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今日覚えたい文法

 所有形容詞

名前をつけないと、いろいろなものを整理することはできません。ただし、名前がついているからと言って、その名称から想像できる範囲内の用法しか存在しない、というのも間違いなのです。
直説法現在形:もちろん現在のことを表すことはできますが、未来のこと、直前の過去のこと、普段の習慣や繰り返し、過去から現在への継続、科学的な事実、さもその人の人生が「ココ」にあるかのような歴史的人物の紹介…
現在形が便利なのは、多くの役割を持っているからなのです。その動詞の形に「現在形」という名前をつけて整理しているだけです。
日常の道具やキッチンツールだって同じですよね。
「醤油チュルチュル」で灯油を移し替えているし(わかりますか?)、シュレッダー型はさみで海苔を切ると便利ですよね。文房具屋で売られているものとダイソーで売られているものに、機能の差はないはずです。

という訳で「所有形容詞」です。
必ずしも「持っている、所有している」のではありません。

Voilà mon professeur de français.
先生を所有していませんよね。まあそもそも、人を所有などできないですがね。

所有形容詞「その人と次に置かれる名詞との強いつながり」を表しています。

mon professeur
「私と強いつながりにある先生」なのです。
どのような「つながりなのか」は文脈が決定します。普通は「私が習っている」先生ですが、場面を作れば「誰にも渡さない私だけの先生」という解釈も可能でしょうね。

Voilà une de MES photos que j’ai prises au Mans.
ルマンでとった写真の一枚です。
私が撮ったのですね。

Tu as renouvelé ton permis ? Je voudrais voir ta photo.
免許の写真見せて!
自分が写っている写真ですね。

多くの場合、他の解釈と誤解を避けるために、自分が写っている写真は une photo de moi と言われます。

文法項目の「名称」は所詮「看板」なのです。それに惑わされてはいけません。
「トイレ用のスリッパ」と書いてあるものは、どこで使ってもいいのです。
思い込みは禁物ですよ。

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