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今日覚えたい作文

「たら」

起きたら電話して!
(声が聞きたいから)
着いたら電話して!(すぐ迎えに行くから)
食べたら電話して!(相談したいことがあるから)
晴れたら電話して!(一緒にでかけましょう)

Tu m’appelleras en te réveillant.
Tu m’appelleras en arrivant.
Tu m’appelleras après manger / après avoir mangé.


さて今日は、「晴れたら電話して」です。

フランス語は行為主(≒主語)を明らかにする必要があるのです。日本語は多くの場合、行為主は明らかにされません。
「帰って来たら、何にも言わずに風呂に入りやがった!」
少なくとも「誰が」は私でないことは明らかですね。場面を考えれば言うまでもないのです。
一方、フランス語は構造上主語が必要なのです。主語がない「文」は存在しません。
「電話して」は命令文で書くにしろ Tu m’appelleras と書くにしろ、意味上の主語は tu ですね。
「晴れる」ということを伝えるには、一般的には il fait beau という表現が選択されます。
ということは2つ全く違う行為主の表現が並んでいると乞うことです。こういった構造の「主語が2つ」の場合は、gérondif を使うことができないのです。どうやっても gérondif で表現することは不可能なのです。
シンプルを目指したいのですが、仕方がありません。「主語+動詞」を2回使うしかないようです。

ただし、動詞を使うと「可能性があるのかないのか」「いつなのか」を伝えなければいけません。
晴れることが十分想定範囲内なのか?いつなのか?
晴れることは、可能性として考えにくいのか?
可能性としては十分高く想定範囲内であれば、時間を伝えることができる「直説法」が使われます。晴れるのは今から見て未来なので、
Tu m’appelleras quand il FERA beau.

晴れることはが考えにくければ、今ではない「パラレルワールド」に置いてやるのです。パラレルワールドは今ではなく過去から続いているのです。その時の結果を表す箇所も、過去から見た未来を表す「条件法」が選択されます。
Tu m’appellerais s’il faisait beau.

眠り姫がいて「(万が一)起きたら電話して」は gérondif は使えなくて、上記のように「si + 半過去形」を使う必要があるし、基本的に迷子になって待ち合わせに来ないことが多い人を話題にする時も「si + 半過去形」を使う必要があり、gérondif は使えないのです。
言葉は人がいて場面があるのです。それを深く正しく理解しないと正確には伝えることができません。
人間の発言はそれくらい重いということです。

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