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今日覚えたい文法

半過去形は過去における「現在形」


Qu'est-ce que tu fais maintenant ?
- Je dine au restaurant.

今何しているの?
- 外で晩御飯を食べているよ。


ではこの会話を「過去のある時点」の話と考えてみましょう。

えっと、過去のとある時点を表す時制は「半過去形」で、半過去形は「〜ていた」と訳せばいいから、

Qu'est-ce que tu faisais hier vers 9 heures ?
- Je dinais au restaurant.

昨日の夜9時頃、何をしていたの?
- 外で晩御飯を食べていたよ。


もう一つ例文を見てみましょう。

Qu'est-ce que tu fais maintenant ?
- Je pars travailler.

今何しているの?
- そろそろ仕事へ行くよ(出発するよ)。


この会話も「過去のある時点」の話と考えてみましょう。

Qu'est-ce que tu faisais à 7 heures ?
- Je partais travailler.

7時には何しているの?
- 仕事へ行ってたよ(出発していたよ)。


あれ?なにか変です。
Je pars travailler. 「そろそろ仕事へ行く」はまだ家を出ていませんね。玄関先で靴を履いているのです。
これが半過去形になっても同じ場面が展開していて、それが「過去の一時点」に起こっていたはずなのです。
なのに日本語は「仕事に行ってたよ、出発していたよ)」となり、もう家にはいないことを表していると解釈できます。


半過去形は過去における「現在形」なのです。
すなわち、朝7時という時点で「仕事へ出て行く」というシーンがあったのです。それを今の時点から振り返っているのです。ということは、「仕事へ行くところだった」のです。


理解がずれてしまった理由はたった一つです。

シーンを浮かべないで「訳したからです」

(くどいですが)半過去形は過去における「現在形」なのです。

現在形が「いま出発しようとしている」ということを伝えるなら、半過去形は「そのとき出発しようとしていた」のです。訳から考えるのではなく、映像を浮かべる癖がつくと理解はさらにスムーズに進みます。


過去の事象は多少複雑です。事実として起こってしまっていて、それらの事実・行動の「時間の前後や同時性」を表現するために、いくつもの時制をうまく使い分ける必要があるのです。

未来はシンプルです。未来には「未確定」な要素だらけなので気が楽なのです。考えることは「今の次として未来を見る」のか「未来だけを見る」のかです

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