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今日覚えたい文法

ne 〜 nulle part
場所の副詞


まず考えてみましょう。
「副詞」ってなんでしょう?

品詞論は好きではありませんが、学習する時に使う用語の「共通認識」を持っていなければ、共通理解は難しいですからね。

新明解国語辞典(三省堂)を引いてみましょう。

〔文法で〕おもに動詞を修飾する品詞。

なるほど。チョット定義がシンプルすぎますが、わかりやすいですね。「動詞を修飾する」のです。


フランス語文法においては、少し注意が必要かもしれません。

Je cours ici tous les jours.
Je vis avec mes enfants depuis 10 ans.
Je vois un millepatte (=un mille-pattes) .

上記の3文において ici 「副詞」と呼ばれます。

ici や là は文構造の一部ではなく、主語や目的語、補語の役割を持っていません。
一言で言えないのですが、誤解を恐れずに言えば「副詞とは、なくても文構造に影響を与えない語 ≒ 文法的に成立する」と言えるでしょう。
(もちろんそう言い切れないことはわかっていますので、ツッコまないでくださいね)


Je cours tous les jours.
Je vis avec mes enfants depuis 10 ans.
Je vois un millepatte.


さあここで、GWへ向けたわたしたちの決意です。

Vous partez où, pendant la golden-week ? Tu pars chez tes parents, comme les autres années ? 
- Pendant la golden-week ? Non, je ne pars pas cette année. Je ne pars nulle part. Je RESTE chez moi.


上の対話を見てもわかるように、文法的な価値は
partir où / chez tes parents / (ne) nulle part は同じなのです。


ということは、そう visiter nulle part とは言えないのです。
visiter の後には「名詞」が来ますからね。


GW という語は「日本文化にいるフランス語話者」にしか理解をしてもらえません。ということは、実際には「役立たず」な語なのです。

GWはお家にいてフランス語でも勉強しませんか?
良い講座があるのですよ。みなさん!!!

結局宣伝かいっ!

今日覚えたい表現

être au courant de 名詞
〜を知っている、(新しい)事情に通じている



日々新しい事件や事故や、理解できないできごとが起こりますよね。本当についていくのが大変です...

気がついたら「そんな事あったの?知らないよお」って場合は、どんな表現がふさわしいでしょうか?

savoir でもいいのですが、「新しい」「移り変わっていくこと」事情に通じている時には、表題の表現です。


Il parait que SA femme a fait un petit voyage pendant que nous étions en confinement.
どうやら、自粛しているさなかに、あの方の奥方は旅行に行っていたらしいよ。

Ah, bon !? Je ne suis pas au courant, mais ça ne m'étonne pas d'elle.
ええ?しらなかった。でも、まああの人ならありえるね。


誰かが結婚する
新しい iPhone SE が発売される
新学期また遅れる


そんな新情報を知ってる?
Je (J'en) suis au courant.
Je ne (n'en) suis pas au courant.

これはすぐに使えそうですね。

ツイキャスで「ミニ文法講座」を開催します

https://twitcasting.tv/f:2283176401991450/shopcart/2177

ツイキャスで実験的に「有料ミニ文法講座」を行います。
テストなので激安です。

第一回目は「規則動詞の現在形の作り方&覚え方」です。
実は規則動詞と呼ばれているものの中にも、手強い奴らが存在します。また「なぜ現在形を覚えないといけないのか?」という謎も解き明かしていきたいと思います。

全国の皆さん!文字ではなく動くわたしが見られるのは、これで最後になるかもしれませんよ。

わたしがするより丁寧な「かんたんなツイキャスの見方」というサイトを見つけました。
https://note.com/sui_sei/n/n5d6fa3bf34f1

パソコンからも簡単に見られますし、スマホからはアプリで視聴が便利なようです。

有料の生配信ライブを見ていると思っていください。
お客サン(参加者)の顔は映りません、ご安心ください。

ぜひご参加ください。
le Ciel フランス語教室
主任講師:志水じゅん

今日覚えたい学習方法

形容詞のリエゾンやアンシェヌマンを操る反射神経を身につける


文字を操るのはとても大変ですが(正しいつづりで書くのは骨が折れますが、時間をかければいいのです)、それが得意だからといって自然に話せるとは限りません。

授業で教わることは限られているので、自宅での自主練が実は「必要」なのです。


以下の方法は、私が実践している一つの学習方法です。
話し言葉での「反射神経」を養う自主練です。
誰もが考えつくことだとは思うのですが、まあ備忘録だと思って付き合ってやってください。

例えばこんな方法はいかが?という提案です。


ポイント:各変化の間は「1秒以下」になるまで練習してください。

hôtel
hôpital
appartement
acteur...

母音で始まる男性名詞です。


まず「1つの」という不定冠詞(数詞)をつけて発音してください。
絶対に!文字を浮かべてはいけません。
音の訓練ですから。

次に、不定冠詞が付いた語の組み合わせの間に、「g で始まる大きな」という意味の形容詞を入れて発音してください。

続いて、最初にある "1" を意味する数字を「2つの」という数字に変えて、全体を発音してみてください。

リストアップしたすべての「母音で始まる男性名詞」で、順番にやってみます。これでワンセットです。

一旦コーヒーでも飲んだ後、「2つの」「1つの」「形容詞なし」と逆の順番でやってみます。


形容詞変えてみることで別の場面にも対応できます。
nouveau、beau、petit、vieux...

これらは次に母音で始まる名詞が来ると、次につながる音(リエゾンやアンシェヌマン)が次々に変わっていくのです。


女性名詞でも同じことを練習します。


たったこれだけです。
どこでもできますし、なんの道具も必要ありません。

こんな「地味な」自主練をしている人としていない人では、「えっと...」の数が違います。こうすることで、ほんの少し「自然な」フランス語に近づくのです。

全国デビューです!


全国デビューが決定しました!
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000009529102019.html

NHKのフランス語講座「テレビ 旅するフランス語」は10月号から新シリーズになります。
そのシリーズは友人の慶応大学専任講師の西川葉澄さんが監修を務めているのですが、縁があり「もっと通じる!フランス語発音入門」と題して、フランス語発音のコツを、盟友安藤博文と「発音ブラザーズ」と言うユニットで、10月から6ヶ月に渡り連載しています。

音に拘ってフランス語を教えてきたつもりです。
それをこんな形で皆さまにお返しすることができました。

お友達の片山幹生さんの素晴らしい「城」の記事もあります。
読み応え満点です。

9月18日から全国の書店でお求めいただけます。
いやあ、嬉しいです。