「〜なんだってね。」
「(内緒のはずなのに)誰に聞いたの?」
内緒にしておいたはずなのに、いつの間にか友人の耳に入っている「隠し事」ってありますよね。
「誰に聞いたの?」と問いただしてみましょう。
さあ、フランス語ではどういうのでしょう?
「聞く」って、確か動詞が2つあるよね。
écouter と entendre のどちらを使えばいいのだろう。
écouter は一所懸命に耳を傾かる方で、entendre は耳に音声が飛び込んでくる方だから... どっちだろう?
ザンネンながら、どちらでもありません。
意識的にであってもなくても、その友人が「聞いた」のではなく、誰かが友人の「耳に入れた」のです。
「友人が誰かにその事実を聞いた」のではなく、「誰かが友人にどの事実を伝えた」と考えるのです。
事実を誰かにダイレクトに伝える動詞は dire ですね。
(parler は「話題にする」ということなので、この場合は使えないのです。)
その事実は直前に友人の口から発せられているので、くり返す必要はなく中性代名詞 le で置き換えてしまったほうが楽ですね。
という訳で、わたしならば
Qui te l'a dit !?
と言います。
忘れずに〜してね。
Pense à 動詞の原形(「N'oublie pas de 動詞の原形」よりも自然に感じます)
Pense à prendre une baguette en revenant, stp.
もらったの。
On me l'a donné.
そのまま日本語をフランス語に置き換えようとしても、うまくいかなかったり不自然になる表現も少なくありません。
まるごと覚えてしまいましょう!
表現に理屈は必要ありません。