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今日覚えたい文法

動詞 devoir の使い方


昨日の devoir の用法は次に動詞の原形を置くので、一般的には「助動詞」と分類される用法でしたが、今日の使い方は「動詞」です。


devoir A à B

という形で使いますよ。

A を B に借りている、負っている


何かを購入する場面を想像してください。
高級ブティック、市場(marché)、肉屋、スーパー...
どこでもかまいませんが、もう後戻りできないシーンってありますよね。
商品がきれいに包装されてしまっている、イニシャルを自分用に入れてもらった、お肉を測ってかごにいれてもらった...

そんな時に財布を取り出してお金を手にしながら言う表現には、devoir がぴったりなのです。

Je vous dois combien ?

A は商品です。
もう商品は自分用にカスタマイズされてしまったので、後戻りはできません。このまま支払わないで帰ったら「犯罪者」になってしまいます。
今は何らかの金額を相手に「借りている、負っている」状態というわけです。

あなた(vous)に今借金をしているのですか?という問いになっている訳ですね。
そこでこの表現ですね。


またもう少し大きな表現として用いられることもありますね。

Je dois mon succès à mon père.
今の私の成功は父のおかげです。


Ce plat doit son gout aux diverses épices.
この料理が美味しいのは、色々なスパイスのおかげである。


最後に、その動詞 devoir の過去分詞が形容詞のように使われることがありますよ。したがって性数一致をするのですが、過去分詞の基本形 dû の "ˆ" は部分冠詞の "du" と区別するためのものなので、複数形や女性形では付けてはいけません


Cet accident est au verglas.

この事故は路面凍結によるものである。

Tous ces accidents sont dus au verglas.
これかのすべての事故は路面凍結によるものである。

動詞と呼ばれたり、助動詞と呼ばれたり、形容詞と呼ばれたり、いろいろ変化しますが、語や表現は使い手が自由に変えて使っていくものですよ。
日本語だって同じです。

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