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今日覚えたい発音

「訛り」って何?

日本語でも「~くんって訛ってるよねえ」「あの人はいつまで立ってもお国訛りが抜けないねえ」なんて言いますよね。
(「お国訛り」は最近は効かなくなりましたが)
フランス語では「訛っている」avoir un accent という表現を使います。

土曜日に同僚の Pierre が、ぼくに会うなり尋ねてきたのです。
(詳しくは忘れましたが、フランス語で)「投票、ってなんて言う?」
ぼくのフランス語力を試そうということではなく、発言の意図は別にあることはすぐに分かったのですがそこは追求せずに、le vote と言いました。
すると…
「そうだよねえ。ぼくも Jun と同じく o-ouvert で発音するんだけど、彼女の Cécile は o-fermé で発音するので昨日ちょっとした議論になったんだ。よくよく調べてみると、それは Cécile の accent だってわかったんだ!」

とぼくに聞いて、更に安心したかったようです。
嬉しいことに「発音ザラザーズ」のNHKテキストの記事を全部読んでくれていて、僕たち「音の解説」には一目置いてくれているのです。
一般的には、北のフランス語では vote [vɔt]、南の方では [vot] となることが多いようですね。

日本語で「訛っている」という時には、「発音」だけじゃなくて「単語や特に語尾」も含めますよね。
「しちゃらあ」「忘れよった」「行くけえのう」というような語尾変化も、日本語での訛りの素敵な特徴の一つです。

フランス語で accent という時には、純粋に音のことを指します。ということは、文字に書いたら「全く同じなのです」。
Ce matin, Rose mange un pain de moins.
北と南のフランス語では5~6箇所違った「音」が聞こえても不思議ではないのです。
パンを食べちゃーら
パンを食べとる
パンを食べてはる
un pain au chocolat を un chocolatine などと、1つの事柄に対して異なった名称が使われる現象は le régionalisme と呼ばれます。

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