FC2ブログ

開校記念&Facebookフォロワー400人突破キャンペーン

一昨年の登場以来、大好評の プライベートレッスン駆け足プラン

開校13周年&Facebookフォロワー400人超えを記念して、大幅ディスカウントでご提供 いたします!



♥ 駆け足プランとは?

 ✔ 初回授業から90日以内に全レッスン消化が条件です。

 ✔ レギュラーレッスンを開講していない週・長期休暇中はカウントしません。
 ✔ 10時間パック or 12時間パックからお選びいただけます。




♥ キャンペーン価格 その1
 
 
 2019228日(木)まで のお支払いで、全パック5,000OFF


 

通常価格

割引価格

日本人講師

10時間 45,000

40,000

12時間 54,000

49,000

ネイティブ講師

10時間 50,000

45,000

12時間 60,000

55,000



♥ キャンペーン価格 その2

   
20181215日(土)まで のお支払いで、日本人講師は更に大幅割引


 

通常価格

割引価格

日本人講師

10時間 45,000

38,000

12時間 54,000

45,600


ただし、お支払い日から2週間以内に、1回目のレッスンを開始してください。
  (現在プライベートレッスンを受講中の方は、最終レッスンから2週間以内でOK

✔ ネイティブ講師でお申込みの場合は、日本人講師との組合せが可能です。


ぜひお得なこの機会をご利用ください。

  
お問合せ・お申込み 
   le Ciel フランス語教室 ciel@france-go.com


今日覚えたい文法

所有代名詞を使ってみよう。


私のスマホはあなたのスマホよりもパワーがない。

Mon smartphone est moins puissant que ton smartphone.


2度も「スマートフォン」って言うのって面倒くさいですよね。
フランス語は省略しないから長いし…

日本語であれば「あなたの」で一度出てきた名詞とその所有者を同時に伝えることができますね。フランス語ではどのような方法があるのでしょうか。


そんな時には「所有代名詞」です。

男性名詞単数形の「あなたのもの」ton 名詞 → le tien
男性名詞複数形の「あなたのもの」tes 名詞 → les tiens 
女性名詞単数形の「あなたのもの」ta 名詞 → la tienne
女性名詞複数形の「あなたのもの」tes 名詞 →
les tiennes


注意することが2点あります。
1. フランス語では名詞を文法的に「人とモノ」で区別をすることはありません。il がJean を指したり le Japon を指したり、時には l’air のような実態のないものも言い表せることを思い出してください。le tien が あなたのお父さん、あなたの庭、あなたのカバン… なんでもいいのです。
2. この一連の表現は「名詞」です。したがって、主語にも、属詞にもなりますし、目的語として使うことも前置詞の後に置くこともできるのです。私の知識では、英語の世界では mine は形容詞として機能していたように思えるのです。with mine は言えないんじゃないかなあ。フランス語では avec le mien は全く問題ありません。


Mon smartphone est moins puissant que le tien.
ラクですね。


もちろん場面の中でなんの話題をしているかわかっていれば、音として名詞が使われていなくても突然口に出していいのです。

目の前に高級車が停まっていて、横にいる友人が鍵を取り出して乗り込もうとしたら

C’est la tienne ?

残りの人称の「所有代名詞」は辞書や参考書で確認してみてくださいね。

「使わない文法項目はありません。どれもが同じレベルで使われているので必要なのです。いらない項目は消えてしまっているはずです」

今日増えたフランス語の知識

fletiste

F.L.E.(外国語としてのフランス語)の専門家。教師、専門課程の学生も指す。


知りませんでした。
おそらく使ってみても、F.LE.という単語もフランスでは誰もが知っているわけではないので、更に通じないでしょうね。

FLE も fletiste もargot ですね。
(argot の意味は辞書を引いてみてください)

場面を考えて使わなきゃ!

今日覚えたい文法

主語代名詞 "on" の使い方


何かと便利な主語代名詞 on ですが、使い方をまとめてみましょう。nous の代わりだけで使っているのはもったいないですよ。

まず結論を書きます。
「on はカメレオンです」


1. nous の代わり
これには前提が必要です。
場面の中で、nous の代わりに on を使うということを示しておく必要があるのです。突然 On est... と言ってもどの on の用法なのか、on は何を指しているのかがわからないのです。
例えば、Nous, on est と言うだけで OK ですし、そこにいいるメンバー全員が関わっているんだよというジェスチャーをするだけでもいいですし、目配せでもいいのです。


2. 「誰か」
特に主語を立てる必要はないけれど、フランス語の構造上、主語を建てざるを得ない時に on を用います。特に「誰が」ということを話題にしているわけではなく、感覚的には「受動態」にしたいのです。

Tu as entendu ? On a frappé à la porte.
聞こえた?ドアがノックされたよ。
Michel, on te demande à l'accueil.
ミッシェル、受付で面会だって。


3. 「人々は」
いろいろな理解ができる用法です。
本当に世間の人なのか、限定された「人々」なのかは場面で決まります。

On dit qu'il va démissionner.
彼が退社をするって「みんな」言っています。
=彼が退社をするらしいです。
On m'a appelé du matin au soir.
朝から晩まで電話が鳴りっぱなしだったよ。


4. これは用法 3. に入れてもいいのかもしれません。
場所を限定することにより、「そこに所属をする人たち」を指すことができるのです。

En France, on parle français.
En Belgique, on parle néerlandais, français et allemand.

Ici on parle français. = French spoken.
カフェなどの入口に書いてある「フランス語話せます」という用法です。


5. その他
tu になったり vous になったり、時には je になったりもします。

(嫌なことがあって「ワーッ」と叫んだ後に冷静さを取り戻し)
Ça va ça va. On se calme...
自分に向かって「落ち着け」と言っているわけです。


どの用法であっても、動詞の活用は「3人称単数」なので、楽ちんですよね。

カメレオン on、恐るべしです。

今日覚えたい文法?

年末から年始にかけて、こんな質問をされる機会が増えるかもしれません。

Qu’est-ce que vous voulez / tu veux faire cette année ?
Qu’est-ce que vous voulez / tu veux faire l’année prochaine ?


フランスに行ってフランス語を勉強したいなあ。
Je voudrais aller en France pour étudier le français.
Je voudrais aller en France pour apprendre le français.


ご存知の通り、前置詞 pour は目的を伝えるためのものですね。

フランスに行きたいです、その目的は「フランス語を勉強すること」です、か?

その先がありますよね。
勉強をした結果、今よりもうまく話せるようになりたい、フランス人の友人が欲しい、旅行をしたときにフランス語で困らない程度にはうまくなりたい、など…

また、動詞 étudier や apprendre だと漠然としすぎていますね。具体的な行動や行為があまり感じられません。


せめて、
Je voudrais aller en France pour suivre un stage de français.
Je voudrais aller en France pour suivre des cours intensifs de français.

「集中授業を受ける」と言った方が、具体的で行動がイメージしやすいですよね。


目的を伝えるときには「具体的」にイメージできるように工夫をしてみましょう。

Je voudrais aller en France pour améliorer mon français.
Je voudrais aller en France pour ( apprendre à ) mieux parler français.

「今よりも上手くなりたい」と言う具体的な考えが伝わってきます。


もっと具体的に伝える工夫をしてみましょう。


Je voudrais aller en France pour arriver à bien discuter en français.
フランス語で上手く議論ができるように


Je voudrais aller et suivre des cours intensifs en France pour me faire des amis avec des Francophones.
フランス語圏の友達ができるように


Je voudrais aller et suivre un stage de français en France pour mieux me débrouiller en français lors de mes prochains voyages.
次回以降の旅行でフランス語でことが足りるように

(この表現が使えれば、十分だと言う考えはありますが…)


少し話して相手の理解に委ねるのではなく、少しでもいいから(学習者は多くの言葉が使えないのですから)具体的に話すことにより、聞いている人は行動のイメージがしやすくなり、それが次の質問や話題へ移りやすくするのです。

発言に厚みが出ましたね。
やってみましょう!

今日覚えたい表現

bouche à oreille


もうすぐクリスマスなので町中で「ブッシュドノエル」の宣伝を見るようになったので、こんなことを考えました。


口コミで
、ってなんて言うんだっけ?
そうそう、par le bouche à oreille だった、思い出した。
えーーー〜、LE bouche ?


実はそうなのです。この表現に限っては bouche の前に付く冠詞は男性名詞の le なのです。
調べてみても理由は明らかにならなかったのですが、確実に言えることは、「口コミ」でと言いたいときには par le bouche à oreille という表現を用いればいいんです。


そもそも「耳」を意味する oreille にも冠詞がついていないことを考えても、通常の文法ルールから考えてはいけないのです。辞書によっては bouche-a-oreille という項目を立て名詞として扱っているものもあります。
おそらくネイティブの頭の中では「口」や「耳」を意識することなく、一単語のように感じられた結果、「新語は特に理由がない限り女性名詞にならない」と言う暗黙のルールで「男性名詞」として扱われるようになったのでしょうね。


Le restaurant s’est fait connaitre par le bouche à oreille.
この食堂は口コミで有名になった。

La meilleure pub pour faire connaître notre école , c’est le bouche à oreille.
私たちの学校を知ってもらう最高の宣伝方法は「口コミ」です。


皆さん、このFacebook のことは遠慮せずにどんどん周りの人に伝えてくださいね。
シェアーも大歓迎です!

結局 le bouche à oreille に勝るものはありません。
話す人は血が通った言葉で伝えますからね。

結局宣伝でした。

今日覚えたい文法

 Modiano の" Dans le café de la jeunesse perdue" の冒頭部分でこんな文に出くわしました。

みなさんはどう理解をされますか?


Elle ne venait pas à une heure régulière.

「彼女はいつもの1時に来ていなかった」


半過去の部分をどのような用法と捉えても、このままでは正確に理解するのは難しそうです。

正しく解釈ができない時には、思いがけないところを思い込んでいて取り違えていることがあります。


ここでの思い込みは une heure です。

"à une heure" って「一時に」でしょ?

