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今日覚えたい表現

Ça fait un bail.
久しぶりだねえ。


un bail という語は、日本でフランス語を学習している者にとっては、あまり馴染みがありませんよね。
一方、フランス語圏で暮らしている人にとっては、おそらく必ず出会う単語で、一度は辞書を引いたことがあるはずなのです。


辞書を引いてみましょう。

❶ 賃貸借(契約)
と書いてあります。


signer le bail
住居を探した結果、安心した瞬間がこの表現の直後でしょうね。

J’ai enfin signé le bail.
やっと賃貸契約が結べた〜。


その下には(話)という気になる但し書きの後に、こんな記述があることに気づきましたか?

bail
(複 baux) / baj, bo バイユ,ボー / 男
❶ 賃貸借(契約)
(...)
⦅話⦆ (長い)期間
 Il y a un bail. | Cela fait un bail.
ずいぶん長いことになる


そうなのです。

みなさんが普段使っている、
Ça fait longtemps !

の代わりに使える表現なのですよ。
同じことを伝えるのに「2表現」あれば、間違いなく上手聞こえますよ。


(前者は標準レベル、後者は話し言葉)
Ça fait longtemps
Ça fait un bail

話し言葉というのは「文字での表現には向かない」だけであって、「雑である」や「汚い」と言ってる訳では決してありません。


こんな表現もあります。
久しぶりに数ヶ月ぶりに会ったのなら、

Ça fait des mois (et des mois) , non ?

久しぶりに数年ぶりに会ったのなら、

Ça fait des années (et des années) , non ?


一つのことを伝えるのに、一つの表現じゃ「言いたいことが伝わるだけです」よ。
さらにもう一歩上を目指して「ネイティブに褒められる」ためには、同じ表現の引き出しにいくつも道具を仕込んでおきましょう。

使い分けは気にする必要はありません。
だいたい一緒なのですから、「適当に」使えばいいのです。


随分会ってないねえ。
長い間会ってないねえ。
かなり会ってないねえ。

細かく使い分けていますか?
母語で考えればわかることですね。
「表現の意味の違い」なんて考える必要はありませんよ。

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