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今日覚えたい文法

「情報を伝達する」動詞 informer


今日まず取り上げたいのは、informer という動詞です。
話し言葉ではあまり耳にしない動詞ですが、新聞などではよく見かけます。


どんな風に使えばいいのでしょう。
「〜に情報を伝える、教える」という意味なので、informer A à B という構文で使うと思いがちです。 ちょっと待った〜!!
「日本語でそんなふうに使うから」と思いこんで、辞書をひくことを忘れていませんか?

辞書を引いてみましょう。
用法・構文は2つです。


⦅~ A de B⦆ BをAに知らせる, 通知する
1. Il nous a informés de son départ.
彼は私たちに出発することを知らせてきた

【~ 名 que 直説法】
2. Je vous informe que vous avez été élu président.
あなたが議長に選ばれたことをお知らせします


たったこれだけ。

1. informer 人 de 情報
2. informer 人 que S + V
ですね。


気づきましたか?
「〜に(伝える相手)」は直接目的語として使わないといけないのです。(上記の例文で indorméS となっていくことからも明らかです)
「〜に」だからといって ”à 人”と間違って使ってしまうと、「彼は私たち”を”出発すること”に”知らせてきた」って感じになってしまいます。


2. informer 人 que S + V の構文は少し謎です。
表面的には直接目的「語」が2つあるように見えますよね。理由は… わかりません。
ただ現実にネイティブが「伝える相手」を「直接目的語」として使い、伝える内容が名詞の場合は 1. の構文informer 人 de 情報”、文の場合は 2. の構文informer 人 que S + V” を使うのです。


残念ながら日本語とフランス語は相談をして作った言語ではないので、同じことを伝える動詞であっても、構文や構造に違いがある場合が多いのです。
まあ、そういうものです。

「彼は私たち”を”出発すること”に”知らせてきた」でいいかどうか?
「伝わるからこれでいい」「伝わるけどこれじゃ嫌だ」
そこは学習者が決めることです。

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