そうなのですがここは "à une heure régulière" ですね。
ここでの une の解釈は変える必要があるのです。

「"une" は数詞と不定冠詞の両方として機能します」

はい、当たり前のことを書いていますよ。
でも "à une heure" と見たら思考停止に陥ってしまいがちなのです。馴染みの表現ですからね。

まだ読者は知らないけれど、とある1日のどこかの「決まったある時間に彼女は来ていたわけではなかった」

ここでは数詞ではなく「不定冠詞」ですね。

不定冠詞とは、いろいろ可能性があるけれど、話者と聞き手が了解していない、適当な、とある「ナニカ」なのです。


Elle ne venait pas à une heure précise.

これだと、数詞とも不定冠詞とも、両方の解釈が可能ですよ。

1. 1時ちょうどに来ていたわけではなかった。
2. 彼女は(読者は知らない)いつも決まった時刻に来ていたわけではなかった。

いやあ、楽しいですね。

今日覚えたい文法

前置詞 de の後に冠詞がいるかいらないか?


難しい問題です。
不勉強なので、うまく説明ができる場合とできない場合があります。


わかりやすい例を見てみましょう。

昨日の記事の最後に書いた

Bonne fin d'année !
année の前には冠詞が必要ありません


午後の終わりは (la) fin de matinée
一日の終りは (la) fin de journée
午後の終わりは (la) fin d'après-midi
夜の終わり(寝る時間帯のこと)は (la) fin de soirée
週の終わりは (la) fin de semaine
月の終わりは (la) fin de mois
一年の終わりは
(la) fin d'année

具体的にどの午後、どの月、どの年ということには一切言及していませんよね。
(あえて言えば)意識をしている対の表現は (le) DÉUT de journée でしょうか。


一方、定冠詞や指示形容詞は指示力が強いので具体的に示す場合に用いられます。

(la) fin DE L'année 2018
(la) fin DE DU mois de décembre
(la) fin DE CET après-midi.


les vêtements pour femmes(婦人服)
にも一般的に冠詞が必要ないのは、具体的な女性を表しているわけではないから、と考えることもできます。
(あえて言えば)意識をしている対の表現は vêtements pour homme, vêtements pour enfants でしょうね。


上記の「時の表現」を使う場合の前置詞も見ておきましょう。

(la) fin d'année は具体的にどの年末かということを指していないので、冒頭の la もあまり必要性を感じません。
従って、基本的に前置詞を必要としない前置詞の en が選択される場合が多いのです。

en fin d'année
en fin de journée
en fin de semaine
(今では weekend と言いますが)...
ということです。


一方、具体的な年や午後の終わりを指している場合は、表現の頭に定冠詞が必要です。
定冠詞を伴った時の表現に関しては、最も基本的な時の前置詞 à で受けますよね。

à la fin DE L'année 2018
à la fin DU mois de décembre
à la fin DE CET après-midi

ご参考までに。

今日覚えたい文法

インタビューをする。
faire une interview


写真を撮る。
prendre une photo


質問をする。
poser une question



昨日書いたように、名詞には名詞のよさがあるのです。
一番大きいのは

「日本語の発想に近い」ということでしょうか。

ただムダに長くなるし、いつもの「冠詞問題」はいつもそこにあるのです。


そんな時には「動詞」を使ってみましょう。

interviewer
photographier
interroger


わたしはLuchini にインタビューをしたい。
昨日金閣寺(le Pavillon d’or)の写真を撮りました。
家族のことを質問された。(on を主語で書いてみましょう)


これなる「フランス語化」が宿題でしたね。
では、答え合わせです。

念の為に申しておきますが、私が考える「翻訳」だけが全てではありません。一つの考え方をしてしているだけですよ。


わたしはLuchini にインタビューをしたい。(interviewer)

interviewer を辞書で引いてみると「〜にインタビューをする=interviewer 人」という使い方をするのですね。
「〜に」からの連想で "à 人" をつけると間違いというわけです。

✕ Je voudrais interviewer à F. Luchini.
○ Je voudrais interviewer F. Luchini.


昨日金閣寺(le Pavillon d’or)の写真を撮りました。(photographier)

photographier を辞書で引いてみると「〜の写真を撮る=photographier 名詞(人・モノ)」という使い方をするのですね。
「〜の」からの連想で "de" をつけると間違いというわけです。

✕ J'ai photographié du Pavillon d’or.
○ J'ai photographié le Pavillon d’or.


interroger
家族のことを質問された。(on を主語で書いてみましょう)(interroger)

interroger を辞書で引いてみると「〜に質問をする=interroger 人」という使い方をするのですね。
「〜に」からの連想で "à 人" をつけると間違いというわけです。
interroger 人 sur ことがら

○ On m'a interrogé sur ma/la famille.


代名詞だと気づきませんが、「母は家族のことを質問された」をフランス語にしようとすると "à 人" がつけるかどうか、という壁にぶつかります。
いりません!必要ありません!

✕ On a interrogé à ma mère sur ma/la famille.
○ On a interrogé ma mère sur ma/la famille.


間違えやすい動詞に remercier があります。

「〜に感謝をする」ですからね。

〜に感謝をする=remercier 人
"à" は必要ありません。

Je remercie infiniment tous ceux qui lisent mes articles.


Bon dimanche et bonne fin d'année.

今日覚えたい文法

インタビューをする。
faire une interview


写真を撮る。
prendre une photo


質問をする。
poser une question


真下にフランス語を書いてあるので「そうそう、わかる」となりますが、自分で考えるとひょっとしたら少し悩んだかもしれません。


インタビュー、ってフランス語で言うのかな?
男性名詞?女性名詞?
そもそも冠詞は定冠詞、不定冠詞、単数、複数
する、は faire でいいのかな。


もちろん、名詞を使った表現にはその良さがあるのです。


形容詞がつけられる
名詞に「数」の概念を簡単に持ち込める
日本語の思考に近い


ただ上記のような疑問を持ってしまいますよね。
特に、冠詞問題。


そんな時には悩みが少ない「動詞」を使って表現してはいかがでしょう。

interviewer
photographier
interroger


わたしはLuchini にインタビューをしたい。
昨日金閣寺(le Pavillon d’or)の写真を撮りました。
家族のことを質問された。(on を主語で書いてみましょう)


辞書をひいて用法を例文で確認しながら、明日までに書いておいてください。
(何人がやってくれているかは知りようがないけれど、1人くらいはいると信じて明日種明かしです)

今日覚えたい発音

あいまい母音の [ə]


辞書などで単語を引いた時に [ə] が()に入っていることってありますよね。venir [v(ə)nir]revoir [r(ə)-vwar] といった感じです。


この()ってなんでしょうね。
はっきりしてくれ!

はい、はっきりさせましょう。
(結論から言えば、納得はしていただけると思いますが
「答えはそれ?」っていうことです)


その単語だけを発音する時、もしくは文がその単語で始まる時は、
[ə]の音で音節を作ります

venir [və-nir]
revoir [rə-vwar] 

「2音節」で発音するのです。


文の中で使われ、直前の語が子音(文字ではなく音です)で終わっているときにも[ə]の音で音節を作ります

Il ose venir [il-oz-və-nir]
Elle aime revoir [e-lɛm-rə-vwar]


文の中で使われ、直前の語が母音(文字ではなく音です)で終わっているときは、[ə]の音は読まれません。多くの場合、直前の母音にくっつきます。

Il va venir [il-vav-nir]
Au revoir [ɔr-vwar]
il a osé venir [i-la-o-zev-nir]
Elle a voulu revoir [e-la-vu-lur-vwar]


という音声変化が、パリを中心とした北フランスで日常リラックスをして自然な速さで話している時に起こります。

演説であったり、緊張をしていたり、強調をするためにゆっくり話している時には、 [ə] の音が音節を作ることは頻繁に起こるのです。


要するに「場面による」ですね。

ね?
「答えはそれ?」
でしょ?

今日覚えたい文法

明日から使える「物主構文=無生物主語構文」


難しく考えるからいけないんです。
使える表現をいかにたくさん身につけていることが、話せるようなる最短の近道です。少なくともワタシはそう考えます。

J'ai faim.
J'ai soif.
J'ai envie de ...
J'ai l'impression que ...


テレビの温泉旅行特集でかに料理を食べているシーンを目にして、一言。

「こんなの見てたらお腹すくやん」
「こんなの見ちゃうととお腹すいちゃうね」

Ça me donne faim !


ビヤガーデン特集でキンキンに冷えたビールを飲んでいるのを目にして、一言。

「うわあ、飲みた〜い」

Ça me donne soif !


エッフェル塔のライトアップやシャンゼリゼのクリスマスイルミネーションの写真を目にして、一言。

「パリに行きたくなるなあ、でも先立つものが...」

Ça me donne envie de partir à Paris, mais je n'ai pas les moyens...


いろいろうだうだとは言っているけど肝心なことを言わない人を目の前にして、一言。

「ふりをしているだけで本当は興味ないんだろうなあ」

Ça me donne l'impression qu'il en fait semblant mais qu'il ne s'y intéresse pas.


使ってみてくださいね。

今日覚えたい文法

「物主構文」=「無生物主語構文」


日本語はあまり「モノ」を主語にして文を作ることはありませんよね。

もちろん「コーヒーは美味しい」ということはできますが、「コーヒーが〜する」ということはなかなかありません。


コンテクストが必要ですが、こんな場合はどんなフランス語で表現しますか?少し考えてみてください。


こんな時間にコーヒーを飲むの?
Tu prends du café à cette heure-ci ?


うん、コーヒーを飲んでも眠れるよ。
素直に日本語をフランス語に訳すと、こんな文になるでしょうか。

Oui, je peux dormir sans problème même si j'ai bu du café.

う〜ん、文法的には問題はなさそうですが、何だなムダに長いですね。なにか短くかっこよく伝える表現はないのでしょうか。


こんな時には「モノ=(この場合は)コーヒー」を主語にして語ってみましょう。

フランス語的な考えでは「コーヒーはわたしが眠るのを妨げません」というのです。

Le café ne m'empêche pas de dormir.


