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今日覚えたい文法

時の前置詞 vs 場所の前置詞


「広場の前に café が見えます。」

道案内の途中でこんなフレーズが出てきたとしましょう。どんな風に訳しますか?
voir, la place, vous... を使って、フランス語を考えてみてください。


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さて(一つの)正解です。


わたしなら、
Vous verrez un café までは悩まないです。

道案内なので、この表現の「前に」allez tout droit(真っすぐ行って) などがあっても不思議ではありません。

文法的には、近接未来形は「今の次の行動」にしか使えないので、「こうした後でこう」という場合は、間違いなく通じるのですが、近接未来形を使うと微妙な文になってしまいます。こんな時には単純未来形が適切です。


問題は、この後の「前」という箇所です。

わたしはこう考えます。


「〜の前に」は、場所だけを伝えるのではありません。
場所だけでなく時間も伝えることができます。


場所:店の前に自転車が一台おいてある
時間:バレンタインの前に彼氏が欲しい


先程の「道案内なので...」の文の「前に」は、場所ではなく時間を表していますよね。allez tout droit と言った「タイミングの後で」カフェが見えます。明らかに「時間」の表現です。


さて冒頭の「広場の前に café が見えます。」はどういう風に捉えればいいでしょう?
場面がないのでなんとも言えませんが、「時間を表している」と考えるほうが自然に思えます。


だって「広場の前」って広場のどこですか?
「家の前」や「カフェの前」という表現が成立するには、正面が決まっているからなのです。
「前」と言える場合は、必ず「裏」があるのです。
フランス語では devant  derrière ですね。

広場の「前」もなければ、広場の「裏」も存在しないはずです。


フランス語では一般的に、場所「〜の前に」devant( derrière)時間「〜の前に」avant( après) を選択します。


従って、
Vous verrez un café avant la place.
Avant la place,
vous verrez un café.

(こちらのほうが自然ですね)

が自然だと判断をします。
場面がないから、言い切ることはできませんが。

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