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曽我先生の6回シリーズ「読み解く楽しみ(2)」

80年代にテレビフランス語講座の講師としても活躍された、関西学院大学名誉教授の
曽我祐典先生による6回シリーズ「読み解く楽しみ(2)」の日程が決定いたしました。

話の流れの中で表現を読み解く文法講座です。

ぜひご参加ください。

フランス人が読みとることを読みとれるようになるよう、文法の知識を増やし、
語感を磨いていきましょう。

前半は「Le Petit Prince(星の王子さま)」と「L'Etranger(異邦人)」を、
後半は瑞々しい文体の現代常設「Jeune fille(少女)」取りあげます。

*初回授業で扱うページと日本語訳のプリントを配布します。

●読み解く楽しみ(2)

  日 時:曜日 10 30 ~ 12 
        10月21日・28日 / 11月11日・18日・25日 / 12月2日

  受講料:27,000 (90分 × 6回)
       *10月からの増税に伴い、10月1日以降のご入金は 27,500円になります。

  

2週間以内のご入金(振込又は持参)をもって登録完了となります。
(一旦お支払いいただいた授業料は返金できません。)

お申込み・お問合せはメールにて承ります。お気軽にお問合せください。
ご参加お待ちしております。

また、9月29日(日)の曽我先生の1日講座「フランス語の謎を解く(4)」も
まだお席がございます。
お気軽にお問合せください。

10月から始まる新クラス

 10月5日からスタートする秋学期。
下記のクラスが 新しく開講決定 です♡


18h30 フランスを旅するように レベル:★★ 担当:Pierre

 フランスの地方を旅をしているかのように、それぞれの地方の地理、
 名物料理や観光名所など、次の旅行に向けた知識を増やしましょう。
 プリントや信頼できるインターネットなどの情報だけでなく、
 映像を使うこともあるので、聴き取り力がアップするだけでなく、
 地方出身のネイティブとの話が弾みますよ。 
 10月9日より開講です。



13h フランス語入門 レベル:☆ 担当:Cécile

 全く初めての方も3ヶ月後には「話せる、楽しい」といっているはずです。
 初めての方はもちろん、昔ちょっとだけかじったという方も大歓迎です! 
 10月5日より開講です。


ぜひ一度ご見学ください。


秋の特別講座、全クラス開講決定!!

秋の特別講座、全クラス開講決定!!

 ・9月22日(日)10h30〜16h  「作文力を身に着けよう」

 ・9月23日(月)10h30〜12h  「ちょっと進んだ冠詞の使い方」

 ・9月23日(月)12h50〜14h20 「間違いから学ぶフランス語」

 ・9月23日(月)14h30〜16h  「ネイティブが使う話し言葉」

 ・9月29日(日)10h30〜16h  「曽我先生の1日講座 フランス語の謎を解く(4)」


授業料》 

      9/22の1日講座   ¥11,100
        9月19日(木)までのお支払いで ¥9,720

      9/23の90分講座 3,700
        9月20日(金)までのお支払いで   ¥3,240



   9/29の曽我先生の1日講座   ¥16,200

        9月21日(土)までのお支払いで   ¥14,580




ぜひお早めにお申込みください。

全国デビューです!


全国デビューが決定しました!
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000009529102019.html

NHKのフランス語講座「テレビ 旅するフランス語」は10月号から新シリーズになります。
そのシリーズは友人の慶応大学専任講師の西川葉澄さんが監修を務めているのですが、縁があり「もっと通じる!フランス語発音入門」と題して、フランス語発音のコツを、盟友安藤博文と「発音ブラザーズ」と言うユニットで、10月から6ヶ月に渡り連載しています。

音に拘ってフランス語を教えてきたつもりです。
それをこんな形で皆さまにお返しすることができました。

お友達の片山幹生さんの素晴らしい「城」の記事もあります。
読み応え満点です。

10月18日から全国の書店でお求めいただけます。
いやあ、嬉しいです。

曽我先生の秋の特別講座・フランス語の謎を解く(4)

毎回好評の曽我祐典先生による1日特別講座です。

 講師の曽我さんは、文学博士、関西学院大学名誉教授・元文学部教授、元パリ大学客員教授、
 NHK テレビフランス語講師で、現在も院生や若手研究者を指導しておられます。


学習が進むにつれて疑問に思うことも増えてきます。

  ・「彼は友人として話した」は Il a parlé comme un ami. ではないそうだ。
    では、どう言えばいいのだろう?
  ・「10 年間フランス語を教えた」は
EIle a enseigné le français pendant dix ans.
    様に複合過去形で表すそうだ。長く続いたのだから半過去形のはずでは?
  ・  Il
nous exaspère, tellement il est bavard. の前半は「彼は私たちをいらだたせる」
    ということだけれど,後半の
tellement の働きがはっきりしない。
  ・「間接話法」ってどういうものか,参考書を見てもよく分からない。


やさしい練習問題やいろいろな実例に即して、フランス語の謎をひとつひとつ
解いていきたいと思います。


参加される方は、抱いている疑問や、理解を深めたい文法事項などを
9月14日(土)まで にお送りください。  → 送り先:ciel@france-go.com


 《日 時》  929日 ()  10:30 ~ 16:00  (昼休みを挟み計 4.5 時間)

 《受講料》 16,200円(税込み) *お申込後1週間以内にお支払いください

          早割特典   921日()までのお申込み&ご入金なら
               14,580 円 (税込)になります!
 

          
         *期限内にご入金がなかった場合、キャンセルになることがあります。 

         *一旦お支払いいただいた授業料は返金できません。 

 《最低開講人数》6名以上で開講します。定員になり次第締切ります。

 《申込締切》 921日() *この時点で規定人数に達していなければ募集を継続します。



早めのお申込みがお得になっております。
皆さまのご参加をお待ちしております。

*7/30〜8/18までは夏期休暇となっておりますので、この間はメールのみの受付になります。
 ご了承ください。

秋の特別講座

秋の特別講座のお知らせです。
文法と発音のスペシャリスト・Jun の1回完結シリーズを是非ご体験ください!


〜 9月22日(日)〜  10h30〜16h (1.5 時間 ×3)


 ●「仏検にも役立つ作文力を身に着けよう」 (2級〜準1級レベル≒B1〜B2) 
開講決定!!

  自分では学習しづらい作文を一日かけて学びましょう。
  ちょっとした気遣いで通じやすくなり、仏検などの点数もアップしますよ。
  ポイントは「日本語を読み解く」です!


  《授業料》  ¥11,100
       * 9月19日(木)までのお支払いで、早割価格 ¥9,720になります! 



〜 9月23日(月)〜

 10h30「ちょっと進んだ冠詞の使い方」(A2〜B1)

  初級文法では教わらない冠詞の用法を学びます。 明らかに数えられるものに付く「部分冠詞」、
  グループ全体に言及する「不定冠詞」... 謎を解いて行きましょう。



 
12h50「間違いから学ぶフランス語」(A2〜B1)

  日本人だからこそ間違えてしまうフランス語文法項目があるのです。 典型的なミスから、
  誰も正解と信じて疑わない間違いまで確認することにより、 ミスの少ない確実で美しいフランス語を目指しましょう!



 
14h30「ネイティブが使う話し言葉を身につけよう」(A2〜B1) 開講決定!!

  誰と話すかにもよりますが、une voiture, un ordinateur, un livre, tu n’es pas... などという
  語や表現は使わないことが多いのです。教室では正しいフランス語しか教えないために、
  ネイティブ同士が話している会話が全く理解できないことがあります。
  メトロの中での会話が聞き取れるようになれるかも!?


  
《授業料》  1講座 (90分): ¥3,700

       * 9月20日(金)までのお支払いで、早割価格 ¥3,240になります!


お気軽にお問合せください。
皆さまのご参加をお待ちしております。


10月からの入門クラス

 秋学期から始まるフランス語入門クラスのお知らせです。

フランス語をやってみたい、昔ちょこっと第2外国語で勉強してた…etc

最初からしっかり学ぶいい機会です。

ご見学もできますので、ぜひ一度お試し下さい。



フランス語入門 曜日13時〜1430分 105日開講 担当:Cécile

  授業料:9/30までのご入金 34,000円(90分10回)
       *10/1以降は 34,630円 になりますのでご注意ください。

お気軽にお問合せください。







今日覚えたい文法

冠詞がいるか要らないか


「高校の校長先生」ってフランス語ではどういうのでしょう?


