FC2ブログ

今日覚えたい文法

Je partais.
今出かけるところだったよ。
(まだ出かけていない)


なぜこんな解釈になるのでしょうか。

まず改めて半過去です。
昨日のこんな数行を確認してください。

「半過去形は、過去のある時点における「現在形」と同じ役割を持ちます」


今の時点と同じ時間でコトガラが展開しているのが「現在形」です。言い換えれば、まだその行為は終わっていないのです。
重要なことは「終わっていない」というポイントです。
(ここでは「終了するか・終了させようと思っているか・させられるか」は問題ではありません)

一旦おいておきます。


動詞の「相」の話です。言語学における「相」「動作・行動の局面」と考えてください。

食べるmanger住むhabierいるêtre旅をするvoyagerの共通項は何でしょう?
到着するarriver出発するpartir忘れるoublier目覚めるse réveillerの共通項は何でしょう?


前者は「長さを持てる」という共通項があります。ダラダラと一定期間そういう状態や行為が続くのです。
という訳で、Je mange 「食べている最中である」という解釈が可能ですし、Je suis à Paris「いまパリにいます」という解釈になるのです。


後者はそうはいきません。
「到着する」という行為は、ドアを開けた瞬間に「終了」してしまいますし、se réveiller は目を開けた瞬間にその行為は終わりますね。

現在形で表されている動詞の行為のポイントが「終わっていない」ということは、次のような解釈になるのです。

J’arrive.
(今から)到着する。
Je pars.
(今から)出発する。
Je vais acheter une baguette.
(今から)パンを買いに行く。


さて半過去に戻りましょう。
もう一度書きます。

今の時点と同じ時間でコトガラが展開しているのが「現在形」です。言い換えれば、まだその行為は終わっていないのです。
重要なことは「終わっていない」というポイントです。


この考え方を半過去に転用してみます。
なんたって半過去は「過去における現在形」なのですから。

過去の時点でコトガラが展開しているのが「半過去形」です。言い換えれば、まだその行為は終わっていないのです。
重要なことは「終わっていない」というポイントです。


J’arrivais.
過去のある時点で「到着」という行為が終わっていないということは「もう少しで到着するところだった」と解釈されます。
Je partais.
過去のある時点で「出発」という行為が終わっていないということは「もう少しで出発するところだった」と解釈されます。
J'allais chercher une baguette.
パンを買いに行くところだったのです。


半過去を用いて「〜するところだった」と解釈になる動詞は、この「瞬間相←言語学者はもっと細かく分類しますが、わかればいいのです」の動詞に限られます。一瞬でその動詞の行為が「始まって終わる」動詞ですね。


「忘れる」という動詞も瞬間に起こるものなので、半過去で使うと、

J’oubliais.
忘れるところだった、危ない危ない!


こんなニュアンスでつかわれます。
思い出してよかったですね。

こんな発言が増えてきた、今日このごろです...
トホホ...

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する