スッキリしましたね。これのほうがシンプルですね。

L'autre jour, j'ai vu un superbe film, mais j'ai oublié son titre.

もっとかっこよく伝える表現があります。

L'autre jour, j'ai vu un superbe film, dont le titre m'échappe.

「〜だけど、その名前が思い出せない」と伝えたい時には、


〜 , dont le nom / titre m'échappe. と言えばいいのです。
関係代名詞難しい、なんて考えずに使ってみてください。

empêcher, échapper, manquer, permettre がぼくの中での物主構文の「四天王」です!!

辞書で使えそうな例文を探して、今日から使ってみましょう。

今日覚えたい発音の知識

昨日の続きです。

Dictionnaire de la langue française, Emile Littré(1873-1874)という素晴らしい辞書アプリが無料で手に入ります。


"bien" の項目を引いてみると、こんな記述が目に飛び込んできます。

biin ; devant une voyelle ou une h muette, l'n se lie : bien honorable, bien écrire, dites : biè-n honorable, biè-n écrire ; quelques-uns disent : biin-n honorable, biin-n écrire, en donnant à biin le son nasal de in dans indigne ; cela n'est pas bon


訳してみましょう。
[bi-jɛ̃][bjɛ̃] ; 母音もしくは無音の h の前では n が繋がる(リエゾンをする)。bien honorable, bien écrire は [bjɛ-Nɔnɔrabl(bェ-ノノ...)][bjɛ-Nekrir](bェ-ネ...)と発音すること。(現代風に;訳者注)[bjɛ̃-Nɔnɔrabl][bjɛ̃-Nekrir] ] と [n] のリエゾンだけをする者もいるが、良くない。


なんですと!!

今ではそんな話し方をする人は「わたしの知る限り」だれもいません。


ただこの時の「ルール」は形容詞では未だに引き継がれています。

le prochain arrêt
le Moyen Age
en plein air

これらの組合せの真ん中の形容詞は「非鼻母音化し”エ”の音に変わり、[n]の音でリエゾンをします」

pro-シェ-Narrêt
moi-ィエ-Nâge
pレ-Nair


21世紀のフランス語では bien は必ず [bjɛ̃] と発音されますよ、ご安心を。

今日覚えたい発音の知識

Dictionnaire de la langue française, Emile Littré(1873-1874)という素晴らしい辞書アプリが無料で手に入ります。

144年前のフランス語の世界が蘇ってくるのです。
かなり詳しく、当時のルールとしての文法規則や音声も記述されています。


2018年6月26日にも似たような記事を書きましたが、一般的には副詞と言われている bien が、当時(約150年前)はどんな風に発音されていたかを覗いてみましょう。

biin ; devant une voyelle ou une h muette, l'n se lie : bien honorable, bien écrire, dites : biè-n honorable, biè-n écrire ; quelques-uns disent : biin-n honorable, biin-n écrire, en donnant à biin le son nasal de in dans indigne ; cela n'est pas bon


まず驚くことが、冒頭に書かれている biin ですね。

ここから読み取れることは、当時は「2音節」でこの語が発音されていたという事実です。

現在:bien [bjɛ̃] ≒ 「bヤァ(ン)」1音節
当時:bien [bi.jɛ̃] ≒ 「ビ . ヤァ(ン)」
2音節


同じような音声構造の別の単語も調べてみましょう。

chien:chiin
lien:li-in
tiens:tiin
rien:
riin

どうやらおそらく「すべての」"ien" で終わる語の当該部は「2音節」で発音されていたようです。

C'est bi-in !


以前も書きましたが、実はこの当時のルールに影響を受けて、数年前から hier Lyon をずっーと2音節で発音しているのです。ただ当然ながら&悲しいことに気づいてくれるネイティブは存在せず、誰からも「おっ、2音節で発音しているね、珍しいね!」なんて指摘はありません。


【補足1】

ancien の項目にはこんな記述がありました。

an-si-in, si-è-n', ou an-siin, siè-n'. Dans la poësie du XVIIe siècle, ancien est de trois syllabes ; aujourd'hui on le fait souvent de deux. Au XVIe s. on prononçait an-si-an, PALSGR. p. 60

これはどう読めばいいのでしょう。
ancien は17世紀の詩では ancien は3音節で言われていたが、こんにちは多くの場合2音節である。16世紀には an-si-an(最初と最後の鼻母音が同じ)であった。

調べる必要がありそうです。
"biin" は最後の鼻母音の音を文字で記述しただけなのだろうか…


【補足2】

最後の鼻母音が [in]で発音されるよ、という記述に思えてきました。でもなぜ lien だけが音節区切りマークが入っているのだろう?


明日も続きます。

今日覚えたい綴り

区別の "ˆ"(accent circonflexe)


sûr vs
sur

以前にも似た記事を書きましたが、質問があったので書き直します。


まず確認です。
sûr 「自信がある、確実である、安全である」をいう意味で使われることが多い形容詞の原形(=男性形)ですね。

Mon fils est sûr de réussir au baccalauréat.
息子はバカロレアに合格すると信じでいる。

Pourriez-vous garder ma valise dans un coin sûr, s'il vous plait ?
どこか安全な場所にスーツケースを預かっていただけますか。


一方 sur前置詞で「〜の上で、〜に面して」という意味ですね。

J'ai laissé ma clé sur la table.
鍵をテーブルの上に置いた・置き忘れた。

Ma chambre d'hôtel donne sur la mer.
ホテルの部屋は海に面している。


なぜ「確実な」の sûr に "ˆ"(accent circonflexe)ついているのか?

理由は単純明快です。
「〜の上に」の sur と区別をするためです。


多くの "ˆ"(accent circonflexe)は歴史的な理由によリ単語の一部にくっついています
"s" がなくなったってことですね。

forest → forêt
paste → pâte
hospital →
hôpital

(従って動詞や過去分詞形容詞の hospitaliser/hospitalisé につけることはありません)


ということは?
そうなのです。

女性形になれば、区別をする必要がなくなりますよね。
"sure" という競合する語は他に存在しないのですから。


という訳で「21世紀のフランス語」では、こう書くのが「(新しい)ルール」です。

Mon fils est sûr que ...
Ma fille est sure que ...


同じことが「熟した」を意味する形容詞 mûr にも言えるのです。

mûr(熟した) vs mur(壁)


Ce kaki est bien mûr.
Ces kakis sont bien murs.
Ces belles tomates sont bien mures.

が「21世紀のフランス語」の綴りですね。

今日覚えたい常識

そろそろ寒くなってきたのでレッスンで、

温泉に行きたいです。
Je voudrais aller dans une station thermale.

と言っていませんか?


言葉としてはもちろん完璧です、通じています。
ただ言いたいことは、全く理解されていないでしょうね。

それは、
「日本とフランスの文化的な常識が違うからです」


日本人が「温泉に行きたいなあ」の裏には、美味しい食べ物(温泉まんじゅう、カニ、お刺身、その土地の名産、地酒…)がイメージにあり、毎日ご飯を作らないといけない立場にいるお父さんお母さんは「上げ膳据え膳で何もしないから楽」と思い、最近では行き帰りに立ち寄る「道の駅」での地元の食材をショッピングする、という楽しみがあるのです。


フランス人にとっての温泉は「湯治場」というのが一般的なイメージなので、肌病、ストレス、肥満症、リューマチ… などの治療法のひとつとして eau thermale があり、そこにおいしいカニはついてこないのです。
何か問題を抱えているから行くのであって、自ら進んで「行きたいなあ」と思うところではないのですね。


従って、「温泉に行きたいなあ」には補足説明が必要なのです。

Je voudrais aller passer quelques jours avec mes amies intimes toutes seules, dans une station thermale, qui se situe au bord de la mer. Là, je pourrais passer un moment paisible du matin au soir à ne rien faire et à profiter d’excellents produits du terroir, d’un bon poisson cru, de crabes, de saké frais.

とかね。



日本人は外国(特にアメリカ、ヨーロッパ)の文化に関しては雑食なので、なんでも吸収してしまいますし、テレビ等で色々なものが紹介されて「当たり前」だと思ってしまいますが、逆はそうではないのです。

日本国内でも同じことです。知らない地域の文化風俗は「学習」しなければ知らないのです。
10年ー20年前に関西の人が「今日節分だ、巻き寿司買わなきゃ!」と言ってもわからなかったはずなのです。


外国語の学習とは、自分の国・地域や言語を見直すことでもあるのです。
文法や発音だけを学んでも、役に立ちません。
特に日本にやって来るフランス語圏の方を案内するときにはなおさらです。
私たち個人個人が「日本代表」なのです。

万博が関西にやって来ますよ。
は〜...

今日覚えたい発音

人間というのは楽をしたい生き物なんです。
日常生活だけでなく「発音」もです。

最小限の努力や力でことが足りるのであればその方が「楽」ですものね。


昨日関西大学で催された、2016年のゴンクール賞受賞作家 Leïla Slimani さんのお話伺っているときにも感じたのです。
講演会といってもかなりラフなイベントで、通訳の先生以外はかなりリラックスした雰囲気でした。詳細が書かれた原稿も準備をしていなかったように見受けられました。

フランス語の達人(プロの作家ですから)が公の場で原稿なしにリラックスした場でどういう発音で話すか?興味津々です。


まず感じたのは、「エ」の音が狭いなということ。
2種類の「エ」の音の区別はされているようでしたが、それも顕著ではなく、本来広く発音されている「エ」の音もかなり狭く聞こえました。


parce que の r は完全に落ちていました。
pas-que といった発音です。
この音の作り方はここ数十年フランス全土で「一般的」になり、いわゆる「日常会話」の場面では全員がこう発音しているといっても過言ではないかもしれません。


autre や quatre の最後の r は軽く発音していました。
最近では(30年くらいでしょうか、le Ciel フランス語教室調べ)パリを中心に最後の r を落とす傾向にあります。必要ないということですね、その方が楽だから。
autre 「オt」quatre「キャt(英語のネコの発音に近いです)」という訳ですね。


racisme は rasiZme、féminisme は féminiZme、égoïsme は egoïZme といまのフランス人の流れと同じように Z の音で発音していました。
féministe raciste は濁らすに [ism] と発音をしていたので、次の子音 [m] の影響であることは間違いがなさそうです。英語の影響なのか、鼻音[m] を有声音と感じ(有声音ではあるけど鼻音なので扱いが難しい)それに合わせてしまうのか…


昨日の講演会の発音が Slimani さんにとっては「楽」だった訳ですね。
内容もちゃんと聞いていましたよ。

今日覚えたい文法

いつもそうなの?
à + le au
à + les aux


こんな文法のルールを早い段階で習いますよね。

× Je vais à le cinéma.
Je vais au cinéma.