ここで考えてみたいのは「なにを主に伝えたいか」ということです。

この場合は「どこの高校」ということは問題になっていなくて、中学でも小学校でもなく「高校の」の校長であるということ。または、一介の教師 un simple professeur ではなくて校長であるということ、ですね。


ということは「高校」に全く具体性がないのです。
単に他と区別をする「タグ・ラベル」を貼ればいいのです。


le directeur de lycée
un simple professeur de lycée
となります。


一方、具体的な le lycée Henri IV の校長先生と言いたい場合は、
le directeur du lycée Henri IV となるのです。


下記の例も同じ考え方で説明がつきますね。

le début d'automne(秋の初め)
秋の初めには au début d'automne en début d'automne も使えるようです。

le début de l'automne de l'année dernière(去年の秋のはじめ)


さあ、新しいことを始めるのにふさわしい10月がやってきます!
フランス語でも、はじめてみませんか?

今日覚えたい文法

日本語とは違い、フランス語では「無茶な省略語」は作る傾向に無いようです。


日本語は省略大好きですよね。
マクドナルド → マクド(マック)
セブンイレブン →
セブイレ(関西だけかな?)
スターバックス → スタバ


フランス語は一部を取ることが多いようです。

un(e) après-midi → un(e) aprèm'
un café allongé →
un allongé
(お湯で薄めたコーヒー)
un café-noisette → une noisette(ミルクを少し入れたエスプレッソ)
une crêpe au fromage-œuf → une fromage-œuf


あっ、昔は prisunic と言うスーパーがあって、allez à (chez) Prisu って言っていましたね。

どっちも一緒か〜。


最新の「省略語」はこれじゃないでしょうか。
Payer sans contact.

知らない人は「ナンノコッチャ!」ですよね。


明日重大発表があります。
お楽しみに。

今日覚えたい発音

ネイティブができないことをわたしたちはしなくていい


随分前から、北部のフランスでは [œ̃] と言う発音は消えてしまっているのです。
日本の教科書や参考書は「保守的」なので、進んだ考え方を持っているものでも「区別をされないことがあります」と言う、中途半端な書き方がされているようです。


パリの人は「全く区別をしていません」
したがって、区別をする必要がありません。


あの「パリだから」と言っているわけではなくのです。
一部の(実際には「多くの」)ネイティブが区別をしていなくてもコミュニケーションに支障がないものを、私たち外国人が区別をする必要はないと思うのです。
その練習にエネルギーを割くのであれば、その間に単語を一つ覚えるほうが、時間を有効に使っていると言えます。


南部のフランス人は区別をしている人が多いですが、北部の人と全く問題なく意思疎通ができていますよ。

言語を捉える時に「正しい」は一言で言えない概念ですが、無駄なエネルギーを使うのをやめませんか?


フランスの水道水は飲めません。
brun の発音とbrinの発音は違います。
フランス人の男性は皆料理をする。


わたしは「都市伝説」だと思いますよ。

今日覚えたい表現

se passer de


頻出動詞 passer の熟語的表現です。


この手の表現は「どういう意味だっけ?」と考える時間を持つことは時間の無駄です。
考えてもわからないから「熟語」なのです。
しかもガッチリ訳語を付けてしまうと、使い方が1種類になってしまってもったいないです。


Je ne peux plus me passer de toi.
キミなしの人生なんて考えられない。


Tu as le smartphone ?
- Oui, et je ne peux plus m'en passer.

スマホなしではもうムリ!


Tu peux te passer des réseaux sociaux genre LINE ?
- Oui, je peux m'en passer parfaitement. Ça fait du bien d'être tranquille SANS
.
LINEとかSNSなしって平気?
- なんの問題もないよ。「ナシ」ってなかなかいいもんだよ。


今日は「教師のための音声学・音韻論講座」です。

Je vous assure qu'une fois appris, vous ne pourrez plus vous passer de l'alphabet phonétique.

さあ、出かけましょう!

今日覚えたいフランス語

前置詞 dans の新しい(と思われる)用法


フランスの多くの車には GPS(ナビ)が搭載されています。

そこで聞いた「完璧に理解はできるけど???」なフランス語です。


🔊
Dans 500 mètres, prenez le rond point, 3ème sortie.


前置詞 dans を「場所の前置詞」として使う場合は「〜の中」と解釈されます。
一方「時の前置詞」として使う場合は「dans + 数量表現=〜後に」と解釈されるのが一般的です。


Dans huit jours, je suis à Paris.
1週間後にはパリに居る。


huit jours は時間の表現として機能するのは当然なのですが、"500 mètres" はどう見ても「時間」ではなく「空間(距離)」の表現です。

長々と指示を出さずに端的に伝えるための工夫でしょうが、ここでは空間の表現 500 mètres を時間の前置詞と組み合わせることにより、「無理やり」時間の表現として感じさせているのでしょう。


Dans 500 mètres (de voyage), prenez..
. という表現の「状況でわかるでしょ」という省略でしょうね。


試しにいろんな辞書を引いてみましたが、対象となる用法は確認できませんでした。

"dans + 距離" が時間の表現として機能したり、本来は場所の表現である là が時間の副詞として使われたり、言葉は正解がないからこそ面白く、学習意欲を掻き立てられるのです。

今日覚えたい「忘れていいかもしれない表現」

以前は積極的に教えていたし使っていたけれど、最近はとんと聞かない(この表現自体を聞きませんね)し使わなくなったものをあげてみましょう。

記憶する優先順位はかなり下げてもいいと思います。


Je suis bien chez monsieur le Blanc, s’il vous plait ?
Qui est à l’appareil ? (≒C’est de la part de qui ?)
Je voudrais parler à Michel, s’il vous plait.
このあたりの表現は携帯電話の普及によって、教えることもなくなりました。


フランスで日々最も多く使われれている表現はこれでしょうね。
T’es où ?
今どこ?


スマホとネット環境をを持っている人が増えたため、下記の表現も長い間耳にしていません。

Vous avez l’heure, s’il vous plait ?
時間はおわかりになりますか?


Je cherche le Louvre, pouvez-vous me montrer le chemin, s’il vous plait ?
ルーブルへ行く道を教えてください。

道を尋ねなくなりましたよね。google 先生大活躍です。
Quand on est perdu, on n’à qu’à googler  googliser).


Je voudrais un aller-retour Paris-le Mans, s’il vous plait.
- En fumeur ou non-fumeur ?

駅でチケットを買うときは券売機のほうが早いし、そもそも place (en) fumeur なんてもう存在しませんからね。


Je cherche une boutique, où je peux acheter une carte SIM prépayée pour surfer sur internet.
ネットをするためのSIMカードが買えるところを探しています。

今はこれですね。

今日覚えたい「学習方法」

"parce que" を使わないで話してみましょう。


parce que「理由」を伝えるのに適した接続詞で、日常のコミュニケーションは無くてはならないものですよね。
はい、そう思います。

でも、ちょっと頼りすぎてないですか?

今月くらいは「ナシで」過ごしてみましょう。
いつもあると思うから有り難みが感じられませんが、ないと(もしくは、なくなる)わかると急に大切に思える「モノ」「人」「接続詞」ってありますよね?


Je vais à Paris parce que je voudrais faire du shopping.
→ Je vais à Paris pour faire du shopping.

パリに行くのは「理由」ではなく「目的」があるはずです。


Je suis content parce que je peux diner ce soir avec toi en tête-à-tête.
→ Je suis content de pouvoir diner ce soir avec toi en tête-à-tête.

「être 感情の形容詞 de + 動詞の原形」のほうがスッキリとした印象です。


Le pays basque est connu parce qu'il y a beaucoup de spécialités culinaires.
→ Le pays basque est connu pour ses (nombreuses) spécialités culinaires.

"be famous for" を知っているなら "être connu pour" でしょう!


Alors, maintenant, vous pouvez vous en passer ?

今日覚えたい表現

Qu'est-ce que j'ai fait de ... ?
... はどうしただろう?


あれっ、鍵はどこにやったかな?
あれっ、書類ってどこにしまったっけ?
あれっ、パスポートってどこに入れたかな?

年々こんなことをつぶやきながら探しものをする時間が増えました。
「忘却力」が増していく、そんなお年頃です。

そんな時に大活躍(別にしてくれなくてもいいのだけれど)するのが表題の表現です。


Qu'est-ce que j'ai fait de la clé ?
(鍵が複数あれば)
Qu'est-ce que j'ai fait des clés ?

Qu'est-ce que j'ai fait du dossier ?

Qu'est-ce que j'ai fait du passeport ?


一旦名詞を(声にだそうが出すまいが)思い浮かべている場合は、その部分は中性代名詞は en で置き換えられます。

Alors, les clés... Elles sont où ? Qu'est-ce j'en ai fait ?
Est-ce que je les ai misES dans le sac ? NON.
Je me demande si je les ai bien arrochéES à l'entrée comme il faut... NON.
Ah, ça me revient. Je les ai laisséES dans la serrure. Qe je suis bête.


