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今日覚えたい読解

おなじみの cnews にこんな文がありました。

En raison de l’épidémie de coronavirus, le Festival de Cannes, qui a été annulé en 2020, voit son calendrier de nouveau bouleversé. Si elle aura bien lieu en 2021, la 74e édition, qui devait se tenir du 11 au 22 mai, est finalement reportée du 6 au 17 juillet.

前半部分は、「コロナのせいでカンヌ映画祭は、2020年は中止になったが、また予定がおかしくなってしまった。」

おもしろいのは後半です。
Si elle aura bien lieu en 2021, la 74e édition, qui devait se tenir du 11 au 22 mai, est finalement reportée du 6 au 17 juillet.

疑問点1
si の条件節の elle って何?誰?
- 何度か書いているように、初登場の名詞が1つしかなく従属節(おまけの文)と主節(メインの文)がある場合で混乱が生じないときは、メインの節に名詞を置いて従属節に代名詞置くほうがカッコいい、のです。この elle は直後の名詞 la 74e édition が主節の主語になっているので、それを早く代名詞で出すことで「この elle ってなんだろう?ワクワク...」といった感情を引き出すのに役立っているいるかと思われます。

疑問点2
si 節の中に未来形?条件なのに?
- si を使うと条件を提示できますね。その実現度合いによって「直説法現在形」「半過去形」「大過去形」を使い分けるのです。説明の方向を変えると、「直説法現在形」「半過去形」「大過去形」を使うときは、(ほとんどの場合)条件を提示しているのです。それ以外の時制が来た時には、条件ではないということができます。「単純未来形」がそのパターンです。
「si + 文」を使って事実の提示をし、後ろの文にある事実をさらに目立たせる、という用法があるのです。

Si elle (la 74e édition) aura bien lieu en 2021, la 74e édition est finalement reportée du 6 au 17 juillet.
(筆者は考えるところだと)間違いなく今年は74回カンヌ映画祭は開催されるのだが、結局7月に延期される。

日本語でも同じ用法があります。
なんで GoTo なんて政策が実行されたんだろうね?
- わからないけど、されたんだとし「たら」、なにか裏で大きな力が働いたんだよ。
si + 事実, さらなる事実
辞書には〘譲歩の意味を込めた比較・対立〙と記述されていますが、それほどむすかしく考える必要はありません。
si の中の事実を提示をして、後半の事実を目立たせる、ということです。

7月はカンヌ映画祭と東京オリンピック。
ホント??????

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