× Je voudrais voyager à les États -Unis.
Je voudrais voyager aux Etats-Unis.


先日こんな文を見かけました。

Tu as déjà commencé à préparer ton départ ?
- Ben, non. Je commence à le préparer dès ce soir.

あれ?間違いでしょうか?


冒頭のルールは少し説明不足ですね。
à + le au
à + les
aux

à + le 名詞au 名詞
à + les 名詞
aux 名詞


文法用語を使って説明を付け加えるとすれば、「le や les が定冠詞の時はこのルールが適応されますが、直接目的語の代名詞や中性代名詞の場合はこのルールは適応されません。」でしょうか。


je commence à le préparer. の文で使われておる LE は le départ の代わり、すなわち代名詞であって定冠詞ではないですよね。以下の文も同じです。

J’adore ces statues et je pense à les polir souvent.



de + le
du
de + les
des

も同じルールが適応されますよ。


J’ai oublié de les polir la semaine derrière, donc elles ne sont pas tout à fait nickel.

最後の単語 nickel の種明かしはしないでおきます。辞書を引くと載っていますよ。

今日覚えたい同音異義語?

先生、今日も質問があります。「レ」ってどういう意味ですか?

L で始まる「レ」ですね。


1. les
定冠詞複数形

これはおなじみですね。


2. le ( du / un)lait
ミルク(多くの場合「牛乳」🐄

Le matin, je ne bois rien d’autre que du lait.
朝は牛乳しか飲みません。


3. laid(形容詞)
醜い、汚らしい

De ma chambre d’hôtel, je ne vois qu’un paysage triste et laid.
ホテルの窓からは、殺風景で汚らしい景色が見えるのみです。


4. une laie
→ 雌イノシシ(雄は un sanglier)

J’ai vu des sangliers et laies dans la forêt, et il y avait aussi des marcassins.
イノシシを何頭か見ました。ウリ坊もいたよ。


他にも探してみると、
une laie (林道、石専用の槌、動詞 layer の活用形)などがあるようです。


オマケです。

こんな話し言葉の表現を覚えていますか。

être très 名詞
〜が大好き、〜派

Tu veux un peu plus de lait ?
- Ah, oui, merci. Mets-en beaucoup même.
Je suis très lait.

Tu ne veux pas venir pique-niquer avec mes copines dimanche ?
- Non merci. J’ai peur de ne pas leur plaire.
Je suis très laid.


一文字違いで大違いですね。
でもご安心ください。
「場面、コンテクスト」があるから必ずわかってもらえますよ。

大事なことは、
「聞こえる声でハッキリと」です。


それから最後に声を大にして言いたいことはコレです。

「カタカナは早くやめましょう。
通じるはずのものが通じなくなってしまいますよ。」

聞こえたように声に出してみる。それが世間で言われている発音とは違っていても、です。

今日覚えたい同音異義語?

「先生今日も質問があります。[レ] ってどういう意味ですか?」

「その質問には答えられません」


今日の質問はもっと答えにくいですね。

R で始まる語なのか L で始まる語なのかが、まずわかりません。


R で始まっているとすれば、以下のように理解をされるでしょうね。(番号に意味はありません)


1. do - RÉ - mi
(あえて言えば男性名詞)
ド-レ-ミ
L'hymne national du Japon est peut-être en do mais il commence et finit par un ré
日本の国歌はハ長調のような気もするけど、レで終わっている。


2. l'île de Ré

レ島(ラ・ロッシェル沖合いの島)


3.1 je raie / tu raies/ il raie...(動詞)→ 線を引く(< rayer)

rayer les mots mal orthographiés
綴が間違っている語を線で消す


3.2 une raie
縞、ストライプ

Je porte souvent des chemises à raies
よく縞模様のシャツを着ている


4. une (de la / la) raie
エイ

La raie est un poisson de grande taille.
エイは大きな魚だ。
On mange rarement de la raie.
エイって魚はめったに食べないですね。


明日は L の方を書きます。
A suivre...
Veuillez patienter pour voir la liste des mots [レ] commençant par L. Merci

今日覚えたい同音異義語

「先生質問があります。
[kuʁ ≒ kur] ってどういう意味ですか?」

「その質問には答えられません」


意地悪な先生なのでしょうか?

まあモデルがわたしなので多少そのきらいはありますが、簡単に答えられる質問ではないのです。

短い音の単語はいろいろな意味を持ちうるのです。
日本語でも「き」の意味はすぐに答えられないのと同じです。

気?木?黃?

[kuʁ] は話者がどのように使うかにより、以下の意味に理解をされます。(番号に意味はありません)


1. un cours(男性名詞) 冠詞などをつけて名詞として使う
授業
prendre un cours 授業を取る
suivre un cours 授業を受ける
donner un cours 授業をする


2. la cour(女性名詞)
 冠詞などをつけて名詞として使う
中庭、宮廷
sur / dans la court 中庭で
une robe de court 宮廷にふさわしいドレス


3. court(e)(形容詞)
 → 短い
une jupe courte ミニスカート
prendre une courte pause 短い休憩を取る


4. cours / court(動詞)
 → 走る(< courir)
Mon copain court très vite. 彼氏は走るのが早い
Le bruit court qu'il a tourné la page. あいつは新たな人生を歩むという噂だ


「レ」ってどういう意味ですか?

「その質問には答えられません」

今日覚えたい発音

今日の内容は「ほぼ」グチというか独り言です。


先日偶然入手した「日本でもトップクラスで売れているらしい」フランス語参考書を見ていて、(間違いを含め)いろいろなことに気づいたのです。

著者の先生の高名なお名前に安心して読んでいたら、発音記号の間違いや音節に対する誤解が、あるわあるわ!!

その中で気になったものをご紹介します。


samEdi maintEnant に代表される「左右を単独の子音(「字」の話ではなく「音」の話です)に挟まれた e 」は原則的に発音されません。ということは音節を作ることもありません


samedi
sam(e) / di 2音節で発音され、maintenant maint(e) / nant と 発音されるのが「標準フランス語」です(何が標準化は議論の余地があるところですが、そこはまたいつか)。


mer / cre / di
ven / dre/ di 
真ん中の e の左側は「単独の子音」ではないので、e が発音されます

「3子音連続禁止の法則」があるので、2コ子音が続いた段階で「休憩」するという訳ですね。

一つのリズムグループ(≒ 意味まとまり)においても「1単語」と同じ考え方をしてください。


Au revoir et à demain !

の音節区切りはこうなります。

Au r(e) / voi / r et / à d(e) / main.


語や表現の最初にある e は、一般的に発音されます。
従って demain という語を単独で発音すると

de / main となる訳ですが、「また明日」と言うために前置詞 à を付けて発音すれば

A demain = A d(e) / main です。


venir = ve / nir
ですが、

文の中に入ると
Il va venir = Il / va v(e) / nir. という区切りに変わります。


発音記号は奥が深いと同時に「絶対的」なものではないので、話題にするには注意が必要だし、それなりに気を使いますね。

N'est-ce pas, André ?

今日覚えたい文法

100%と0% ②
(今日も仏検応援企画です)


今日も!「解釈」の問題です。
正誤問題などで狙われる可能性があるのです。

J’aime tout.
の文法的な否定文は
Je n’aime pas tout.
でしたね。


正しい解釈は
全部は好きじゃない
一部苦手なものがある

ココまでは昨日お伝えしました。


では「全部好きじゃない」とはどんな風にフランス語でいうのでしょう。

「否定文の中で100%を意味する語があれば、必ず「部分否定」と解釈されます」
このルールがあるために tout は使えないのです。
言い換える必要があるのです。


全部好きじゃない ≒ 何も好きなものはない
(少しニュアンスは日本語では変わりますね)

Je n'aime rien.


J'aime tout > Je n'aime pas tout >
Je n'aime rien.


従って
J'aime tout le monde. 「全面否定」

Je n'aime personne. となります。

J'aime tout le monde > Je n'aime pas tout le monde > Je n'aime personne.


ne - rien ne - personne は「位置」にも気をつけてくださいね。

Je ne veux rien manger.
Je n'ai rien mangé.

に対し、

Je ne veux voir personne.
Je n'ai vu personne.


また
「人/モノ」以外の具体的な名詞や表現を「全面否定」するには工夫が必要です。

Mon père ne travaille pas tous les jours.
父は毎日は働いていない。
(例えば)
Mon père ne travaille pas du tout.


Je ne suis pas complètement désespéré.
完全に失望したというわけではない。
Je ne suis pas du tout désespéré.
Je ne suis vraiment pas désespéré.