鍵なあ。どこに行ったんだろう。どうしたかな。
かばんにしまったっけ?違うなあ。
いつものように玄関にちゃんと掛けたんだろうか。ないなあ。
ああ、思い出した!鍵穴に挿しっぱなしだ。俺ってバカ!


過去分詞の一致
もお忘れなく。

今日覚えたい??

「メールアドレス」を口頭で伝えられますか?


ネイティブにメールアドレス(une adresse-mail)を聞かれて、その瞬間に書くものがない場合ってどうしましょう?
相手に書いてもらっても正しく読めないことがあるし、聞き取るよりも伝えるほうが楽なことってありますよね。


さあご自分のメールアドレスを言ってみてください。

pauldupont@gmail.com

誰もが綴れる固有名詞をアドレスにしているときは、比較的簡単です。


ここでの注意点は
1. paul と dupont の間には「なにもないよ」と伝えるために tout attaché とか sans espace と言ってあげるといいでしょうね。
2. @arobase です。
3. gmail はフランスでも知られているので、「g(ジェ)メール」といえば問題なく伝わります。
4. [.] 「pワン」とフランス語風にいいましょう。
5. com「コム」で大丈夫です。


ciellove-2osaka_japon@...

色々ややこしそうです。

1. ciel までは問題なさそうですが、他の語の綴をいうときのように "deux L"と言ってしまうと、 "deuxl" なのか "2l "なのかはたまた "ll" なのか、誤解を生んでしまう可能性があります。
この場合は丁寧に "c-i-e-l-(un autre)l-o..." と言ったほうがいいでしょう。
2. [-] tiret と呼ばれます。
3. 2 "deux" と言っても問題ありませんが、丁寧に "2 en chiffre(数字の2)" と言ってみるとさらにわかりやすいでしょうね。
4. [_] bar (du) bas(下の線)と呼ばれます。


書いたものを確認するときにも、同じ表現を使って丁寧に伝えてみましょう。文化が違うので、文字の書き方も違って言うことがよくあるのです。

ネイテイブが書く数字の"1""4""7"は読みにくいし、アルファベットに至っては山が上にあるのか下にあるのかわからないので、m?w?n?u?... なんてことはしょっちゅうです。

今日覚えたい文法

では、主語が「モノ」の場合はどうなるのでしょう?
(なんとなく昨日の続き)

それ(男性名詞)が主語の位置に置かれる場合は、いつも il なのか?


L'ordinateur que tu as acheté l'autre jour, il marche bien ?

この間買ったパソコンって、ちゃんと使えてる(動いてる)?


この場合は「言葉で限定された男性名詞単数形が主語」として使われているので、基本的に il が使われるようです。


La tarte que tu as achetée, elle était bonne ?

この場合は「言葉で限定され女性名詞単数形が主語」として使われているので、基本的に elle が使われるようです。


目の前に本が一冊置いてあったとして、
Ce livre, il est à toi ?
Ce livre, c'est à toi ?

どちらをよく耳にするか?


断然後者(C'est à toi ?)なのです。
なぜでしょうか?


わたしはこう考えます。
経験に基づく、まったくの「個人的な見解」です。
ご意見はありがたく頂戴し、大きな間違いがあったら訂正修正はいたします。紙面で議論はいたしません。ご理解ください。


主語代名詞 Il / Elle は話者がコミュニケーションの中で 「その名詞を(単独で)話題にしよう」と思った時に、積極的に使われる気がするのです。
そのモノの「色」「見かけ」「色」「スタイル」... ちゃんと話題に取り込んで、この話題を続けよう、という空気が感じられます。


一方、c'est を続ける場合は少し事情が違います。
il / elle よりも語の持つ「調子」が強く、双子の ça というのもあるために、特に話し言葉に置いては他のものとの比較に使われることが多いように思われます。


Ce livre, c'est à toi ?
- Non, ce n'est pas à moi, mais ça, c'est le mien.

Ça, c'est à ta copine ?
- Non, ça n'est pas à ma copine.

このあたりに詳しい論文があれば読んでみたいですが、大きくは間違っていないと感じています。

今日覚えたい文法

あの人(=彼)が主語の位置に置かれる場合は、いつも lui なのか?


Tu connais Alain ?
Oui, IL est sympa.


一度でてきた男性名詞(Alain)が主語の位置に置かれる場合は、原則的に il が使われますね。

ではこの後に「でも彼女は... ですよね」と続けたい時はどうでしょう?

もちろん「文法的には」il を使うことに全く問題はないですよ。

Tu connais Alain ?
Oui, IL est sympa. Mais sa campagne est antipathique et elle fait toujours la tête.

アランは感じがいいけど、連れ合い(彼女)は感じが悪くって、いつもしかめっ面だよね。


こんな「対比・対立」の構造の発言では、il の代わりに代名詞強制形の LUI が使われることが増えます。
(主語代名詞だけが主語になれるわけではない、という事実を確認してください。「初級文法や」「教科書文法」はあくまで「基本・参考」です。)


わたしはこう考えます。

Il estだと il の部分の音が弱いためにsymaの方に注意が行ってしまうのですが、LUIという形を使えば主語にも音のポイントが有るために、「他の主語があるのではないか?」と匂わすことができるのではないでしょうか。

結果的にこういうフランス語がより自然に感じられるようです。

Tu connais Alain ?
Oui, LUI est sympa. Mais sa campagne est antipathique et elle fait toujours la tête.



後半部分が発言されない場合は、Oui, LUI est sympa. だけだと不自然な文だと感じらてしまうと思います。

では、主語が「モノ」の場合はどうなるのでしょう?
続きは明日です。

A suivre...

今日覚えたい文法

またまた「条件法」


昨日も質問されたので、改めて書いてみます。

「条件法って使うんですか?」「いつ使ったらいいのですか」

答えは「頻繁に使います」「朝から晩まで使えますよ」


1. 友達と買い物に行って、「どっちがいい?」と聞く時
2. 変な柄のブラウスを買おうとしている妹に「わたしだったらそれは選ばない」と言う時
3. 大阪に来てお土産に「面白い恋人」というビミョーなお菓子を買おうとしている友に、「蓬莱の豚まんを買うほうがいいよ」と提案をする時


全部のシーンが「わたしからの提案=わたしはお金を払わない」というパラレルワールドの世界の話なのです。
「あなたはこうだけど、わたしならこう」と言うシーンですね。


毎日出会う可能性がある場面ですが、こんな場合は積極的に「条件法現在形」を使ってみてください。

Tu choisirais laquelle ?
Je ne choisirais pas celui-là.
Tu devrais acheter des butaman(s) de Horaï.
(des brioches de viande de porc à la vapeur かな)


何度も書いていますが、文法項目にやさしいも難しいもありません。教科書や教師が様々な都合で決めているだけです。
教科書や参考書に記載されているものは「全部必要で、ネイティブなら全て使いますよ」。

外国人向けにコントールされたフランス語と「ナマのフランス語」の違いです。
ゆっくり確実に全部身につけていきましょう。

外国語を「マスター」なんて絶対できないですが、少しでも上を目指して日々フランス語と関わることが大切でしょう。

(日本人である)わたしも毎日勉強です。
みなさんと同じ立場です!

今日覚えたい表現

Qui se ressemble s'assemble.
「類は友を呼ぶ」


フランス語にも同じ場面で使える表現があると、嬉しいですよね。

「覚えて使うだけ」です!

こういったことわざなどは絶対に訳してはいけなくて、「まるごと覚える!」ということが大事なのです。


私の周りには音に興味がある人が集まってくるし、音楽好きも少なからずいるし、言葉に一家言持っている人が少なくありません。

少しだけ解説をしましょう。


文頭の Qui 「Les gens qui や Ceux qui」と言った意味の古い用法です。
「〜する人たち」とでも訳しましょうか。

se ressembler 「似ている」という意味の代名動詞です。
s'assembler 「集まる」という意味の代名動詞です。


ちなみに、疑問代名詞(かな?)の qui はいつも3人称単数扱いですね。

Qui vient ce soir ?
Qui est là ?

というわけで、se ressemble / s'assemble という直説法現在形の活用になっています。


明日から使ってみてくださいね。
「使えるかな?」と疑わないで、使ってみるのです。
使わないと錆びていきますよ。

今日覚えたい発音

On (n')a pluS de travail.

