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今日覚えたい文法

今日から数日間に渡って3月20日(金・祝)&21日(土)で取り上げるテーマの「入り口」を書いてみたいと思います。
(多分今日で最後)


「接続法を使えるようになろう」


A: 接続法って難しいんでしょ。みんなそう言っているし、先生も言ってたし、活用も接続法現在形過去形があってよくわからないし、わたしの周りのフランス人の友達も使わないし。

わたし:それは大きな誤解ですね。接続法ほど「楽な」動詞の形はないですよ。


日本人が「難しい」というのはみんなの癖ですね。フランス語を習い始めたときも「活用難しい」とか「書かれたものがすぐ発音できない」と思いませんでしたか?初期の段階で難しいと思っててた活用形は「現在形」で、今話題にしているのは「接続法」ですよね。接続法は現在形の100倍簡単ですよ。ただし「現在形を覚えていたら」の話です。いや、現在形と接続法の活用を覚える手間を単純に比較しても、後者に歩がありますね。


すぐに読めないと言うならば英語のほうがもっと読めないですよ。put vs but、now vs Know、knightの読み方… どれをとっても超一級の難しさです。英語は「知っているから読めるのです」

「難しい」と言ってはいけないのは教育の鉄則です。その先生と話し合ってみたいものです。


接続法現在形過去形は日本語とほぼ100%の対応をしていますよ。

パリにやっと行け「る」んだね、よかった。
接続法現在形を使います。

パリにやっと行け「た」んだね、よかった。
接続法過去形を使います。


周りのフランス人が「あなたに話しかける時に」接続法を使わないのでしょう。それはズバリ「日本人だから忖度をして」話しているのです。その人が別のネイティブと話している時の言動を観察してみてください。映画やお芝居のシナリオを読んでもいいかもしれません。数多く使われていますよ。


最後に、一部の表現では本来直説法だった表現が、最近では接続法と組み合わされる現象が観察されます。要するに、接続法は減るどころか増えているのです。
おそらく今後も増え続けると予想されます。

そんな接続法について更に学びたくなるような講座が3月20日&21日に開講予定です。
参加したくなったでしょ?

結局宣伝かっ!