Tout n’est pas bon dans ce restaurant.
この店では全てが美味しいわけではない
Rien n'est bon dans ce restaurant.
(rien や personne は主語の位置に置かれても機能します)


Les Parisiens ne sont pas tous méchants.
パリ人が全員いじわるということはない。
Aucun Parisien n'est méchant.
パリの人は誰もが意地悪ではない。


グループ内の人・モノに限って取り上げるなどの「限定」が加わっている時は aucu(e) de という組み合わせが使われます。


Aucun des Parisiens du groupe n'est méchant.
グループ内のパリの人は一人として意地悪ではない。

Aucune de ces deux robes ne convient à la soirée. 
このドレスはどちらもパーティーにふさわしくない。

今日覚えたい文法

100%と0% ①

(今日も仏検応援企画です)

今日は「解釈」の問題です。
正誤問題などで狙われる可能性があるのです。


J’aime tout.
の文法的な否定文は

Je n’aime pas tout.
ですね。


では、どういう意味か考えてみましょう。
(訳すことで終わるのではなく、内容を考えてみてください)


1. 全部好きじゃない = すべてが嫌い
2. 全部は好きじゃない = 一部苦手なものがある

正しい解釈は「2」です。


否定文の中で100%を意味する語があれば、必ず「部分否定」と解釈されます。


Mon père ne travaille pas tous les jours.

父は毎日は働いていない。

Je ne suis pas complètement désespéré.
完全に失望したというわけではない。

Tout n’est pas bon dans ce restaurant.
この店では全てが美味しいわけではない

Les Parisiens ne sont pas tous méchants.
パリ人が全員いじわるということはない。


因みにtoutといえばこの違いにも注意が必要です。

3. Ils sont tous sérieux.(touS と/s/ を発音します)
彼らは「全員」真面目である。

4. Ils sont tout sérieux.
彼らは「極めて」真面目である。


3. の例文のtous は主語と同格の代名詞、4. の例文のtout は形容詞を強めている副詞です。
次の形容詞が /s/ の音で始まっている場合は聞き分けるのが困難なので、その場合は「意味」で正しい方を選んでくださいね。

明日も続きます。

今日覚えたい文法

性数一致


今週末の仏検に向けての「応援記事」です。

仏検では、書き取り試験において「狙われている」のはレベルに関わらず「性数一致」です。


Il est gentil.
Ils sont gentilS
Elle est gentilLLE
Elles sont genti
LLES

は基本的な、形容詞の性数一致ですね。


Il est parti.
Ils sont partiS
Elle est partiE
Elles sont parti
ES

音の変化がない「性数一致」もあれば、


Il est mort.
Ils sont mortS.
Elle est mortE.
Elles sont mortES.

音の変化を伴うものもあります。


例の「3つの条件」を覚えていますか。

1. 直接目的語
2. 動詞が複合形(複合過去形、前未来形、大過去、不定詞複合形...)
3. その直接目的語が動詞より手前(左)にある


この3条件が揃った時には、過去分詞を手前に置かれた名詞に対して「性数一致」をしなければいけません。

Où as-tu connu ta femme ?
Je l’ai connuE à Paris.


Elles doivent être chères, tes chaussures !

Je les ai payéES 200 euros.

のように音が変わらないものもあれば


Ou as-tu pris ces photos ?
Je les ai prisES à Oradour-sur-Grane.


Qui a fait belle tarte ?
C’est moi qui l’ai faitE.

のように、性数一致をすることにより過去分詞の最後の子音が発音されることになり、気付きやすい場合もあります。


ArrivéE à Tokyo, ma femme ...
FatiguéE après plusieurs heures de travail intensif, ma mère...

のような、文頭に形容詞や過去分詞が置かれている構文にも注意が必要です。


ただし!
使役構文 faire や laisser の直接目的語が3条件を満たしていても、一致をする必要はありません。

Pourquoi sont-elles là ?
Je les fait enter.
Je les ai laissé entrer.


後3日ですね。
気分を高めて行きましょう。

今日覚えたい文法(綴り)

大文字か?小文字か?
(以前書いた記憶がありますが、仏検に向けての応援記事だと思ってご容赦ください)


une bonne japonaise
どういう意味でしょうか?

「いい日本人、って意味でしょ」


例のルールを覚えていますか?
「国民を表す名詞(日本人、フランス人、ベルギー人…)は大文字で書く」


「じゃあ形容詞が2つ並んでいるってこと?」

一般的には冠詞や数詞は名詞につきますよ。

「でも bonne は形容詞だしなあ…」

いやいや、世の中は知らないことで溢れていますよ。知らないことしかない、と言っても過言ではありません。


では今日も「念のために」辞書を引いてみましょう。

発見しましたか?

そう、bonne には「お手伝いさん」という意味の名詞があるのですね。
という訳で「日本人のお手伝いさん」という訳が正解です。

une bonne Japonaise が「良い(相応しい)日本人女性」となるのですね。


国に関する語をまとめると以下の通りです。

国は大文字:la France
国民(名詞)は大文字:une Français(e)
形容詞は小文字:la cuisine française
言語名は小文字:parler français


書き取りで大文字小文字を間違えるともったいないですよね。
「わかっていたのにー」

小さなことですが、重要なことです。
テストにはね。

今日覚えたい語の使い方

rêver「夢(を)みる」


日本語でも「〜を夢見る(≒ 願う、そうなればいいと思う)」「〜の夢を見る(眠っている間にストーリーが見える)」って大きく意味が違いますよね。

フランス語でも動詞 rêver は2つの意味を持っているのです。それぞれの形及び例文を確認しましょう。


1. 〜を夢見る(≒ 〜のことを考える、想像する)

rêver à + 名詞(≒ penser à + 名詞)


Cette élève ne m'écoute pas. Elle rêve à son copain.
この学生は彼氏のことばかりを考えていて、私のことを聞いてくれません。


Quand j'étais petite, je rêvais tout le temps au prince charmant.
小さい頃は、「白馬に乗った王子様」を何時も想像していました。



2. 〜の夢を見る(眠っている間にストーリーが見える)

rêver de + 名詞


Ma mère souvent rêve de la maison de son enfance.
母は頻繁に子供の頃の家の夢を見る。


Mon frère a rêvé de toi la nuit dernière.

昨日の夜に、弟はあなたのことを夢に見たらしいです。


ココからが「ほんの少し」ややこしいのです。
ほんの少しね。


1. 〜を夢見る(≒ 〜のことを考える、想像する)
この意味で使いたい時は、後ろに「動詞の原形」を置くこともできます。この場合に使われる前置詞は DE です。
(à だったら統一感があってよかったんですが...)

rêver de + 動詞の原形


Elle rêve d'avoir un amoureux japonais.
日本人の彼氏ができることを夢見ている。


Mon neveu rêve de devenir pilote de ligne.
甥っ子はパイロットになりたいと願っている。


前置詞でまとめるとこうなります。

rêver de + 名詞
睡眠中に〜の夢を見る


rêver de + 動詞の原形
〜したいと願う


rêver à + 名詞(≒ penser à + 名詞)
〜のことを考える


Je rêve de faire de tous ces articles un bouquin.
ハハハ…

今日覚えたい表現

ramasser une bûche

もうすぐ?クリスマスなのでこんな表現を覚えましょう。
クリスマス定番のデザート une bûche(de Noël)を使った表現です。

「切り株を拾う」

な訳はないですよね。
それでは紹介する意味はありません。


ramasser une gamelle 
ramasser une gaufre

調べている過程で知ったのですが、いろいろなものを「拾って」も同じ意味になるようです。

表現の成立過程は発見できなかったのですが、おおよそこういうことではないでしょうか。

ケーキ(弁当箱、ワッフル)を落としてしまう
→ 拾おうとする
⇉ (結果的に)転ぶ

そう「転ぶ」という意味なのです。


En descendant les escaliers, j'ai perdu l'équilibre et j'ai ramassé une bûche.
階段を降りていたら、バランスを崩して転んでしまいました。


いやあ、辞書って楽しいですね。

今日覚えたい文法

「今日の文法練習問題」
カッコの中の動詞を頭に浮かんだシーンに合わせて適切な活用形に変え、それを解説してください。

Dans une demi-heure, je ( finir ) le travail.


↓↓
↓↓↓
↓↓↓↓
↓↓↓↓↓

できましたか?
というかむしろ、解説を考えましたか?

答えはたくさんあります。

「えっ、文法問題の答えって一つじゃないの?」

そんなことはないですよ。
ただ問題集などには「最大公約数」的なことしか書いていません。色んな答えがあったら、学習者が混乱してしまいますからね。


1. Dans une demi-heure, je finis le travail.(直説法現在形)
30分後には、仕事は終わります。

近い未来に確実に起こっている出来事として「事実」として語っているわけですね。今あたかも目の前でその事実が展開しているような印象を受けます。


2. Dans une demi-heure, je finirai le travail.(直説法単純未来形)
30分後には、(きっと)仕事は終わります。

一人称が主語に置かれ単純未来形が使われると「意思」を感じることがあります。直説法なのであくまでも「事実」として語っているのですが、未来なので未確定な要素は残るのです。そこで「きっと」というニュアンスが加わるというわけです。(「きっと」って言う時は「確実」じゃないですよね)


3. Dans une demi-heure, j'aurai fini le travail.(直説法前未来形)
30分後には、(きっと)仕事が終わっています。

未来時制なので考え方は2. の説明を参考にしてほしいですが、それが「複合形(avoir または être + 過去分詞)」の前未来(=未来完了)で使われているために「完了」を表しているのです。終わっているのは15分後なのか20分後なのか...