(n' は音声にすると、あってもなくても全く同じになってしまいます)


plus "s"の部分って「発音するのかしないのか」って悩みますよね。
(正直に告白すると、わたしも悩むことがあります)

タイトルの文はどう発音するのでしょうか。


まず伝えたい「意味」を考えてください。
(ne) - plus「以前とは違い今はもう仕事がない」
plus de
「より多くの仕事がある」


結論を書けば、ne - plus の場合は "s" は発音されません
[õ.na.ply.dtʁa.vaj]
ややっこしいと感じた方は「s は発音しない」という事実をまずわかってください。


わたしも完璧に理解をしているわけではないのですが、(ここは3子音連続になるのに、de の母音は発音しないはずなのです。誰か助けて〜)
そこで何が起こるかと言うと「同化」が起こります。

[d] の子音が [tʁa] の [t] に影響されて [t] の音に変わってしまい、結果的に [t] の音が「長く、もしくは詰まったように」発音されます。

「pリュッ.tra.vail」って感じでしょうか。


一方、plus de(よりたくさんの)の方は "s" を発音しなければいけません
[plys.də] となります。「プリュス-ドゥ」というイメージでこの箇所は2音節です。


ここでも「同化」が起こります。
de はちゃんと発音されるので、今度は [d] が [s] に影響を与えてしまいます。濁った音 [d](≒有声音)が澄んだ音 [s] (≒無声音)を [z] に変えてしまうのです。
結果的に [plyz.də] となります。「プリュズ-ドゥ」という感じかなあ。


ne - plus de の方は de 発音されていないように聞こえplus de のほうは濁って聞こえると覚えておいてください。

今日はそんな「発音講座」の打ち合わせです。

今日覚えたい文法

A も B も


パリも地方も好きです。
(首都 Paris に対しての「地方」は、一般的には la province と呼びます)

J'aime Paris et la province.


大正解です!
ただ「普通」ですね。
他に言い方はないでしょうか。
探してみましょう。


ニュアンスは若干変わりますが「ほんの少しの違い」なので、気にする必要はありません。大切なことは「両方好きだ」と伝わることです。


J'aime Paris et AUSSI la province.
aussi を入れるだけで、少し色気のある文になりました。


J'aime non seulement Paris mais aussi la province.
パリは当然好きだけど、地方もいいですね。
断然フランス語が巧みに聞こえます。


J'aime Paris ainsi que la province.
パリ同様に地方も好きですよ。
ちょっとフランス語ができる人みたいです。


ainsi que
を主語の位置で使う場合は少し注意が必要です。

David ainsi que son père SONT professeurS des écoles.
David はお父さんと同様に小学校の先生です。
(instituteur という呼称は昔のものです)

David, ainsi que son père, EST professeur des écoles.
(訳は上の文と同じになってしまいます)

ご注意あれ!


「こんな表現を使ってフランス語がペラペラだと思われない?」
ご安心ください!
前後のたどたどしさや発音で一瞬でバレますから。

表現を覚えてどんどん機会があるごとに使って、「ペラペラ」を目指す姿勢ことが重要なのです。
遠慮はいりません!

でも、なかなか使う機会がなかったり勉強する場所がない方へ。
もうすぐ仏検やDELFですもんね。
朗報です。

9月22日&23日に特別講座が開かれますよ。
ぜひご参加ください。

結局宣伝です。

今日覚えたい発音

似ているけど違う、違うけどそっくり。
区別しなくても通じるけれど、区別して発音できればかっこいい。


Beaune(ブルゴーニュ地方の都市):[bon]
Bonn(ドイツの都市):[bɔn]
bonne(形容詞bonの女性形):
[bɔn]


paume(手のひら):[pom]
pomme(りんご):
[pɔm]


cône(アイスクリームのコーン):[ko(:)n]
conne(「アホ」の女性形):
[kɔn]


[o] より [ɔ] のほうが大きめに口を開きます。


pâtes(パスタ):[pɑ(:)t]
patte(動物の足):
[pat]


(そこ):[la]
las(疲れている):
[lɑ]


[a]
よりも [ɑ] のほうが喉の奥の方で発音されます。


区別ができたほうが「より美しいフランス語」に近づきますが、できなくても何の問題はありませんょ。

こっち側の人間は別です。

マニアックな話にお付き合いいただきありがとうございました。

今日覚えたい文法

改めて ne - pas vs ne - rien

suite et fin.

次の(   )に pas rien を入れて文法的に正しい文にしてください。また時間があれば「なぜそれを選択したか」を考えてみてください。

1. Je ne connais ( ) Paris.
2. Je ne connais ( ) à Paris.
3. On n'a ( ) acheté. On n'y est entré pour tuer le temps.
4. On n'a ( ) acheté de livre à la Fnac.
5. Je n'ai ( ) mangé depuis ce matin. Je meurs de faim.


昨日の記事は次のような文で終わっていました。

「pas を加えないでも(ne も同様に指で隠してみてください)フランス語として成立する文に pas を加えることができるということです」


ではいったんすべての文から ne (- pas ) を取り除いてみましょう。

1. Je connais Paris.
2. Je connais à Paris.
3. On a acheté.
4. On a acheté de(← un) livre à la Fnac.
5. J'ai mangé depuis ce matin.


「文法的」
に成立するかどうかを確認してみましょう。
(肯定文になってしまったので、前後のつながりはおかしくなっていますよ)

① 何の問題もありませんね。

2. (特殊な会話文での省略は別にすると)動詞 connaitre は直後に名詞(=直接目的語)が必要なのです。
connaitre quoi ? と質問されてしまいます。

3. On a acheté.
2. と同じです。acheté quoi ? と質問されてしまいます。
日本語でも「買ったよ」と突然言われれば「何を?」を尋ねたくなりますね。

④ 元は否定文だったので直接目的語の冠詞はun から de に変わっていますが、名詞があるので構造的(S + V + O)には問題ありません。

⑤ 動詞 manger は自動詞でも他動詞でも(目的語がなくてもあっても)構造的には問題ありません。
On va manger ? 食べに(≒食事に)行かない?
On va manger des galettes ? ガレット食べに行かない?
フランス語でも日本語でも成立します。


という訳で、
1. 4. 5. には pas を加えることができます。

1. Je ne connais pas Paris.
4. On n'a pas acheté de livre à la Fnac.
5. Je n'ai pas mangé depuis ce matin. Je meurs de faim.


先程解説したように、connaitre acheter の後には名詞(=直接目的語)を置かなければ「非文」なのです。
そのためには名詞であって否定の意味を併せ持っている語が必要となるのです。 
そう、その時に用いられる語が rien です。
(一般的には「何も〜ない」と訳されています)


2. Tu connais quelque chose à Paris ?
- Non, je ne connais rien (à Paris).

3. Vous avez acheté quelque chose ?
- Non, on n'a rien acheté. On y est entré pour tuer le temps..

5. Tu as mangé ?
- Non, je n'ai rien mangé depuis ce matin.


rien(代)名詞なので、主語に使うこともできます。

Rien n'a changé ici depuis le siècle dernier.
前世紀から何もここは変わっていない。
Rien n'est parfait.
完璧なものなどなにもない。


言い方を変えると、rien 名詞として文構造の一部でないと使えないのです。


「pas の意味が強いのが rien」というのは間違った「都市伝説」で、pas の意味の強いのは pas du tout です。

はあ、やっと終わりました!
お付き合いありがとうございました。

今日覚えたい文法

改めて ne - pas vs ne - rien


次の(   )に pas か rien を入れて文法的に正しい文にしてください。また時間があれば「なぜそれを選択したか」を考えてみてください。

1. Je ne connais ( ) Paris.
2. Je ne connais ( ) à Paris.
3. On n'a ( ) acheté. On y est entré pour tuer le temps.
4. On n'a ( ) acheté de livre à la Fnac.
5. Je n'ai ( ) mangé depuis ce matin. Je meurs de faim.


昨日の記事をこんな言葉で締めくくっていました。

「文の中で果たしている役割」を今一度考えてみてください。
種明かしは明日です。


では「種明かし」という名の「解説」です。

( ne - ) pas rien は文の中で果たしている役割が全く違うのです。
いつものように、確認のために情報の宝箱の辞書を引いていましょう。


pas「副詞」で、rien 「代名詞」と書いてあります。


「副詞」とは、文構造に本質的な変化を与えない語のことだと思ってください。

Je travaille souvent là seul.
動詞 travailler は直前に主語(誰が働いているのか?)という情報を置けば、構造的にはそれ以上のものは必要ありません。(こういう動詞を「自動詞」と呼びます)

Je travaille.

そこに「頻度」「場所」「様態?」の情報(=意味)を加えているのです。ただしここでは「意味」という情報を提供しているだけで、動詞の使い方に変化はないのです。


一方、
Il est resté.
Il est resté zen.

