日本で外国の文化を教える身としては、外国で活躍する日本人の存在はとても頼もしく嬉しいものです。
そこで生まれ育ちそれで暮らしている製作家やプレーヤたちも舌を巻くほどの「アコースティックギター」をアメリカのカルフォルニアで作っていたタクサカシタさんが、殺害されているのが発見されました。
犯人は既に逮捕されているのですが、犯人とサカシタさんは顔見知りではなく、「単なる」金品目当ての殺意のようです。
日本人ならではの繊細なギター製作で、世界中で有名だったのです。
ギターを弾く者なら一度は手にしてみたい、弾いてみたい、オーダーをしてみたい... と思わせるルシター(Luthier=弦楽器製作家)の一人だったのです。
野蛮です。
平和な世の中って、来るんでしょうか。
ご冥福をお祈りします。