FC2ブログ

今日覚えたい訳語

 次のフランス語を日本語に訳してみましょう。

la pâtisserie
les pâtes
le pique-nique
la farine
les sushis
le verre
le jardinage

la pâtisserie:ケーキ(屋)と思いましたよね。もちろんそれも正解です。pâtisserie とは「甘いお菓子類」及び「販売店」と捉えるのが自然です。カタカナにしてしまうと西洋のものしか表わせませんよね。中国のものもアラブのものも、日本の「たねや」も「仙太郎」も、全て une pâtisserie であり、お店に入ると de la pâtisserie を売っているのです。

les pâtes:これも同じです。小麦粉などの穀類からできた粉に、水などの液体を加えたものを de la pâte(単数形)と呼びます。それを食べられるように成形したものが les pâtes なのです。「じゃあパスタでしょ?」そうなのですが、お蕎麦も、うどんも、フォーも、刀削麺も、実はクスクスも、全部 les pâtes の仲間なのです。ただその粉を利用して作った le taboulé は les pâtes とは考えていないようです。冷たいからかな?じゃあ冷製パスタはどうなるんだろう?謎です…

Le pique-nique:「これはさすがにピクニックですよね!?」
まず国語辞典を引いてみましょう。
『大辞林』:野山などにでかけて遊ぶこと。遠足。
『日本国語大辞典』:郊外や野原にでかけて野外で食事をしたり遊んだりすること。野遊び。遠足。
『新明解国語辞典』:野山へ言って遊ぶこと。野外遠足。
『プチ・ロワイヤル仏和辞典』:野外で食事をする
『クラウン仏和辞典』:野外で食事をする
Le Petit Robert:repas en plein air à la campagne
あれあれあれ?
日本語の辞書での解釈の中心にあるのは「遊ぶこと」のですね。一方でフランス語の辞書での解釈の中心は「食事」なのです。使っているうちに語釈がずれていったり広がったりするのはよくあることです。

「電話をする」というのは、ぼくはどうしても「電話番号を持っている相手のそれを利用して呼び出して、受話器を持って話をする」という意味で使ってしまうので、LINE や Whatsapp で話す前に「電話していい?」と使うのは抵抗があります。ぼくは「呼んでいい?」と言ってしまいます。フランス語では téléphoner は使いにくく appeler を使ってしまうのと同じです。
ああ、もうこんな時間です。
残りの単語は、ご自分で辞書を引いて確認してみましょう。
Les sushis は「寿司」とイコールではないし、le verre は「グラス」とは限りらないし、le jardinage もいつも「ガーデニング」とは限らないのです。

今日も恒例の「ほーちぷれー」です。
ご参考まで

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する