形容詞と副詞の境界
C'est normal qu’elle ne maigrisse pas. Elle mange toujours GRAS.
ヤツが痩せないのは当然だよ。いつも「脂っこい食事」だからね。
Le soir, je mange d'habitude LÉGER.
夜は軽い食事を取るようにしています。
Tu dois manger plus ÉQUILIBRÉ, surtout le soir.
特に夜はバランスの良い食事を心がけなきゃ!
大文字の3単語って、一般的には「形容詞」と分類されます。
Le plat est gras / léger / équilibré.
L'entrée est grasse / légère / équilibrée.
しかし頻繁にこの様な用法にお目にかかります。
manger gras / léger / équilibré
これは女性が主語であってもいつも「形容詞の原形(=男性形)」が用いられます。
Le matin, ma femme mange toujours ÉQUILIBRÉ; du yaourt, 5 fruits, un peu de charcuterie, et du lait.
これって形容詞なの?副詞なの?
という質問を時々されます。
答えは… 「わかりません」。
わかるのは「manger + 形容詞の原形」という用法は確実に存在し、形容詞は食事内容に言及をしているけれど、文法的には「副詞」として機能している。
その様な用法が存在することを認めた上で、私たち外国人は「使える例文を覚えること」でいいと思うのです。
「大きい人」の「大きい」は形容詞で、「大きな人」の「大きな」は連体詞である、って知識は必要ありませんよね。
理屈の前に「覚える」ことが大切だです。それを応用する時には、多少の理屈は必要だと思いますが。