4. Dans une demi-heure, je finirais le travail.(条件法現在形)
30分後には、仕事が終わるとは思いますが。

条件法現在形を使うと「推量」の意味が加わることが多いですね。事実ではなく「パラレルワールド」にある事柄を述べているので、「そうじゃないかなあ」といったニュアンスが加わるというわけです。


5. Dans une demi-heure, j'aurais fini le travail.(条件法過去形)
30分後には、仕事が終わっているとは思いますが。

4. の考え方に「完了」が加わったものですね。30分後に仕事が終わっていることを「推量・想像」するわけです。

最後にもう一つあります。
まだありますよ。


6. Dans une demi-heure, j'ai fini le travail.(直説法複合過去形)
30分後には、仕事が(絶対)終わっています。

複合過去形は「現在から見て過去に起こった事実」を表すだけでなく、「現在から見て完了」を表すことがありますね。
(「過去」と「完了」については近日中に書きます)
1. にあるように、直説法現在形を使えば、近い未来に確実に起こっている出来事として「事実」として語ることができるのですから、直接法複合過去形を使えば、近い未来に確実に起こった「完了した出来事」として「事実」のように語ることができるのは当然です。


未来の行為・行動を複合過去形で表すなんてしょっちゅうありますよ。

Je t'appelle quand je suis arrivé(e) à Paris.
パリに着いたら電話するね。

よくTGVの中で聞かれる発言です。

13周年を迎えることができました

2005年の11月14日にわが「le Ciel フランス語教室」は産声をあげました。
その時の小さな子がもう13歳です。大人の階段を一歩一歩登っています。

今年は大きな変化がありました。 我が恩師の「曽我祐典」さんが、le Ciel フランス語教室で特別講座や集中講義を開いてくださったのです。 様々な経緯があったのですが、ともかく気にかけてくださっていたことが嬉しくてありがたくて。

これは来年も続きます。 受けたことがない皆様も、一度ご参加ください。
触ったことがない脳の奥を刺激される感覚が味わえます。 「そこくるかー」っといった感じって、なかなか味わえないでしょ。そこです。

また来年は教室の内外含め、いろいろなことが大きく動きます。
小さな変化もあれば、教室にとっては「一大事」が起こるのですが、それはまた時期が来ればお話します。
ただ言えることは、皆様に少なくとも「よかったねえ」と言っていただけるだけでなく、「よかったわ」と言っていただけそうなことが、少なくとも1つは起こります。

ココ数年の町の語学学校レベルでの「フランス語業界」を取り巻く環境は大きく変わっています。 学習者の減少が叫ばれ、学びの方法が多様になり、学習者の意識も大きく変わっています。

いやあ正直申し上げて、どの語学学校も大変です。 泣き言を言いたくなることもあります。 (今言ってますね)

ただ皆様から受けた信託もあり、またいろいろな方々にお約束をしたこともあるので「なんとかして業界を盛り上げたい」という意識から、いくつかのプロジェクトが動き出しています。 わたしが学習者と主に積み上げてきた経験を、なんとか「後世に伝えよう」というプロジェクトです。
「よかったわ」といっていただけるまでにはもう少し時間が必要なのですが、実現させるべく毎日動いています。 今しばらくお待ち下さい。

最後になりましたが、現生徒及び元生徒の皆さん、いつも支えてくれる「le Ciel フランス語教室」のスタッフ、そしてこのFBの記事やブログを読んでくださっている皆さんがいるからこそ、ぼくは歩いていけるのです。前を向いて進んでいけるのです。

心から「ありがとうございます」

まだまだフランス語への恩返しは必要です。 今のわたしを作ってくれたのですから。

これからもよろしくお願いします
2018年11月14日 le Ciel
フランス語教室代表 志水じゅん

今日覚えたい文法

新しい用法(フランス語は変わっていく...)


今日はじめての tomber の用法を目にしました。
友人が FB に書いていたのですが、はじめて見る用法です。

Je n'ai pas tombé mes couverts.

チョコレートファウンテンの写真に添えられていたコメントです。いつももそそっかしい友人が、「今回は大丈夫だったよ!落とさなかったよ」というニュアンスに読み取れます。


本来、動詞 tomber は目的語を伴わない「自動詞」として使われます。

Il est tombé dans l'escalier.
階段でころんだ。

En marchant je suis tombé(e) sur une boutique sympa.
歩いていると素敵なお店を見つけたよ。

Ma mère est tombée malade.
母が病気になってねえ。


直接目的語と共に使う「他動詞用法」もあるのです。

Ce judoka a tombé son adversaire en deux minutes. 
この柔道選手はあっという間に相手を床に倒した。

Il a tombé énormément de femmes. 
彼は数々の女性をモノにしてきた。

Il a tombé la veste.
上着を脱いた=くつろいだ。



ココまでは辞書に載っている用法です。

Je n'ai pas tombé mes couverts
これは見たことも聞いたこともないのです。


ただ以前からいつか生まれる用法だとは公言していたのです(一部の生徒のみなさんは覚えてくださっていると思います)

Faire tomber と言うなら tomber といったほうが「楽」ですからね。(「言語の経済性」です)

Mademoiselle, vous avez fait tomber votre mouchoir.
- Merci monsieur. je vous offre un verre pour vous remercier...

よりは、
Mademoiselle, vous avez tombé votre mouchoir.

の方が一秒でも早くデートに行けますものね。

それともこの他動詞用法はすでに一般的で、ぼくが知らないだけだったのだろうか。

この使い方を見かけたらご一報ください。

今日覚えたい動詞活用

vaincre 

(はい、今日覚えたいのです。わたしも改めて「今」知ったので)

vaincre(打ち勝つ、克服する、征服する)
vaincre ma copine aux échecs 
チェスで彼女に勝利する
vaincre une maladie
病気を克服する
vaincre l’Everest
エベレストを征服する


convaincre(納得させる)
convaincre mes parents d’y rester
両親にそこにいるように説得する


この2動詞は本当に珍しいですね。
ぼくも先ほど改めて確認し、昔発見をして狂喜乱舞した(大げさですね)ことを思い出しました。

直説法現在形の活用はこうなります。

直説法現在
je vaincs /ʒə-vε̃/
tu vaincs /ty-vε̃/
il vainc /il-vε̃/
nous vainquons /nu-vε̃-kɔ̃/
vous vainquez /vu-vε̃-ke/
ils vainquent /il-vε̃k/

何か不思議な事実に気付きませんか?

殆どの不規則動詞の活用語尾は s-s-t(または d)ons-ez-ent なのですが、この(con)vaincre は cs - cs - c ですよね。


c で三人称単数形の活用が終わるって、珍しいですね。
しかも主語が複数形の場合は元の綴り自体が変わってしまていますね。
c → qu です。不思議ですねえ。


ただフランス語においては c ⇄ qu という変更は頻繁に起こります。
expliquer ⇄ explication はおなじみのはずです。

他にもこんな「楽しい」動詞はあるのかなあ。
探してみましょう。

今日覚えたい文法

恒常的に「〜できる」という場合は異なった表現を使う必要があるのです。

という昨日の記事の続きです。

「(瞬間的・一時的)〜できる」と言いたいときには、pouvoir を使うのが自然です。

Papa, tu peux me préparer des pâtes pour midi ?
パパ、お昼にパスタって作れる?→ oui なら作ってね。

Je ne peux pas donner de concert cet après-midi, parce que je n’ai pas de voix.
今日の午後はコンサートをすることができません、声が出ないのです。


「(恒常的に)できる」という場合におきたい表現は “savoir + 動詞の原形” です。

Papa, tu sais faire des pâtes ?
パパ、パスタって作れる

Je ne sais pas donner de cours.
(恒常的に)授業ができません。

って?

「いつもずっと」と言うからには、その技術や能力を持ち合わせているか否かということですね。

” savoir + 動詞の原形 “「技術・能力の有無」を表します。


Larousse にはこんな風に記述されています。

Avoir la capacité, après étude et apprentissage, de pratiquer, d'exercer une activité : Savoir nager. Il ne sait pas jouer aux échecs.

学業や学びにより、活動(行動)を実践できたり、それに従事をすることが可能であること:泳げる、彼はチェスができない。


Le Robert Mobile ではこうです。

(+ inf.) (Être capable de)
1. Être capable, par un apprentissage, par l'habitude, de. Savoir lire et écrire. — Savoir s'exprimer
学習や習慣により可能であること。(文字が)読み書きできる。(考えていることを)他人に伝えられる


ここから学べることがもう1つあります。

savoir + 動詞の原形 ≒ être capable de ということですね。
だから辞書は手放せません。

今日覚えたい文法

(助)動詞 pouvoir の捉え方、使い方


pouvoir も色々な用法や訳がつけられて日常的に使われている語ですね。
辞書を見るととてもややこしそうですが、大きく分けると2つでしょう。

1. 可能
2. 可能性

まとめると「可能(性)」となりますね。



例文で確認しましょう。

Je peux y aller.
そこに行くことができる。


Ce briquet peut encore servir.
このライターはまだ使える。


On peut payer avec la carte bleue ?
クレジットカードで支払えますか?


Cette histoire peut être vraie.
この話は本当かもしれないね。


Elle peut avoir plus de 30 ans.
彼女は30歳を超えていても不思議ではない。


Il pourra neiger ce soir.
今夜は雪になるかもしれない。


Tu peux me donner un coup de main ?
手を貸してもらえませんか?


Comment peux-tu être si méchant ?
どうすればそんな意地悪になれるのか?



「〜できる」と訳したくなる場合は注意が必要です。

「瞬間的・一時的」にそういうことがあり得る、起こり得る。
と解釈できますね。

恒常的に「〜できる」という場合は異なった表現を使う必要があるのです。

続きは明日です。
À suivre...

今日覚えたい文法

動詞 devoir の使い方


昨日の devoir の用法は次に動詞の原形を置くので、一般的には「助動詞」と分類される用法でしたが、今日の使い方は「動詞」です。


devoir A à B

という形で使いますよ。

A を B に借りている、負っている


何かを購入する場面を想像してください。
高級ブティック、市場(marché)、肉屋、スーパー...
どこでもかまいませんが、もう後戻りできないシーンってありますよね。
商品がきれいに包装されてしまっている、イニシャルを自分用に入れてもらった、お肉を測ってかごにいれてもらった...

そんな時に財布を取り出してお金を手にしながら言う表現には、devoir がぴったりなのです。

Je vous dois combien ?

A は商品です。
もう商品は自分用にカスタマイズされてしまったので、後戻りはできません。このまま支払わないで帰ったら「犯罪者」になってしまいます。
今は何らかの金額を相手に「借りている、負っている」状態というわけです。

あなた(vous)に今借金をしているのですか?という問いになっている訳ですね。
そこでこの表現ですね。


またもう少し大きな表現として用いられることもありますね。

Je dois mon succès à mon père.
今の私の成功は父のおかげです。


Ce plat doit son gout aux diverses épices.
この料理が美味しいのは、色々なスパイスのおかげである。


最後に、その動詞 devoir の過去分詞が形容詞のように使われることがありますよ。したがって性数一致をするのですが、過去分詞の基本形 dû の "ˆ" は部分冠詞の "du" と区別するためのものなので、複数形や女性形では付けてはいけません


Cet accident est au verglas.

