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今日覚えたい文法

使役構文
放任構文


1.J’ai laissé venir ma fille.
2.J’ai fait venir ma fille.
3.Mademoiselle, vous avez fait tomber votre mouchoir !


上記3例に見られる laisser + 動詞の原形faire + 動詞の原形の用法は「使役」と呼ばれるものです。「〜させる」という訳が一般的でしょうか。


これら2表現はどこが違うのでしょうか。

わたしはこう考えます。

「娘を来させた」が 1 と 2 の訳として最もシンプルのものでしょうが、前提に大きな違いがあります。

laisser の方は、娘は「行きたい」という意思やアクションをすでに起こしていて、父であるわたしはそれを見て(もしくは耳にして)、「どうぞどうぞ、構わないよ」とそのまま放置して「来させた」のです。

わたしが得意な「ほうちぷれー」です。


一方 faire の方は、娘は「行きたい」という意思やアクションをすでに起こしいないにも関わらず、父であるわたしが「なんとか来なさい」と、娘の意思に関わらず「来させた」のです。

こちらのキーワードは「関与」です。


laisser faire の用法の違いは「前提として主語が関与しているかどうか」なのです。
「無理やりか否か」ではなく「関与しているかどうか」と考える方が納得できるのです。


3.Mademoiselle, vous avez fait tomber votre mouchoir !
この用法も、お嬢さんが持っていたハンカチが手から滑り落ちたり、スマホを取り出した時に一緒に気づかないうちに落ちてしまったのです。
「関与」していますね。


テーブルの隅においてあるペンに手があたって「落とした」場合は、
J’ai fait tomber le feutre.
です。


水平方向がおかしい斜めになっているテーブルの隅っこから、自然ペンが転がり落ちるのを見ていたけれど、拾うのが面倒くさくなった場合は、
J’ai laissé tomber le feutre.
となるのです。



最後に、(ほぼ用法が)自動詞しかない tomber を他動詞「〜を落とす」にするためのサポート動詞が laisser faire と考えてもいいかもしれません。2語で一つの動詞みたいに考えるのです。

laisser tomber + 名詞=(自然に任せて)落とす、落ちるままにする
faire tomber + 名詞=(主語が関与をして)落とす、落ちるままにする


これら表現の直接目的語(扱いの名詞〉が代名詞化されたときは、以下のとおりです。

Hé, le feutre ! - Je LE laisse tomber, je le récupèrerai tout à l’heure.
落ちてもかまわないよ、後で拾うから。


Mademoiselle, vous avez fait tomber votre mouchoir !
- Oh, là là, je L’ai fait tomber ? Merci, j’y tiens énormément. Que vous êtes gentil ! Je vous offre un verre. Vous avez 5 minutes ?

訳はあえて付けません。場面を想像してニヤニヤしてみてください。


明日も続く、かもです。
À suivre… Peut-être…

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