は「形容詞 zen」を加えると、構文が変わってしまっています。構文が変わるということは「動詞の解釈が変わる」ということなのです。
Il est resté は主語と動詞しかないので ”S + V”という構文で「彼はそのまま残った」という意味ですがIl est resté zen. " S + V + C"という構文に変わり「彼は(変わらず)そのまま慌てず静かにしていた」という意味なのです。


ということは、pas を加えないでも(ne も同様に指で隠してみてください)フランス語として成立する文に pas を加えることができるということです。

気がついたら、こんな長文になっていました。
もう一日待てますか?
待ってください!

A suivre...

今日覚えたい文法

改めて ne - pas vs ne - rien


違いをうまく説明できますか?
まあ読者の皆さんはプロではないので説明できなくても特に問題はないのですが、正しく使えていますか?


次の(   )に pasrien を入れて文法的に正しい文にしてください。また時間があれば「なぜそれを選択したか」を考えてみてください。


1. Je ne connais ( ) Paris.
2. Je ne connais ( ) à Paris.

3. On n'a ( ) acheté. On n'y est entré pour tuer le temps.
4. On n'a ( ) acheté de livre à la Fnac.

5. Je n'ai ( ) mangé depuis ce matin. Je meurs de faim.


なんとなく「pas の意味の強いのが rien である」と思っている方がいらっしゃるようですが、全く違う役割を持っているのです。
位置にもよりますが、単語によって「文の中の役割」が決まっている場合が多いのです。pas と rien は同じ「否定語」ということを除けば、同じ会社内の「秘書課」と「営業部」くらい違う仕事をしています。(下手な例えだなあ)。
environ vers くらい違います。


プロでも間違えている人がいるようなので、一般には「難しい」ことだと考えられがちですが、この使い分けは「シンプル」です。

「文の中で果たしている役割」を今一度考えてみてください。
種明かしは明日です。

今日覚えたい語の使い方

"voilà"


「旅行中に一番使う語や表現は何ですか?」と問われれば、

"voilà" と答えるかもしれません。

いろいろ説明の仕方があるとは思いますが、わたしが感じるのは「注目してほしい!」ということを伝える表現である、ということです。


例えば、わたしに注目が集まっていない時に Voilà と言って話し始めます。


Voilà (la carte bleue).

手元は今見ていないかもしれませんが、今ココにお支払いをするのに使う予定のカードを出しましたよ。


Me voilà !
気づいてる?見て見て、わたしが来たよ!


Voilà le bus qui arrive !
あっ、(あっちの方に目を移して!)バスが来たよ。


本来は Vois + (ここ・そこ) なので、この表現の後に「場所」を加える事はできません。
もう「どこかに注目をしている・させる」ので場所は付け加える必要がないのです。


一方 c'est は既に「話題となっている人や物」に注目が集まっていて、その「種明かし」をする表現です。


急に教室に入ってきた人に気づいた先生が、
Voilà le directeur de l'école.


急に教室に入ってきた人にみんなが気づいて、「誰だろう?」ってガヤガヤし始めた後に先生が、
C'est le directeur de l'école.

Voilà ! C'est clair ?

今日覚えたい文法

「スロヴァキアの首都はどこにありますか?」

→ スロバキアの西にあります。
→ ウィーンの東にあります。

フランス語に訳してみましょう。


「スロヴァキアの首都はどこですか?」
Quelle est la capitale de la Slovaquie ?
昨日の解説通り「どの都市か」という意味なので、「色々あるけれどどれ」を表す quel(le) になるのでしたね。


さてここからが今日のポイントです。

「スロヴァキアの首都はどこにありますか?」
上の疑問文とは違い、「位置」を尋ねているように読めますね。
ということは?


そう、ここでやっと「位置」と問う の登場です。

Où est la capitale de la Slovaquie ?


スロバキアの西にあります。
ウィーンの東にあります。
この2文は
どこが違うのでしょう?
何か違う気がしますよね?


→ スロバキアの西にあります。
は、(首都は)スロバキアの「中」の西の方にあるのですね。
ナントはフランスの西にあります、と同じように「中のどこか」を伝える文です。

この場合は、「面に対して中」を表す dans を使うのが一般的です。

La capitale est dans l'ouest de la Slovaquie.


一方、
ウィーンの東にあります。
ウィーンと(スロバキアの)首都は、都市と都市との位置関係を表しているのです。点と点との関係ということです。
この場合は点を表す場所の前置詞 à を選択します。

La capitale (de la Slovaquie) est à l'est de Viennes.


ただ明らかに「中」を表しているのに à と使った表現も時々目にします。
「絶対的」な使い分けではないようですが、少なくともわたしはこんな風に使い分けていますし、それが元でトラブルになったことは一度もありません。

今日覚えたい文法

「スロヴァキアの首都はどこでしょう?」


フランス語に訳してみましょう。

首都=la capitale
スロバキア=la Slovaquie
どこ=où

先生、できました!

Où est la capitale de la Slovaquie ?



確認のために、このフランス語を日本語に訳し直してみましょう。

「スロヴァキアの首都はどこにありますか?」
スロバキアの西にあります。
ウィーンの東にあります。

と答えたくなります。


Où est la mairie ?
- Allez tout droit et prenez-la deuxième rue à gauche...


「スロヴァキアの首都はどこ」の「どこ」は「位置=どこにあるか」を尋ねているわけではありませんよね。

「どれ=どの都市ですか?」と尋ねているわけです。
こんな時に使うべき疑問(形容)詞は où ではなく、

quel(le) です!!!


したがって、
Quelle est la capitale de la Slovaquie ?

が正解です。
(LA capitale に合わせて女性形 quelle にしてくださいね)



ここで明日の宿題です。

「スロヴァキアの首都はどこにありますか?」
スロバキアの西にあります。
ウィーンの東にあります。

を訳してみてください。

今日覚えたい文法

jusque


jusque
ってあまり見たことも聞いたこともありませんよね。

jusqu'à だったら知っているよ!」
という声が聞こえてきそうです。


では「今日まで」ってフランス語でどう言えばいいのでしょう?

jusqu'à aujourd'hui ?
jusqu'aujourd'hui ?

辞書を見てみましょう。

まず「副詞」と書いてあります。
「副詞」という分類をされているということは、その単語だけで文の中に持ち込むことができるということです。

ということは、なんだか "à" が邪魔な気がしますね。
à aujourd'hui とは言わないですものね。


例の google.fr で調べてみましょう。
(この調べ方が絶対的な方法ではありませんが、一つの目安として活用しています)

jusqu'à aujourd'hui:Environ 7 .550. 000 résultats
jusqu'aujourd'hui:Environ 628. 000 résultats

jusqu'à aujourd'hui の圧倒的な勝ちですね。
勝ち負けの問題ではないですが、慣用では jusqu'à aujourd'hui の方に部があるようです。


もともとは古いフランス語で «hui», «hoi» 「今いる日(le jour où l'on est)」を表していて、だんだん«au jour d'ui» «aujourdui»aujourd'hui と変わっていったようです。


ということは、
jusqu'à aujourd'hui を分解すると、
qusque + à + à + le + jour + de + hui ということなのですね。

ただ現実は、このなが〜い表現が日常使われていることに間違いありません。


↓↓↓
このサイトによれば、jusqu'aujourd'hui は「文学的」だということです。


ついでに、
demain(こちらも「副詞」として主に使われます) との組み合わせも調べてみましょう。

jusqu'à demain:Environ 1. 870. 000 résultats
jusque demain:Environ 49. 100 résultats

jusqu'à demain のほうが主に使われていて、jusque demain は「間違い」と判断されることが多いようです。


奥が深い!!!
面白いですねえ。

今日覚えたい表現

J'ai mal au cœur, et j'ai envie de rendre.


google 翻訳にお願いして翻訳してもらいました。
「心が痛くて、作りたい」

excite 翻訳にお願いして翻訳してもらいました。
「私の心は痛い、と私はそれを返したい」

オンライン 翻訳にお願いして翻訳してもらいました。
「私は悪い心を持っている、と私は作りたいです。」


細かく確認していきましょう。

avoir mal au cœur:
 mal:痛み
 cœur:心、心臓
(熟語)
avoir mal au cœur:気分が悪い


avoir envie de + 動詞の原形
 〜 したい

この訳を読むと「自分の積極的な欲求で〜したい」と読めますね。しかし、必ずしもそういう理解で解釈できない場合もあるのです。

この場合は「内なる欲求から〜したい」という理解が正しいのです。


rendre:

 1.(借りたものを)返す、(元の場所に)戻す
 
2. (食べたものを)吐く、もどす


最終的な理解は、
「気分が悪くて、もどしそう(吐きそう)です」

まだ私たち「日本語ができるフランス語教師」の出番は、今しばらくありそうですね。

今日覚えたい小ネタ

綴りと発音


oiseau [wa.zo] と言う単語は [o], [i], [s], [e], [a], [u], [x] 文字と同じ発音を一箇所もしていない
しかも、a,i,u,e,o 母音字すべてが綴に含まれている


・上から読んでも、下から読んでも... (「山本山」と思った方はお年がバレますよ)最長の単語はressasserである。


triomphe はどんな他の語とも韻は踏めない。belge, quatorze... 他にもあるが、これが最長

今日は読んでもらえるかなあ。

今日覚えたい語の使い分け

[pwal] どういう意味でしょう?