この事故は路面凍結によるものである。

Tous ces accidents sont dus au verglas.
これかのすべての事故は路面凍結によるものである。

動詞と呼ばれたり、助動詞と呼ばれたり、形容詞と呼ばれたり、いろいろ変化しますが、語や表現は使い手が自由に変えて使っていくものですよ。
日本語だって同じです。

今日覚えたい文法

助動詞 devoir


devoir を手元にある仏和辞典、仏仏辞典で片っ端から引いてみました。
衝撃の事実を発見しました。みなさんも今辞書を引いてみてください。devoir に書かれていると思っていることがない!と思いませんでしたか。


「助動詞」なんて文字がどこにも見当たりませんね。
どの辞書にも「(他)動詞= verbe」と記述されています。


そうなのです。フランス語の辞書は「助動詞」を認めていないのです。一方では、ほとんどの文法書には「助動詞」というコーナーがありますね。

これでは学習者は混乱してしまいますね。
大事なことは学習する上で名称は知識の整理をするために必要なのであって、混乱をきたすのであれば本末転倒ですね。

「devoir + 動詞の原形」がこの語の主な用法である

この事実だけを覚えればイイのです。
名称なんて気にする必要はありません。


さて、どんな意味で使われるのでしょう。

プチロワイヤル仏和辞典を引いてみましょう。

devoir 他動
A ⦅devoir+ 不定詞⦆

…しなければならない(← 義務、必要)

 Nous devons attendre.
私たちは待たなければならない

…してはならない (★否定形で)(←禁止)
 Tu ne dois pas y aller.
そこに行ってはいけない

…するにちがいない(推量、推定、可能性)
 Il doit être en colère.
彼は怒っているのにちがいない

…することになっている(未来、予定)
 Elle doit revenir à trois heures.
彼女は3時にまた来ることになっている


この3つの用法と意味を覚えておけば、たいてい問題はないはずです。

これ以外に日常欠かせない用法がもう1つあります。
明日はその話です。

今日覚えたい文法

助動詞って?


いつもそうですが、今日も「個人的な考え」を書いた記事です。


動詞とはなんでしょう。
「主語という役割を持つ名詞の後に置かれ、その名詞の行動や状態を表す語」とでも規定するればいいのでしょうか。


助動詞は?

ココからがややこしいのです。
言語学の世界では、助動詞(auxiliaires)と呼ばれるものは「être と avoir」の2つしかありません。
要するに、動詞の複合形(複合過去、大過去...)を作る時に動詞のサポートとをしているのですね。

Je suis parti(e)
J'ai mangé


では devoir pouvoir は?

そうなのです。
これらは言語学の世界では semi-auxiliaires と呼ばれます。
日本語だと「準助動詞」とか「法助動詞」と呼ばれています。

何じゃそりゃ?


être と avoir は動詞に意味を加えることがなく「時間」を加えているだけですよね。
ちょっと「助けている」だけなのです。


ところが devoir や pouvoir(他にもありますよ)は活用によって「時間」の概念を加えるだけでなく、それらが本来持っている「意味」も持ち込んでしまいますよね。
もしくはその動詞の実現度合いや、その動詞をどう捉えるかという「法(直説法、条件法の「法」です)」を伝えることができます。


という訳で、ちょっとだけ動詞を助けている助動詞ではなく、それ特別をするために「準助動詞」や「法助動詞」などという名称で呼ばれることが多いわけです。

個人的には「名称」に興味はないので、これらをまとめて「助動詞」として頭の中に整理してあります。
「名称=品詞」は整理をするために必要なだけであって、名称がややこしいから理解しづらいということがあってはいけないのです。

本末転倒です!!

という訳で、明日はそういったどれかの「助動詞」のお話になる予定です。

前振りでした。

今日覚えたい表現

今日は何日?


朝起きて一番に考えること
「今日何日だったっけ?」

フランス語ではなんと言えばいいのでしょう?


ズバリ、

Nous sommes le combien ?
On est le combien ?

ですね。


「今日に当たる aujourd'hui は要らないの?」

はい、特に必要ありません。
表現自体が「今日の日付」を問うものですし直説法現在形が使われていますので。

日本語の「何日?」を直訳っぽく訳してしまうと誤解が生じる表現になってしまいます。

Nous sommes quel jour ?

必ずということはありませんが、多くの場合「曜日」を尋ねている表現と思われてしまいます。

Nous sommes quel jour ?
- Nous sommes samedi.


また C'est le combien aujourd'hui ? も可能ですが、〈個人的には〉少し雑な表現に思えてしまいます。
あくまでも個人的な意見です。
またこの表現には aujourd'hui を付けなければいけません。


最後に、Quelle est la date d'aujourd'hui ? という多少「事務的 ≒ オフィシャル」な表現も存在します。


Nous sommes le combien ?
= Le combien sommes-nous ?
- Nous sommes le 3 novembre.


Nous sommes quel jour ?
- Nous sommes samedi.
← le は必要ありません。


Il fait bon ! な季節ですね。どこかへ出かけましょうか?
わたしは今から会議です。

Profites-en bien.
Profitez-en bien.
満喫してくださいね。

今日覚えたい文法

接続詞 "si"

一般的に「もし〜ならば」と訳されることが多い接続詞 si にはあまり知られていない用法があるのです。
(これ書いていないのかなあ、調べてもわからないのでこのまま書いてしまいます。過去の記事と重複(ちょうふく)していたら読み飛ばしてください)


事実を語る "si" ってご存知ですか?

まずこんな形で使われる「理由・原因・目的」を伝えるための用法です。


(天気がいいのに出かけないの?と問われて)
Si je ne sors pas demain, c'est (parce) que j'ai plein de choses à faire.
出かけないのは、することが山ほどあるからなのです。


(遠くまで雨の中をわざわざ会いに来てくれた彼氏が)
Si je suis venu te voir sous la pluie, c'est que tu m'as beaucoup manqué et que je t'aime.
雨の中きみに会いに来たのは、会いたかったからだし、愛しているからだよ。


(彼がなぜ来なかったの?問われて)
S'il n'est pas venu, c'est qu'il a eu un empêchement.
彼が来なかったのは、急用ができたからです。


(なんでそんなにしょっちゅうフランスに行くの?と問われて)
SI je pars souvent en France, c'est pour pratiquer le français.
頻繁にフランスに行くのは、フランス語で話すためです。


対比や対立という用法もあります。


Si la France a ses charmes, le Japon a les siens.
フランスにはフランスの良さがあるが、日本にも日本の良さがあります。


S'il parle bien, il pense mal.
口は達者だけれど、考えることはお粗末だなあ。


S'il est intelligent, il est moche.
頭はいいけど、素敵じゃないよね。


知っていると思っている語でも、辞書を開く度に毎回発見がありますよ。

今日覚えたい文法

いろんな〜全部の


名詞の手前に付く表現で「バリエーションがいろいろある」とはどう言えばいいのでしょう。

今回は種類 sorte という表現を使い、変化をつけてみましょう。


En voyageant en France, j’ai mangé une sorte de fromage.
これだと「1種類の」ですね。


En voyageant en France, j’ai mangé quelques sortes de fromage.
これだと「多くはないけれど数種類」といった感じですね。


En voyageant en France, j’ai mangé plusieurs sortes de fromage.
実際に食べた種類は quelques の時と同じかもしれないし、さらに少ないかもしれないけれど、一種類ではなく数種類を食べて「満足」している感じがひしひしと伝わってきます。


ここまでは「数」の話です。
ココからは「バリエーション」の話です。


J’ai mangé différentes sortes de fromage.
色々なバリエーションに富んだチーズを食べたのでしょうね。
(数日前の記事を参考にしてくださいね)


おまりお馴染みではないかもしれませんが、こんな表現ほぼ同じ意味でも使えます。

J’ai mangé diverses sortes de fromage.
différents の時よりもさらに幅広い種類のチーズを食べた印象を受けます。


今日のオススメの表現は、以下のものです。
さらに多くのバリエーションのチーズを食べて、とても満足しているの嬉しそうなお顔が浮かんできます。

J’ai mangé toute(s) sorte(s) de fromage.

えっ、全種類は食べてないよ。


全種類を食べた時(フランスには400を超えるチーズの種類があると言われているので、全種類を食べるのはほぼ不可能です)は囲い込みの「定冠詞」を使って、

J’ai mangé toutes les sortes de fromage.
文法的にはこうなります。

使い分けてみましょう。

今日覚えたい…

「関係代名詞」って何?


なにって、qui, que, où, dont, avec lequel... とかでしょ。

それはわかっています。


qui は主語の代わりで、 que は直接目的語の代わりで、 は時や場所の副詞句の代わりで、dont は de + 名詞の代わりで

それもわかっています。


じゃあ何?

改めて考えると変な文法用語だな、と思ったのです。

qui que それ以降に置かれる節(≒ 文)の中で、本来は主語や直接目的語として使われるべき「名詞」の「代わり」をしているから、直前の名詞に「関係付ける」「名詞の代わりの節」(説明下手ですね、申し訳ないです)なので「関係代名詞」と呼ばれることは理解できるのです。


では、 dont は?


Paris je voudrais aller

では、où は à Paris の「代わり」と考えればいいのでしょうか?
ということは、名詞ではなく「副詞句」ですね。


un ami dont la mère est avocate
では、la mère d’un ami なので形容詞句ですね。


考えれば考えるほど、どんどん訳が分からなくなってきました。
無駄に考えるのはやめましょう。

名称は別にして、文の中での役割としては「名詞に説明を付け加える」訳ですから「形容詞」ですよね。
(一部の例外を除けば)絶対に動詞を伴って使われるのです。


何かいい呼び方はないでしょうかね。
全く思いついていないのですが、名が体を表していないので学習者の障害になっているモノの1つだと考えてしまうのです。

前未来とか半過去なども同類です。


iPad がどんどん遅くなっていて打ちにくいです。(これホント)

L’iPad dont je me sers tous les matins pour écrire les articles est de plus en plus lent...

