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今日覚えたい文法

 J'envoie au monde plongé dans l'obscurité une petite lumière de Kyoto.
暗闇にハマってしまった(抜けられない)世界に、京都から光を送ります。

一般的には、フランス語は6文型に分類されると言われています。「言われている」と書いたのは、よくわからないし、その分類に興味が持てないし、納得できないことも多いからなのです。
S + V + COD + COI + その他
主語-動詞-直接目的語-間接目的語-その他
この語順が最も多く採用されているようです。
Je vais offrir un bouquet de roses à ma copine pour son anniversaire.


また別のフランス語のルールでは、文の「最後に置かれている要素」が最も伝えたいことなのです。
Qu'est-ce que tu vas offrir à ta copine pour son anniversaire ?
- ○ Pour l'anniversaire de ma copine, je vais lui offrir un bouquet de roses.
- × Je vais offrir un bouquet de roses à ma copine pour son anniversaire.
「何を」と尋ねられているのですから、他の要素を文の前半部分に配置することによって、文の最後に un bouquet de roses を持っていくことに成功しました。

A qui tu vas offrir ce bouquet de roses ?
- Je vais l'offrir à ma copine.
「誰に」→「彼女に」ですね。
直接目的語であれ間接目的語であれ、代名詞化した名詞が文の前半に置かれるのは、一度登場したから「重要度が下がる」からなのです。英語とは違い、(例外を除いて)一度話題になった代名詞が à lui のように文の最後に置かれないのは、最後に置くと「重要と捉えられてしまう」からなのです。

さて、表題の文 J'envoie au monde plongé dans l'obscurité une petite lumière de Kyoto. です。
いま「世界中が暗闇にハマってしまった」ことは周知の事実です。そこに「何を」送りたいかといえば「京都からの光」なのです。そんな場合は「標準的な語順」を無視して、言いたいことが分の後半部分に置かれる傾向にあります。

「何を」
送りたいか:
J'envoie au monde plongé dans l'obscurité une petite lumière de Kyoto.
「誰に・何に」送りたいか:
J'envoie une petite lumière de Kyoto au monde plongé dans l'obscurité.

語順の問題は一筋縄ではいかないですが、発言者の意図をより正確にとらえるヒントにしてしてみてください。

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