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今日覚えたい綴りのルール

é - è - ê

é - è - ê はどれも「エ」と発音します。かんたんに聞き分けできない「だいたい同じ音」を、どうやって書き分ければいいの?


フランス語教師として言ってはいけない一言を、今から「発し」ます。

間違えないに越したことはありません。間違えてしまっても「あまり大きな問題」ではありません。
ネイティブも間違えやすい箇所だし、1990年に変わったポイントの一つでもあるので、割と「あいまい」な部分なのです。
(もちろん正解はあるのですが、それくらいのものです)

ああ、言っちゃった!


é なのか è なのかは、一言で言えば「発音」の違いです。
狭い「エ」と、広い「エ」です。


狭い「エ」は、日本語で「エ」という時に少し唇を緊張させて、横に長くアヒルのような口で発音します。
「エ」と「イ」中間のような音が聞こえましたか?
それが é [e] の音だと思ってください。


広い「エ」は、日本語で「エ」という時に少し唇を緊張させて、少し縦に開いた口で発音します。
「エ」と「ア」中間のような音が聞こえましたか?
それが è [ɛ] の音だと思ってください。

ただこの2音はけっこう行ったり来たりします。
試しに動詞 aimer を辞書で引いてみてください。
手元の「プチ・ロワイヤル仏和辞典では [ɛ(e)-me] と記述されています。要するに環境に応じて代わりうる、という音なのです。


フランス語を発音する時に一番短いリズムの単位を「音節」と言います。
その音節の最後の音が「エ」の場合やこの音しかない場合é で、音節の最初や途中の場合 è と綴ります。


例をあげます。

la météo 「メ/テ/オ」と発音することはご存知ですよね。
「メ」を1音節と数え、音は「mエ」です。したがってこの場合は と綴るのです。
le /tro も同じ考えです。
pré/fé/rer も同じですね。
é/ も同じです。


次に préférer を現在形に活用してみましょう。
Je préfère ですね。
単語の最後の e は発音されないのです。ということは、préfèr と書いているのと同じなのです。文字を見ると、最後の音は [r] になっていますね。先程書いたように、音節(リズム)の途中にある場合は è になるパターンです。

es/pé/rer j'es/père
j'a/chète も同じ理由です。


ずいぶん長くなってしまいました。
続きは明日です。

明日で éè の話は終わります。
もう一日お付き合いください。

À suivre...

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