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今日覚えたい(話し言葉での)文法

直接話法を間接話法にする時の時制

「誰かの発言を、自分に取り込んで、自分の口から伝え直す」


誰かの発言を、その人が言ったとおりに声色を真似ながら伝え直すのを「直接話法」と呼びます。

その発言を自分の中に取り込んで、改めてその人を自分の立場から見た人称や時間に置き換えて、「わたし」を「彼女」にして、「明日」を「次の日」にしたりして伝える表現方法を「間接話法」と呼びます。


わたしはこう考えます。

直接話法を間接話法に変えて発言する際に、気をつけないといけないことが「3つ」あります。

時制
人称
時間の表現
です。


優先順位を付けてみましょう。
1. 人称
2. 時間の表現
3. 時制
の順でしょうね。


えっ?
時制の一致が一番大事って習ったし、たくさん練習させられたよ。

まあそうでしょうね。
教える側もそう信じ込んでしまっているのです。

コミュニケーションで最も重要なことは「言いたいように伝わる」ですよね。
この点から考えれば、時制の一致は重要ではありません。

現在形は半過去形になるし、半過去形は半過去形のままだし、単純未来形は条件法単純形(=現在形)に変わるけれども、条件法単純形は条件法単純形のままだし。


実は、間接話法を使うと「時制の考え方は緩やか」になるのです。
ということは… そうです!
重要度は高くない、ということです。

近頃はネイティブの発言の中にも、時制の一致を無視しているものが増えてきたような気がします。


それよりも、je が elle に、mon が son に、tu が je に、vous は nous か je に変わるほうが遥かに重要で、間違えると誤解を生むし、que の後に demain というと、急に過去の時間から「現在」へタイムスリップする感覚で、頭が痛くなります。
demain le lendemain に変えなければいけません。


時制の一致は「書く時」は時間を取って考えるべきですが、話し言葉においては、特に気にする必要はありません。
そのまま、直接話法で使われていた時制を使ってください。


「ちゃんと通じます、ご安心の程を」
責任を持って発言しています。

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