こんな質問をするのですから、いくつも意味があるのです。

なんと4つ!

考えてみましょう。
言語のコミュニケーションは「音」から始まるのですから、綴を考えないと意味がわからない方は、この機会に「音から」意味を考えて見る癖をつけてみてください。

さて、思いつきましたか?


1. un poêle
まず正しく発音できていましたか?
(あえてカタカナで書きますが)「ポエル」ではないですよ。
https://i2.wp.com/…/wp-c…/uploads/2017/08/pwc3a8l_label.png…

「ストーブ」という意味です。
poêle という語を男性名詞で使うと「ストーブ」と理解されるのですね。


2. une poêle
「フライパン」という意味です。
poêle という語を女性名詞で使うと「プライパン」と理解されるのですね。

フランスレストランで「白身魚のポワレ」とあったら「ああ、フライパンを使ったのね。」と思えばいい訳です。

独り言です。
フランス料理会の皆さん!カタカナを使って客を惑わすのを止めていただけるとありがたいです。メニューの2/3くらいがカタカナで、あまりなにを食べさせられるかわからないことが多いのです。もう少し説明をしていただけると、安心して注文できる気がするのですが...


3. un poêle
「棺にかける布」という意味です。
ストーブと布では使う場面が違うので、間違うはずはありませんからご安心ください。


4. un poil
「(髪の毛以外の)人間や動物の体毛」という意味です。

音だけで判断を迫られても、「ストーブ」布」「体毛」「フライパン」)の意味は区別ができると思いますが、絶対大丈夫とも言い切れないので注意が必要ですね。

今日覚えたい表現の使い分け

à haute voix vs à voix haute
「大きな声で」


どこが違うのでしょう?
いろいろな文献を調べてみても、なかなか詳しい解説をしているものが見当たりません。
という訳で、わたしの経験から感じている「違い」を書いてみたいと思います。

わたしはこう考えます。


lire à haute voix - la lecture à haute voix
日本語にあえて訳すと「音読」でしょうね。
テキストを理解しながら声に出して読む。
ポイントは「耳に届くようにしっかりした声を出して読む」ということで、la lecture à haute voix の反対の意味を持つ表現は la lecture silencieuse(黙読)だと考えます。


授業中に先生が、
Pouvez-vous lire le texte à haute voix, s'il vous plait ?
などと言っているのは、このためです。


最近ブームの「読み聞かせ」などは、わたしなら "la lecture à haute voix" と訳します。


lire à voix haute で問題になっているのは「どの程度の声のボリュームで読むか」ということではないでしょうか。
「声を張って、遠くまで届くように」ということが伝えたいことなのです。舞台俳優さんなどが学ばなければいけない技法の一つだと感じます。
反対の表現は à voix basse でしょう。


最後に発音のポイントです。
à haute voix の te-v の部分は子音[t]の同化が起こり[d]と発音されています。
médecinやtout de suiteの[d]が[t]に発音されるのと同じ(逆というべきか)現象です。

今日覚えたい語彙&発音

右利き
左利き
両手利き


右利き:droitier, droitière
左利き:gaucher, gauchère


ここまでは問題ないのです。
・男性形語尾 -(i)er は女性形になると -(i)ère に変わる

さて、両手利きはどんな語で表すのでしょう?


ambidextre
/ ɑ̃-bi-dεkstr / 形 名 両手ききの(人)


あまり聞き慣れない語かもしれません。
そうかも知れません。
世の中の大半が「右利き」なので、左利きの多くの人が生きているだけで自然に&自動的になってしまう「両手利き」と言う語を、目にしたり耳にしたりすることは少ないはずです。

「左利きは大変なんだよ!!!!」
大声で言ってスッキリしました。


Je suis ambidextre.

どうです、この最後の ambidextre [ɑ̃-bi-dεkstr] の「4子音連続」の素敵なこと!


実際にはどのような音の動きになるのでしょう?

[kstr]は4子音連続ですが、少なくとも最後の有声子音 [r] は無声子音 [χ] に変わるはずです。
(Emmanuel Macron が出しているけど我々の耳には届かない音ですね)

次に考えられるのはその4子音連続を「楽に」発音するかということでしょうね。


ここからは検証をしたわけではなく、経験による想像です。

1. 最後の [r] または [χ] を発音しない。
2, もしくは途中のどれかの子音を発音しない
おそらく [k] が発音されない可能性が高いです。
3. 4子音を真ん中で割って、最後に新たな母音 [ø ≒ ə]を加えて音節数を増やす。


おそらく発話者ネイティブが「楽な発音」を自然に選択するはずです。

わたしは3. ですね。
わたしより音韻論に詳しい方の助け舟をお待ちしています。

今日覚えたい文法

独立して使われる大過去


Je te l'avais (bien) dit.
もう、言っておいたでしょ。
ほら、言わんこっちゃない!


文法の時間には「複合過去形や半過去形よりも更に前を表すのに大過去形が使われる」と習いますよね。

それはそれで間違ってはいないのです。
ただ必ずしも発言の中に「過去」が存在していなくても問題ありません。


大過去形の発言の前に複合過去形や半過去形が存在するとは限らず「過去の伝えたい1時点が感じられれていればいい」と言った感じでしょうか。


・そそっかしい友人に再三「ワインをこぼさないでよ!」と忠告をしておいたにもかかわらず、グラスを倒してしまった場合。

・今日は天気予報が雨と言っているにもかかわらず、忠告を無視してでかけた兄が濡れ鼠になって帰ってきた場合。

・忘れっぽい父に「バゲット買ってきてね」と言っておいたけれど、やはり手ぶらで帰ってきた場合。


「もう、言っておいたでしょ。」
「ほら、言わんこっちゃない!」

= Je te l'avais (bien) dit.


こんな場合は
・ワインをこぼした
・雨に降られた
・手ぶらで帰った来た

こんなシーンでは、話し手と聞き手の間の共通の「近い過去に起こったこと」として認識されるために、何の前触れもなく「大過去形」が使われるというわけです。


実は、日本語でも一言も発することなく
「もう、言っておいたでしょ。」
「ほら、言わんこっちゃない!」

こんな発言は日常しているはずです。


大過去は「日常会話」に頻繁に登場するのです。
「日常会話」と「トラブルのない旅行会話」とは別物だと言うことです。

フランス滞在を終えていつも感じることは「日常会話の難しさ」です。精進しなきゃ!

今日覚えたい文法

最上級(もしくはそれに準ずる表現)の後はどうなる?


詳しい文法書には次のような記述があります。
(文法書を書き写した訳ではなく、イメージの記述です)

最上級(もしくはそれに準ずる表現)の直後に置かれる関係代名詞節では「接続法」が使われる。

C'est le meilleur chanteur que je connaisse.


果たしで実際の運用の場では、ネイティブはどんな形を選択しているのでしょうか。

まず最初に浮かぶのはこんな表現です。


朝起きてまずすることは...
La première chose que je fais le matin, c'est de INF...
La première chose que je fasse le matin, c'est de INF...

経験上、「わたしは」que je fasse の方は聞いたことがありません。

いまgoogle で調べてみても(もちろんこれが全てではありませが)

La première chose que je fais:約 353,000 件
La première chose que je fasse:約 44,300
La première chose que je ferai:約 85,800 件
La première chose que j'ai faite:約 60,100 件
La première chose que j'aie faite:約 1,010 件

接続法があまり登場しません!


違う表現で確認をしてみましょう。

le meilleur restaurant que je connais:約 866 件
le meilleur restaurant que je connaisse:約 1,560 件

こちらは「接続法」の使用のほうが多いですね。


「接続法」「直説法」の使い分けと使用頻度はまだまだ謎が多いのです。

après que の後にどちらを使うか?
C'est / Il est probable que の後にどちらを使うか?
espérer que(特に espérons que や en espérant que )の後にどちらを使うか?


