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今日覚えたい表現

「電車が遅れていた」


駅についたら、いつもの電車が遅れていました(今朝の話です)。どんなフランス語で表現しましょう。

Mon train était retardé.
でしょうね。


le train も不可能ではありません。ただ「いつも乗っている、乗ろうと思っていた」... のように自分との関係を伝えたい時は、所有形容詞がぴったりでしょうね。
le train だと自分との関係が薄く無機質な感じに思えてしまいます。コンテクストがあればもちろん間違いではありません。


もしくは、駅に着いたら今後やって来る予定の電車がすべて遅れている場合には、

Les trains sont retardés.


では「90分遅れていた」は?

こんな時には「数字の変化・差異を表す de」を使ってみましょう。

Mon train était retardé de 90 minutes.


J'ai grossi de 3 kilos depuis l'année dernière.
去年から3キロ太った

Mon père est plus âgé que ma mère de 2 ans.
父は母より2歳年上である

Mon fils, qui est en 6e, a grandi de 10 centimètres en un mois.
小6の息子は1ヶ月で10センチも背が伸びた。


前置詞 de って、あちこちから引っ張りだこで忙しいですよねえ。
明日はもう一人の人気者のお話の予定です。

今日覚えたい文法

monter l'escalier vs monter par l'escalier


今日も「使えるものは何でも使ってしまえ!」シリーズです。
わたしの中で検証した限り、日本語の表現と対応しています。


階段「を」登る ≒ monter l'escalier
階段「で」登る ≒ monter par l'escalier


まず日本語でどこが違うか、を考えてみましょう。
考えないで「わからない」とか「同じです」といって傾向にある方。違うから表現は存在しているのです。「考えること」は大事ですよ。外国語学習で大事なことは「己を知る=母語を知る」ことです。


「階段を登る」
と、左手に素敵なカフェがあります。
「階段で登る」疲れるから、エレベーターに乗りましょう。

入れ替えると少し奇妙な文になりますよね。

階段で登ると、左手に素敵なカフェがあります。
(エスカレーターで登ったらカフェにはいけないってこと?)


monter l'escalier「直接目的語」が階段なので、その名詞に直接意識が向かっているのですね。
眼の前に階段があって、これを登るか登らないか、ということです。


monter par l'escalier はクッションに前置詞 par があるので、par が持っている意味や機能「手段」の意味が自ずから加わってしまいます。
言い方を変えれば「手段」という意味を持ち込みたかったので par を加えたのですよね。
階段という手段を使うか、他の手段を使うかという選択なわけです。


Monte l'escalier jusqu'au 2e étage, tu verras un superbe café sur ta gauche.

C'est fatigant de monter par l'escalier, et donc je prendrai l'ascenseur.

使えるものは何でも使いましょう!

今日覚えたい文法

「朝ごはんを食べる②」

(一部以前書いた記事と重複します)

「普段は朝ごはんはだいたい7時に食べます」

D'habitude, je prends le petit-déjeuner vers sept heures.


場合によっては、Je prends mon petit-déjeuner...
でも問題ないという話をしました。

昨日最後に思わせぶりに書いた、

実は、あります。
「もうひと味を加えたい」という時に使われるものです。

何でしょう?


フランス語で「もう一味加えたい」といえば形容詞か副詞ですね。
今回は名詞にひと味を加えるので「形容詞」ですよ。

おいしい朝ごはん
シッカリと量のある朝ごはん
ガッツリとした朝ごはん
軽い朝ごはん

さまざまな形容が考えられますね。

普段は定冠詞と共に使われる petit-déjeuner も形容詞を付ける時には「不定冠詞」が登場します。

Je prends un bon petit-déjeuner.
Je prends un petit-déjeuner copieux.
Je prends un petit-déjeuner solide.
Je prends un petit-déjeuner léger.
Je prends un léger petit-déjeuner.
も可能ですね)


なぜでしょう?
定冠詞は「話者と聞き手=書き手と読みての共通認識」なので、le bon petit-déjeuner と言ってしまうと「例のおいしい朝ごはん」「いつものおいしい朝ごはん」「おいしい朝ごはん(=朝ごはんとは美味しいものだ)」という認識で話していることになるのです。

不定冠詞は「他にも可能性がある」ことを伝えるのに使われます。
朝ごはんは絶対においしいわけではなく、場面によっておいしくないものも存在しますよね。
旅行中だから「今日はしっかり食べよう」。いつもは粗食だけど...

