜を好き」と訳すとなんだか違和感を感じませんか。少なくともぼくは違和感を感じます。

Tu vas voir un film ce soir ?
今夜映画を見に行くの?
Tu vas voir Wick ce soir ?
今夜 Wick に会いに行くの?

直接目的語が un film の場合は「を見る」Wick(人)の場合は 「〜に会う」と訳すのが自然だと感じます。
なぜこんなややこしいことになってしまうのでしょうか?

理由は… 日本語に訳して捉えるからややこしいと感じるのです。フランス語では、動詞 voir は直後に名詞を置く、すなわち直接目的語を取る動詞なのです。ただそれだけです。
日本語から考える癖がある人は注意が必要です。つい「日本語でこうだから」という罠に陥ってしまい、間違ったフランス語を作ってしまうことがあります。

priver A de BA から B を奪う
La tempête de samedi dernier nous a privés d’électricité pendant 3 jours.
土曜日の大風のせいで、3日間電気が止まってしまった。

A が人を指し示すから、se priver de という代名動詞の用法も成立します。
Après la 2e dose, je me priverai peut–être d’alcool.
2回目のワクチンの後は、禁酒するかもしれません。

反対のイメージの動詞の中にも、日本語から考えると使い方や解釈を間違えてしまうものがあります。
informer A de B = avertir A de B
A に B を伝える

prévenir A de B
A に B を前もって伝える

Pouvez-vous informer votre parton de mon arrivée, s’i vous plait ?
社長にわたしが到着したとお伝え願えますか?
Je les ai avertis de mon arrivée. ← プチロワイヤル仏和辞典より
私は彼らに到着を知らせた

A はあくまでお知らせをする対象の「人」であって、行動ではないのです。
訳ではなく形で覚えてしまうのが早道だと思いますよ。
ご参考まで

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