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今日覚えたい文法

日本のフランス語学校(大学)での授業でこんなフレーズを習ったことはありませんか?

Je n'aime pas les natto(s).
A oshogatsu, j'ai mangé beaucoup de mochi(s).


???

なんのためのフランス語なのでしょう?
誰と話すためのフランス語なのでしょう?

各先生の考え方があるので、一概に否定はできないかもしれませんが、わたしにはこれで良しということが全く理解ができない文です。


よく考えてみてください、フランス語圏に行ったら「全く通じない」文ですよ。
通じるのは「日本文化に詳しいフランス語ネイティブ」にだけですね。

natto, oshogatsu, mochi... 
まあ、日本語ですね。


確かに日本語しか表現ができない単語ばかりですよね。
natto 「納豆」だし、oshogatsu 「お正月」としか表現できないですものね。


何度も書いていることですが、文化に根付いているものを他の言語で伝えるのは苦労すると言うか、厳密に言えば「説明をする」だけで、100%を伝えることは至難の業なのです。

natto を和仏辞典で引いてみても、
natto [soja étuvé et fermenté] ← 蒸煮(&熱殺菌)をして発酵した大豆

と書いてあるのですが、単なる「説明」であって納豆を知らない人には全くイメージできないですよね。


「文化」とはそういうもので、経験しなければわからないものなのです。経験して初めて「文化を語れる」のです。

日本の文化に根付いている語を使う場合には、その語がフランス語に正しく輸入されていない限り、説明をしなければいけません。説明をしても、その語を母語として使っている人の1/10もわかっているとは言えないと思うのです。


「お正月」と言った時のワクワク感、「餅」といった時の「お正月感」...

しかもその語(今回は natto や mochi)を使う時に部分冠詞を使うのか、それとも複数形にしてもいいのかなんてのは、その語がコミュニケーションに持ち込まれて使われているうちに「自然に」ネイティブが時間を掛けて決めていくのです。


今のところは「どちらでもいい」のです。
そんなものです。


Bon, je vais manger maintenant du mochi.

部分冠詞にしたくなったのですが、その前に「餅」を説明しなければフランスの友達にとっては???でしょう。

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