謎は深まるばかりです。
そこが面白くて楽しくて、やめられないのですがね。

今日覚えたい文法

"Le conditionnel" est de retour.


昔々あるところに〜がおりました。
昔々あるところに〜がありました。

おなじみの昔話の始まり方ですね。

フランスでは、
Il était une fois ...
≒ Il y avait autrefois ...

でお話が始まります。


パリの地下鉄の駅で「おもしろい広告」を見つけました。
(写真参照)

Il était une fois une canette qui aurait pu être recyclée.
むかしむかしあるところに、カンが1コありました。(ざんねんながら)リサイクルされなかったのです。


こんな感じですね。

ここで使われている動詞 recycler の法、時制、態は「条件法複合形(過去形)受動態」ですね。

終わってしまったことに対して「こうされるべきだったのに」「こうできたのに」と、パラレルワールドの世界で語るのです。


続きはこうです。

Changeons la fin de cette histoire. Trions nos emballages.
(みんなで)このおハナシのさいごをかえましょう。

「みんなで」と命令形の "nous" の形を使っているところもポイントですね。
そう「みんなで」なのです。


実はもう1個べつの「隠しネタ」がここには潜んでいるのです。

ヒントは une canette です!
辞書を引いてみてくださいね。
辞書には「答え」が載っていますよ。


今日覚えたい…

DEUX MOI


9月11日に大好きなフランス人映画監督 Cédric Klapisch の最新作が封切られます。
https://www.youtube.com/watch?v=CaJGJD56aQU

フランス語の映画のタイトルには「必ず」jeu de mots があると思っていいのです。


l'Auverge Espagnole

Les poupées russes
Les Saveurs du Palais


この映画はどうなのでしょうね。
deux moi(わたしが二人)
deux mois(2ヶ月)
de moi(わたしが由来)


残念ながら Duris は出演していないようだけど、できるだけ早くみたいですね。

今日覚えたい文法

理解できれば名詞は省略される


agneau(仔羊、男性名詞)肉の塊を焼いている時に聞かれたのです。

Tu préfères (manger) du bien cuit, ou du pas trop cuit ?
(一字一句正確ではないかもしれませんが、このような発言でした)← manger が入っていたかは自信がありません。


いわゆる辞書で扱われている「名詞」がどこにも存在しません。
でもいいのです。

コンテクストがあるから何の問題もなくわかりますよね。
Tu préfères manger de l'agneau bien cuit, ou (de l'agneau) pas trop cuit ?

目の前にある明らかに話題になっている男性名詞の agneau を受けての「省略」ですね。


日本語の「よく焼けたの」「コーヒーは?ー熱々がいい」
少し似ているかもしれません。


galette / crêpe を注文するときには「必ず」女性名詞として扱い、
D'abord, une jambon, s'il vous plait. En dessert, je prends une miel, s'il vous plait.


café に入れば、
un crème, un allongé...

ネスプレッソの機械を目の前にしても同じです。

ただし今から飲む場面で金銭が発生しない場合は、多くの場合には部分冠詞が登場します。

Tu veux quoi ? Du long ou du court ?

café long / café court とは何でしょう?
今日も放置プレーです。

今日覚えたい発音

3子音連続はやはり言いにくい!


最近フランスでもよく飲まれている食前酒に スプリッツ spritz があります。
https://reipanta.com/cultura/spritz/


ただ発音しにくいのです。
こんなに文字数が多いのに母音はたった一個ですからね。
spritz [sprit͡s]


フランスに来て流行りの食前酒を注文しようとして通じなかったとすれば、そればズバリ

「声が小さいのです!!」
(こう来ると思わなかったでしょ?😁


しかしながら、もう一度大きな声で言ってみたにもかかわらず通じない場合は、やはり最初の[spr]の部分のsかpの後(もしくは両方)に「ウ」が入っている可能性大ですね。

ではどうすればいいのでしょう?

簡単です。
ひとつ子音を捨てればいいのです。
(外国語学習で「完璧主義は」障害となることの方が多いです。私たち教師は別です)


スピッツかプリッツで通じると思うのです。
(やったことはありません…)
両方とも馴染みのある単語なので、気恥ずかしさも少ないはずです。


Strasbourg

Stromaé
smartphone

みなさんも「3子音連続」している語を探してみませんか?

見つけてもなんの役にも立ちませんが「言語と触れる、言語で遊ぶ」という無駄に見える行動も必ずいつか役に立つ時間です。
少なくともわたしはそう考えて、日々フランス語と接しています。

今日覚えたい表現

「絶対だよ」


自信を持って発言する時に「絶対だから!」という表現を加えることはよくありますよね。

有名な表現に "Je t'assure !" というのがありますが、今日はもっと絵になる(?)表現で伝えてみましょう。


Je donne ma main à couper.
怖いですよね。

「手を差し出すから(間違いだったら)切ってもいいよ」ということなのでしょうかね。


直説法現在形で使うことも多いようです。
本来ならば、「そんな事があるのなら、〜してもいいですよ」の仮定を表したいときには「条件法単純形=現在形」を使うはずですよね。

自身があるから「事実」として「絶対ない」というイメージで伝えるのでしょう。


Je mettrais ma main au feu.
(手を火に掛けてもいい)
という似たような表現もあり、こちらは google の統計によると条件法で使うことが多いようです。


donner ma main à couper

mettre ma main au feu

どちらにしてもすごい自信です!

今日覚えたい文法

(昨日に続いて)大活躍の単語 de


前置詞なのか、冠詞なのか、はたまた違う名称で呼ばれるべきものなのか...

とにかく大活躍なのが de ですね。
aller を使わずに話すことはできるけれど、de を使わずに話せと言われたら無理ですものね。試したことはないけど...


テーブルにワイン(白とロゼ)が2種類並んでいた時に、こんな会話が目の前でありました。

Tu prends un peu de vin blanc ? 
- Non, je prends DE l'autre.

何でしょう、この de は?


ズバリ部分を表す de ですね。

Je prends l'autre. と言っても何の問題はないのですが、de を付けることで、目の前に置かれているロゼワインを限定的に「このロゼワイン」と強く指示するのではなく、「このロゼのワインを一部だけ(全部ではない)」飲みたい、のです。


チーズワゴンやデザートワゴンでも同じ表現が使われます。
Je prends de tout, s'il vous plait.
全種類だけど、全部ではない。


(去年も書きましたが)パリの水飲み場にこんなポスターがあるのです。

Paris, je boirai toujours de ton eau.
パリよ、ずっとここの(きみの)水を飲み続けるからね。


ちなみに写真の場所には eau plate も eau gazeuse もあるのです。

なんでも屋 "de" のお話でした。
なんでも屋かあ、ある意味仲間ですね。

今日覚えたい文法

あまり知られていない動詞 vouloir の用法


毎日目を通している "20minutes" のこんな記事がありました。
https://www.20minutes.fr
(記事の内容に興味はありません)


«Neymar, casse-toi»... Les ultras ne veulent plus du Brésilien au PSG.

ネイマール、失せろ!過激なファンはブラジル人選手(ネイマール)をもう必要としていない!


普段の表現では vouloir の後には名詞をダイレクトに置いて使いますね。

Voulez-vous du café ?
- Non merci. Je ne veux pas de café.

Tu veux cemagazine ? Si non, je le jette.
- Non, ne ne le veux pas.


Les ultras ne veulent plus du Brésilien su PSG.
この表現では ne - plus de le Brésilien と決まったサッカー選手を話題にしているので定冠詞が使われていますが、その前に謎の de がありますね。何でしょう?


