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今日覚えたい文法(作文)

目の前に階段があって、同行者にこう言います。
「階段を登ると、カフェがあります」(ヒント:階段=l'escalier、登る=monter、あります=trouver または voir)
「先に行って、待っていてください」← ここは訳す必要はありません。

Monte(z) l'escalier, et...



まず、「現在分詞やジェロンディフはダメですか? 」といった趣旨の質問をされたので、答えておきます。

ダメと言い切ることはできないのですよ。

ただ「現在分詞」だけを使うと、言語レベルが2段くらい上がって「文章語」になってしまうように感じられます。
「会話文」で現在分詞を文頭に立てて、何かを言い始めることは皆無です。少なくとも「普段遣いのフランス語」ではありません。


ジェロンディフを使うと「普段遣いのフランス語」にはなるのですが、ここでは「階段を使うという=手段」を伝えたいわけでも、「階段を登るとという=仮定・条件」を伝えないわけでもないように感じられます。

待ち合わせをするカフェへの道(行き方)を伝えているのですね。他に方法はなく「この階段を登ってね」というのは、「この道を真っ直ぐ行くと右手に市役所があります」と道案内をしているのと同じなのです。


優しい言い方ですが「階段を登るしか手はない」のです。
従って「命令形」がふさわしいとわたしは考えます。


さて「カフェがあります」の部分です。

ここは「単純未来形」がふさわしいですね。
現在形や近接未来形ではなく「単純未来形」です。


階段を登ってすぐなのに近い未来を表す「現在形や近接未来形」ではないの?

そんな疑問を持たれた学習者の方は数多くいらっしゃると思います。

誰がいつ「単純未来形は近い未来に使えない」と言ったのですか?少なくともわたしはそうは思いません。

現在の時点で起こっていることや展開中のコトガラの「次」にありえることは、「近接未来形」で表現するのが自然だとは思います。

ただこの場合は「階段を登る」というのが今の「次」の行動ですね。
カフェが目に入るという現象は、またその次=未来の未来(なんか映画のタイトルみたいですね)なのです。


今と切り離された未来のコトガラは、通常「単純未来形」で表現します。

近い未来かどうか、は基本的に「近接未来形」と「単純未来形」の選択に関与をしません。


という訳で、わたしの考えた「正解」です。

Monte(z) l'escalier, et tu verras (trouveras) un café.

そんな作文を考えるヒントになったカフェがある、東京神田の出版社の編集者との soirée arrosée を楽しみに、今日一日頑張りましょう。

また長い…

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