今日覚えたい語の使い方

gauche ②


今日はこんな表現のご紹介です。

avoir deux mains gauches
直訳:左手を二本持っている。


Mon frère est vraiment maladroit. Il a deux mains gauches.


さてどんな意味でしょう?
実は昨日の記事を読んでいただければ想像がつくのですが、裏切らずにそう、

「とても不器用です」
という意味なのです。


キーっ、左利きのわたしは殺意さえ覚えます。
(ウソですよ)

昨日も書いたように、世の中は右利き用にできているので、gaucher,ère は右手を使うことを自然に学んでいきます。
したがって多くの左利きは ambidextres になっていくのです。


J’en fais partie.
わたしもその一員です。

今日覚えたい語の使い方

gauche


発表します。
実はわたしは左利きなのです。

Je suis gaucher(gauchère).
Je ne suis pas droitier(droitière).


それがどうしたって?
まあどうもしないのですが、左利きってのは毎日不便な思いをしているのです。

きっぷを買う時、自動改札を通る時、自動販売機で水を買う時、キャップを開ける時、マウスを使う時... 世の中は右利き用に設計されているのです。

フランス語においてもそうで、左=gauche は肩身が狭いのです。

プチ・ロワイヤル仏和辞典にはこう記載されています。


gauche
左の
ぶきような、ぎこちない(maladroitのほうが一般的)
歪んだ、ねじれた、ひずんだ

すでに腹立たしいです。


右を表す droit に器用なという意味はないようですが、接頭辞 a を付けて作られた形容詞 adroit にはこう記載されています。

adroit
器用な、じょうずな、巧みな

屈辱的です。


「右」は「器用な」という意味で、そこに「反対」を意味する接頭辞 mal を付けた maladroit は gauche と同じで「不器用」なのですよ。



宮沢賢治の名作「セロ弾きのゴーシュ」はこの「不器用な」という意味から名付けたという説もあります。

明日も続きますよ。
gauche を使った表現をご紹介する、予定です。

A suivre...

今日覚えたい文法

「(味が)美味しい」

どう訳しましょうか?

C'est bon.
C'est très bon.

はすぐに思いつきますよね。


他にどんな形容詞があるでしょう。

まずここで確認です。


1. 形容詞 bon はいつも「おいしい」という意味で使われるわけではありません。
食事の場面や美味しいものが目の前にあるシーンで "C'est (très) bon."と発言をすると、「おいしい」という意味になるのです。


2. 形容詞 bon は(相対的)形容詞です。直前に très や un peu などの副詞(句)を付け加えることにより、他のものと比べたり、自分の評価のレベルを上げたり下げたりできるのです。


相対的形容詞としては savoureux が思いつきますね。
これはほとんどの場合「味覚」のことを指します。
la saveur(風味、味わい)の形容詞なので、当然ですね。


ココからは(絶対的)形容詞です。
副詞を加えて程度を上下させることもできませんし、比較級や最上級として使うこともできません。元々の意味に「とても、最高に」がついている考えればわかりやすいのではないでしょうか。


おなじみな形容詞では délicieux がありますね。
これも場面がなければ「とても美味しい」という意味になりません。


exquis
なんて形容詞もありますよ。
これまた場面がなければ「とても美味しい」という意味になりません。


最後にもう一つ succulent という少し書き言葉によった形容詞もご紹介しておきます。


exquis や succulent はあまりお馴染みではないかもしれませんが、そんなことは気にする必要はありません。

「適当に」
C'est très bon  c'est savoureux  C'est délicieux  c'est exquis  c'est succulent を使えばいいのです。

どれも「とても美味しい」という意味なのですから、完璧に言いたいことが伝わります。


「すごくフランス語が上手って思われない?」

ご安心ください。大丈夫です。この発言の前後でアワアワしていたらバレていますから。
覚えた表現は今日すぐに使ってみましょう。

今日覚えたい形容詞の訳し方

大きい、大きな


「大きな人」
普通に考えると、2種の訳語が考えられます。


un homme grand
un homme gros


サイズを表す時は、形容詞は後ろに置くのでしたね。

grand は地面から垂直方向に「大きい」時に主に使われます。

一方gros は3次元の「大きさ」を表すことが多いので、背が高い(背が低いことも稀にあります)だけじゃなく「デカい≒太っている」印象を与えます。


「大きな川」
(ここでは une rivière を使います。文法的には海に注ぐ川は un fleuve なのですが、そのまま使うと日本は fleuve だらけになってしまいますね)

× une rivière grande
川は平面なので grand は使いにくいですね。

縦=長さを伝えたいのか、横=幅を伝えたいのかです。
いつも言いますが、どちらの映像が頭に浮かんでいるのか、何を伝えたいかを考えて形容詞を選んでくださいね。正解は「頭の中」にあるのです。


長さ:une rivière longue(une longue fleuve も可能です)
幅:une rivière large 
ですね。



「大きな問題」
本来はこの1択だったように思えます。

un grand problème 
grand を名詞の手前に置くと「気持ちの中での評価や意識が大きい」となるのです。

ただ最近は問題意識をさらに大きく感じさよう、と意識が働くからか un gros problème も多く使われてています。


またジャーナリズムの世界ではさらなる危機感を煽るためか、本来は集合名詞で「問題性、問題提起」という意味で使われていたune problématique が un problème に変わって使われ始めているような気がします(le Ciel フランス語教室 調べ)

une grande problématique 
une grosse problématique
となる訳です。

「大きい、大きな」といっても色々あるのですね。

今日増えたフランス語の知識

ailurophile愛猫家、猫好き
cynophile愛犬家、犬好き


Je suis donc un cynophile et cinéphile


さて、明日覚えているかどうかが問題です。

今日覚えたい語の使い方

différent

なんだか知っている気になっているお馴染みの単語でも、辞書を引いてみれば「おっ、へー」という用法に出会うことがあります。

「違っている、異なった」という意味で覚えているとは思いますが、騙されたと思って一度 "différent" を辞書で引いてみましょう。


1. 違った、異なっている
2. (名詞の前で、複数形で)色々な、様々な(不定冠詞は省略される)


そう、2 の用法があるのです。

A Paris, j’ai visité différents musées.
パリでは、いろいろな美術館を訪れました。

beaucoup de を使ってしまいがちですが、「パリで何したの?」という問いに対する答えとしては数の話をしていることは少なく、「色々行ったよー」と答えたいですよね。

こんな時には différent が大活躍です。


Je ne peux pas venir pour différentes raisons.
色々あって、明日は来ることができません。


Mon amie apprend différentes langues étrangères.
彼女はいくつもの外国語を学んでいる。


時間がある時のお供は「辞書」です。
なんだか素敵じゃないですか?

今日覚えたい文法

〜の前に


適切な前置詞を入れて文を完成させてください。


Vous allez tout droit, et ( ) la bibliothèque vous verrez un bâtiment moderne, c’est là.

まっすぐ行くと、図書館の前に現代的な建物が見えます。そこですよ。


空間的な話=場所の説明をしているので devant でしょ。

はい、正解です。
そう考えた方は図書館に目の前(例えば道路を挟んで反対側)に目的地があるというイメージが見えたのですね。


歩いていて、目的地の現代的な建物の手前=直前に図書館があるという判断をした方はいらっしゃいますか?

その方は空間の前置詞ではなく、時間の「〜の前」を表すのに使われる avant を選択したはずです。
それも正解です。



両方とも正解であり得るのですが、自分が描いた地図通りでしたか?
「前」だから devant でしょ。というのでは少し心もとないですね。


大切なことは、確かなイメージを描いて問題に取り組めたか、ということですね。
表面的に文を読んでいるだけだと、問題の本質が見えないこともありますし、問題作成者の術中に陥ってしまいます。

来月に迫ったフランス語のテストに取り組んでいる勇気ある学習者の皆さん、少しでもお力になれているなら幸いです。

今日覚えたい動詞の活用

haïr


実は頻度が高い動詞なのですが、日本人学習者はうまく使えないですね。

「憎むほどに嫌い」ということです。


1.大嫌いなのに、日本語の癖でつい「好きではない=Je n'aime pas(beaucoup)」と言ってしまう。← (もちろん様々な配慮は必要ですが)フランス語では「嫌いなものは嫌いと言う」ことが大切です。


2.うまく活用ができない。

こんな理由があるように思えます。


では今日は活用を覚えてしまいましょう。
大事なポイントがあります。

最初の文字 "h" は「有音のh」なので、発音こそされませんが、リエゾン(ils‿ ont)、エリズィォン(c'est)、アンシェヌマン(il ̂est)といった現象が起こりません。

カタカナで書くって難しいですね。


haïr [a.ir]

je hais [ʒə.ɛ]   je ne hais pas
tu hais [ty.ɛ] tu es と同じ発音です
il hait [il.ɛ] il est [i.lɛ] とは音の切れ目が違います
nous haïssons [nu.a.i.sɔ̃] リエゾンしません
vous haïssez [vu.a.i.se] リエゾンしません
ils haïssent [il.a.is] リエゾンしません


je hais [ʒə.ɛ] は j'ai と間違えてしまうので繋げて読んではいけません。
主語が複数形の時は haï と原形と同じく「ア・イ」という音が使われます。そのために "ï" という文字表記になっているわけです。


好き嫌いを表している動詞なので、直接目的語の名詞には「定冠詞」が使われますよ。

Pourquoi hais-tu le directeur ?
Elles haïssent le mensonge.

(例文は "Larousse Junior" からお借りしました)


Je hais les dimanches.
なんて映画もありましたね。

「言いながら書いて」覚えてしまいましょう!
まず口に出す → 次に書く

逆の順番(書いてから言う)だと「書かないと言えない」につながるので語学学習としては本末転倒です。