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今日覚えたい作文

いつも肉を切るのに使っている包丁が見当たらない。


包丁が見当たらない
Je ne trouve pas le couteau…
Je n’arrive pas à trouver le couteau…


フランス語で後半部分の(日本語では前半部分の)「いつも肉を切るのに使っている」の訳を考えましょう。

「使っている→包丁」をフランス語にすると語順が逆になりますし、使うという「動詞」を説明に加えるということは、関係代名詞を使うのが自然ですね。皆さんなぜだか関係代名詞がお嫌いなようなので、使わないでうまく表現ができればいいのですが、私が考えた限りにおいては無理ですね。


では、どの関係代名詞を使うのでしょう?
それはすなわち「どの動詞を選択するのか」ということでもあるのです。


「使う」という日本語の動詞は、フランス語では2つの選択肢がありそうです。
utiliser le couteau
se servir du (de + le) couteau


utiliser
に対して le couteau は直接目的語という役割なので、関係代名詞は que が使われます。
le couteau que j’utilise(探しているのがわたしなので、使うのもわたしであろう、という推測です。場面が許せば nous や on も可能です)


se servir le couteau は、前置詞 de を介して繋がっています。前置詞 de があるということは、関係代名詞 dont の登場です!
se servir de、 s’occuper de、se souvenir de… などは頭の中の同じ引き出しに入れておいて、これらの動詞のイメージがぼんやりと頭に浮かんで、説明を加えたい名詞が「人ではない」時には、遠慮せずに dont を登場させてください。



ところで!
「いつも」はどの語を修飾しているのでしょうか?

いつも肉を切っている、でしょうか?
いつも使っている、のでしょうか?

そこも考えなければいけません。


「いつも」という語は、普段と考えれば d’habitude となるでしょうし、毎日と考えれば tous les jours または名詞 jour の副詞 quotidiennement と訳すことが自然に思えます。


「いつも使っている」と考えた皆さんは、
le couteau que j’utilise d’habitude(← 副詞は自由です)
le couteau dont je me sers quotidiennement(← 副詞は自由です)


もう少しお付き合いください。

「肉を切るのに」は「肉を切る目的で」と解釈ができるので pour + 動詞の原形 を使いましょう。
言うまでもありませんが、肉を切る人も「わたし」なので、改めて主語をいう必要がありません。
一方、「ケーキを作るのに、帰りに卵買ってきて!」の要は文では、2つの動詞の主語が違う可能性は十分ですね。

切る肉は何でもいいし決まっているわけではないので、肉なら何でもいいことを表す部分冠詞とともに de la viande がいいですね。


「いつも肉を切っている」と考えた方は、ここに tous les joursd’habitude という表現を加えるのです。


という訳で、

Je ne trouve pas le couteau(,) que j’utilise tous les jours pour couper de la viande.
Je n’arrive pas à trouver le couteau(,) dont je me sers pour couper de la viande d’habitude.

といったフランス語になります。
組み合わせは意味を考えてご自由に。


実は他にも可能性が残るのですが、それはまた明日書くかもしれませんし、一旦忘れちゃうかもしれません。
ああ、長い!!!

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