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今日覚えたい文法

強調構文と代名詞


誤解を恐れずに言えば、C'est 〜 qui または que の 〜 の部分に強調したいものを置けば、そこが「重要ポイント」として相手に伝わります。
qui を使う場合は、強調するポイントが「後に置かれる動詞の主語の場合」で、それ以外は que を使います。


Je la lui ai offerte au bureau pour la remercier.

Où ?
- C'est au bureau que je la lui ai offerte pour la remercier.

Pour quelle raison ?
- C'est pour la remercier que je la lui ai offerte.


強調構文と代名詞のお話。
まず覚えておきたいのは、(nous や vous などの一部の例外を除いて)、C'est の後に文構造の一部(主語や目的語)となっている代名詞を、そのままの形で置くことはできません


1. × C'est je qui la lui ai offerte au bureau pour la remercier.
2. × C'est la que je lui ai offerte au bureau pour la remercier.
3. × C'est lui que je la ai offerte au bureau pour la remercier.


ではどうすればいいのでしょう。
個々に確認をしていきましょう。


1. × C'est je qui la lui ai offerte au bureau pour la remercier.
je / tu / il(s) / elles(s) は音が弱いために「強調ポイント」に使うには不向きなのです。こんな時には「強勢形」をつかいます。

○ C'est moi qui la lui ai offerte au bureau pour la remercier.


2. × C'est la que je lui ai offerte au bureau pour la remercier.
文構造の一部(直接目的語)の la も、C'est の後に置くことはできません。では elle にすればいいのでしょうか?
残念ですが、それも不可能なのです。

本来は、フランス語においては代名詞使用において「人ともモノの区別」はないはずなのです。ただ慣用により、区別が生まれてしまったものもあるのです。

le couteau avec lequel...
mon mari avec qui...

ここで C'est elle que... というと「(人間の」女の人」をプレゼントしたという風に解釈されてしまいます。それはダメです!

残念ながら、elle に代わる「女性名詞のモノを表す直接目的語代名詞」はフランス語には... ないのです。
あえて言えば「指示代名詞」でしょうか。そのものが見えているなどの「場面」があれば使えるはずです。

こんな考え方もあります。
強調するのだから「代名詞」を使うなんてもったいない!そのものを表す名詞を使うべきだ。

il は「太郎くん」「日本」「ワイン」の言い換えですよね。「代名詞」なのですから。
一方、je も代名詞と呼ばれているのですが、何かの代わりをしているわけではなく、一人称と二人称( je / tu / nous /vous )はそうとしか呼ぶことができません。

という訳で、一人称と二人称は代名詞を使って「表現することしか」できないのです。

従って、C'est moi... 以外の言い方はないのですが、la は「必ずなにかの言い換え」なので、名詞そのものを持ち込むのが「正攻法」です。

○ C'est la montre en question que je lui ai offerte...
△ C'est celle-là que je lui ai offerte...


長くなってしまいました。
続きは明日です。

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