実は vouloir de という熟語的な表現があるのです。
さあ、辞書を開いてみてくださいね。

多くの場合否定形で使われるようですが、「〜を必要とする(しない、という文脈で否定)」「〜に興味がある(ない、という文脈で否定)」という意味で用いられます。


ここでは、「もう要らないよ、興味はないよ、どこかに行っていいよ。」というニュアンスなのです。

直接目的語の場合は「〜が欲しい、望む」という意味なので、若干のニュアンスの違いがあるのですね。

基本動詞、恐るべしです。

今日覚えたい文法

出発点を表す前置詞 de


出発点を表す前置詞の de な後の定冠詞は不思議な動きをするのです。


男性名詞の国名の前に付くと du となります。
Je viens de + le Japon.
 → Je viens du Japon.
日本出身です。


女性名詞(+母音で始まる男性名詞)の国名の前に付く場合は、「なぜだか」直後に置かれるはずの定冠詞が「省略」されるのがルールとなっています。

× Je reviens de la France.
Je reviens de France.
フランスから帰ってきたばかりです。


なぜでしょう?
歴史的な理由があるのかもしれませんが、わたしなりに考えてみました。

わたしはこう考えます。


ズバリ「音」ですね。
何度も書いているように、人間は面倒くさがり屋なのです。
男性名詞は縮約が可能なので du [dy] と1音節なのに、女性名詞とともに起点を表す前置詞 de が使われると「de la =2音節」になってしまいます。
これでは時間がもったいないし、短くて済むならそれに越したことはありません。
できるだけ「音節の数を減らそう=楽をしよう」とネイティブが考えた結果、「省略するのが正しい」というルールが生まれたのではないでしょうか。


実際のコミュニケーションの場面では、起点を表す de のあとに定冠詞が付いたまま使われているのも何度も耳にしていますし、そこにツッコミが入ったのも見たことがありません。

まあ本質には関わらない「小さなルール」ですからね。
こんなことよりも「直説法現在形の活用を覚えるほうが100倍大切である」というのがわたしの立場です。

大切なのは動詞でしょう!

今日覚えたい文法

形容詞 "grand"


この形容詞は基本形容詞にも関わらず、むしろ基本形容詞「だから」と言うべきですが、興味深い使い方や混乱が生まれることがあります。

近所の人が狩りをして入手をしたイノシシ(sanglier)を調理をして食べたのです。
いやあとても美味しくてみんなが舌鼓を打っている時に、だれかが


C'est un grand sanglier !
と発言したのです。

流れから多くの人が「美味しい、高級な味がする」という意味だと解釈したのですが、一瞬その場を離れていた人がそのセリフを聞いて次のような発言をしたのです。

Non, Pas si grand. Il était comme ça, plutôt petit.


おわかりですよね。
「味がレベルが高い」と理解をしないで、「サイズのレベルが高い=サイズが大きい」と理解をしてしまったのです。

その流れで、この形容詞を単独で使った表現で「おいしい」「高級である」と解釈ができる場面に初めて出くわしました!


C'est grand !

一般的には「大きい」という意味になるはずなのですが、いやあ「ナマのフランス語」は勉強になります。

今日覚えたい表現

un peu de couleur

色に関する表現をいくつか覚えましょう。


rouge comme une tomate:真っ赤である

Oh, là là ! J'ai trop bu. Je suis rouge comme une tomate.
飲みすぎて顔が真っ赤だよ。
(comme une écrevisse, un coq, un coquelicot, une pivoine もありますね)


passer une nuit blanche:徹夜をする、一睡もしない

Il y a eu du bruit toute la nuit dans la rue. Je n'ai pas fermé l'œil de la nuit et j'ai passé une nuit blanche.
外がうるさくて、全く眠れなかった。


avoir la main verte:庭いじり(ガーデニング)が得意である

Renaud s'occupe bien de son jardin et son jardin potager. Il a vraiment la main verte.
庭の手入れが行き届いていて、センスがあるなあ。


donner le feu vert à qqn:許可をする、OKをする

Mon médecin m'a donné le feu vert. Je peux boire dès ce soir autant qu'avant.

今日から前と同じように飲んでもいいって「お墨付き」です・


緑色でもこんな「優しくない」表現も存在します。

être vert de rage:烈火の如く怒る

Le patron est vert de rage, parce que sa secrétaire a fait de grosses bêtises intolérables.
秘書がやったミスが許せなくて、怒りまくり!


他にも色々ありますが、一つ一つ覚えていって会話に「色を」添えましょうね。

今日覚えたい学習法

曲がりなりにも今「フランス語を教えること」で生計を立てています。

ネイティブでもなく、博士号を持っているわけでもなく、どこかの大学に所属しているわけでもなく...

こんなわたしが気をつけていることは「バランス」です。
「インプット」と「アウトプット」のバランス
「真面目」と「不真面目」のバランス
「書き言葉」と「話し言葉」のバランス
「読む」「聞く」「話す」「書く」のバランス


まず「インプット」と「アウトプット」のバランスは定期的にフランスに来ることで実行しています。
日本でのインプットは本、ラジオ、新聞... と向こうからこっちへの一方的なものになりがちです。
フランスに来ることで、ネイティブと言葉を交わし相互コミュニケーションをすることで「生きた言葉」が身につきます。
日本でのアウトプットも仕事の一環でしかないので、時間や内容に限りがあります。
フランスに来てできるだけ多くの人と話すことによって、インプットしておいたものの内容を修正しながらアウトプットしながら「身につけて」いくのです。


学習法においても、人とのコミュニケーションにおいても、何においても、「真面目」と「不真面目」のバランスは大切であると思っています。
勉強する時間と遊ぶ時間をちゃんと取る、授業でも真面目なことを言った後はちょっと「小ネタ」で空気を和らげる、歴史や経済の知識だけではなくゲームやテレビと言った柔らかい話題も仕入れておく...
難しいですけどね。


読書をしてい
ると「書き言葉に重点が置かれてしまいます。当たり前ですね「書かれたもの」を読んでいるのですから。そこに出てくる会話もやはり「書かれた=作られた会話」なのです。そこに登場している「会話文」も所詮「作られた」ものなのです。

本当の話し言葉は「ネイティブが話している場面」にしかないのです。そこに身を置くことによって「ナマの話し言葉」を吸収できるのです。


生業としているのでそんな事は言ってはいられないのですが、「読む」「聞く」「話す」「書く」の中でどうしても苦手なものが存在してしまいます。
生の場面での「話す」「聞く」は得意だけれど、ラジオのニュースを聞くのは多少苦手だし、思ったことをダラダラ書くのはそれなりにできるけど、理路整然と真面目な表現を使い正式な文章を書くにはほぼできない...

自分が苦手なことを理解しそこを強化しないといけないのですが、中々手を付けない(苦手だから進まない)のでうまくならないのですよね。

何度も書いていることですが、「読む」「聞く」「話す」「書く」の学習方法でそれぞれが穴を埋めることは期待しないほうがいいでしょうね。

書いていて話せるようになることもないし、話していて書けるようになることもないし、読んでいて聞けるようになることもないし、聞いていて読めるようになることもありません。
多少の補完関係にはあるかもしれませんが、期待はしないほうがいいでしょう。

「話したい」「聞きたい」なら音声中心の学習を心がけ、「読みたい」「書きたい」なら文字中心の学習を心がけるのがいいでしょう。



全部「得意だ」と言える日が来るのだろうか...
遠いけど、皆さん頑張りましょう!
わたしも「学習者」ですから、皆さんの気持ちはわかります。

今日覚えたい表現

「人の好みは千差万別」


さっきワタシも教えてもらったのです。

Les (des) couleurs et les (des) gouts, ça ne se discute pas.
Les couleurs et les gouts ne se discutent pas.
Les couleurs et les gouts, on ne discute pas.

Le Petit Robert には次のことわざが書いてあります。

Des couleurs et des gouts, on ne dispute point.

les が des だったり、動詞が違ったり、微妙に言い回しが変わったりと多くのバリエーションがあるようですが、言いたいことは一つですよね。


ワインの話をして友人同士の議論が白熱していたのですが、この表現がすべてを言い表しています。

人の好みは好き好きなので、正解はない、決めることはできない。
好みは千差万別、多種多様、ってことですよね。

全くそのとおりだと思います。


英語だとこれかな。
30年ぶりに思い出しました。

There is no accounting for tastes.
蓼(たで)食う虫も好き好き。


フランスに居ると知らないことだけで恐ろしくなるけど、そこが楽しいのです。

今日覚えたい表現

「眼が悪い」


「朝起きて一番最初にすること」は...
メガネを探すことです。

Sans les lunettes, je ne vois rien.
眼鏡がないと何も見えない、のです。

こんな時にはこう言うとイメージが湧きますね。


Je suis myope comme une taupe.
モグラのように「近眼である」


この機会に「眼がいい・悪い」時に使う表現をまとめてみましょう。

眼がいい:J'ai une bonne vue.
めちゃくちゃ眼がいい:J'ai une vue perçante
眼が悪い:J'ai une mauvaise vue.
近眼である:Je suis myope.
遠視である:Je suis hypermétrope
(残念ながら)歳を重ねると:
Je suis presbyte.
目医者に行く:Je vais chez l'ophtalmologiste.
 長いので →
Je vais chez l'ophtalmo.

「医者に行く」を普通は Je vais chez le médecin. と習いますが、それは「内科医」なので、風邪を引いたり食べすぎたときなのです。
骨を折った時や、耳や喉の調子が悪い時、肌が赤くなってかゆみを感じる時は... 調べてみましょう。

今日は「放置プレイ」です!