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今日覚えたい文法?

「店の前に自転車が一台おいてある」


昨日の解説に登場した文です。
フランス語にしてみましょう。

簡単な文ですが、「正解」はいろいろありそうです。

まず考えられるのは、

Il y a un vélo devant la boutique(≒ le magasin).
でしょう。


まず話し手(と聞き手)は店を認識しているので、定冠詞を使うのが自然です。不定冠詞だと「どこかよくわからない、任意の店の」を話題にしていることになります。

「〜の前」
場所の前置詞 devant を使いましょう。ここで時間は... わたしは感じません。


「自転車が一台」なので、un vélo または une bicyclette がいいですね。← 違いは大してありません。オートバイかバイクか、の差くらいです。


Il y a 以外には、どんな表現が考えられるでしょう?

Un vélo est mis... は不自然なフランス語です。
日常の表現では、主語に「不定冠詞や部分冠詞」が使われることは稀です。
というのは主語は「話題」なので、「初登場やある程度の...」と不安定な要素を含む名詞は、主語にはなりにくいのです。


こんな時に、改めて場面を考えてみましょう。

「店の前に自転車がおいてある」ということは、そんな自転車が目に飛び込んできたのですよね。

Je vois un vélo devant le magasin.
これは良さそうです!


他には?

なかなかわたしたちはうまく使いこなせないけど、頻繁に目にする代名詞 on を使ってみましょう。
突然場面設定をすることなく on を使うと、主語の存在をほぼ感じない「受動態」のようなニュアンスが出ます。文法的に全く違うものですが、そんな風に感じて問題はありません。

置いてあるということは、(誰かが = on)自転車をおいた結果、そこにあるのです。

On a mis un vélo devant la boutique.
On a posé un vélo devant la boutique.

動詞 mettre や poser は「目的があって」置く場合に使われます。


見たことのない自転車が置いてあるのですから、その目的はわからないですよね。

そんな場合は「放ったらかし」をあらわす laisser がいいですね。
On a laissé un vélo devant la boutique.


倒置を使ってみたり、関係代名詞を使ってみたりと、まだまだ「正解」はありそうです。

文を作る、のではなく「場面を表現する」必要があるということです。

あ〜長い!!!!

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