そんな「今日の朝ごはん」の説明なのです。

何度も書いていますが、一つしかないものでも形容詞が付けば殆どの場合不定冠詞が登場しますよ。


Nous avons une belle lune ce soir,
今日は月がきれいですね。

Je suis avec une Isabelle bien élégante, surtout ce soir.
特に今夜はイザベルがエレガントです。

実は、不定冠詞のファンなんです。
「効果的で便利な」なのでね。

今日覚えたい文法

「朝ごはんを食べる」

(一部以前書いた記事と重複します)

「普段は朝ごはんはだいたい7時に食べます」


フランス語にしてみましょう。
今日のポイントは「朝ごはんに付く限定辞です」

限定辞って、なに?

ものの名称などを表すのに使われる「名詞」を話し相手に「この単語は名詞だよ!」と通知するために、名詞の直前にほぼ必ず1こ「限定辞」が置かれます。(固有名詞を除く)

わたしの考えはこうです(相変わらず個人の意見です)。
限定辞には以下のものがあります。

数詞(un/deux/trois...)
冠詞(定冠詞 le/la/les、不定冠詞 un/une/des、部分冠詞 du/de la)
所有形容詞(mon/ma/mes、votre/vos...)
指示形容詞(ce/cet/cette/ces)

などなど。


名詞 petit-déjeuner は男性名詞であると規定されているので、

un petit-déjeuner
le petit-déjeuner
du petit-déjeuner
mon
petit-déjeuner
ce petit-déjeuner

が考えられます。


普段遣いのフランス語としては le petit-déjeuner がいいでしょうね。
「多くの人が決まって朝に食べる、または少なくともそういう食事があると認識をしている『朝ごはん』」という訳です。
話し手と聞き手の共通認識ですね。

Je prends le petit déjeuner vers sept heures.


他の食事との対比ではなく、普段わたしが「食べている、作っている、気に入っている、独自に編み出した...」イメージを相手に伝えたい時は mon petit-déjeuner も十分に考えられます。

Je prends mon petit déjeuner vers sept heures.


他の限定辞はダメなのでしょうか?

もう一つ「効果的で便利な」ものがあります。
「もうひと味を加えたい」という時に使われるものです。

続きは明日です。
A suivre...

今日覚えたい表現

「まだ」3時


(いろいろあるとは思いますが)使い分けを意識ししたい表現は 3つ ですね。

encore: Il est encore 3 heures.
toujours: Il est toujours 3 heures.
ne - que: Il n’est que 3 heures.


この場合の encore という副詞の反意語は déjà だと考えるとわかりやすいでしょう
Il est déjà 3 heures ! = もう3時!」と発言する場合は、時間の経過が早く感じられて時間が足りない、と言った場面での発言ですね。その反対だと捉えてみてください。
「時間が余りそうだなあ。まだ3時か」


過去から現在の状態の継続の副詞 toujours はこんな場合でしょうか。

「あれ、まだ3時?さっきも3時だった気がするけど。あっ時計が止まってるじゃないか!」

まだ3時=相変わらずずっと3時、なのですね。

Mon professeur est toujours célibataire.
こんな声が聞こえてきます。


出かけるのは5時だけど、時計を見たら「まだ3時にしか過ぎないな」というシーンではぴったりの表現が

Il n’est que 3 heures.
です。

ne - que を「〜だけ」と訳を固めてしまうと使えないですよね。
みんなは8月に入ったら夏休みをとってすぐに出かけちゃうのに、私は忙しくて「20日にしか出られない」といった時も、

Moi, je ne pars que le 20 aout.

なんて言えちゃいますよ。