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10月からのネットグループレッスン

10月からまた新たにZOOMグループレッスンが始まります。

お手頃な価格で、ご自宅からお気軽に授業を受けていただけます。

各クラス、2~6名の少人数制。ベテラン日本人講師のJunが担当します。



◎基本から始めるフランス語作文(A2)


  基本の文法項目を復習しながら、書く力を養います。
  冠詞の使い方、現在形や基本形容詞の用法…
  基本を学び直しながら、弱点を強化しましょう!

    曜日13 h  14 h 30  10/6 ・ 10/13 ・ 10/20 ・ 10/27 ・ 11/10
    曜日19 h  20 h 30  10/8 ・ 10/15 ・ 10/22 ・ 10/29 ・ 11/5  あと1人で開講


   授業料:17,300(90分5回)

 
◎ネットでフランス語作文(B1)

  話すというのも、結局は脳内で作文をしているのです。
  使えるフレーズを増やす = 話せるようになるのです。

    曜日14 h 45  15 h 45 10/6 ・ 10/13 ・ 10/20 ・ 10/27 ・ 11/10 開講決定!!
    曜日21 h  22 h     10/8 ・ 10/15 ・ 10/22 ・ 10/29 ・ 11/5  開講決定!!
                                              (残席1)

   授業料:11,420(60分5回)


お気軽にお問合せください。
ご参加お待ちしております。

今日覚えたい語の連想ゲーム

先生から本を借りた。
J’ai emprunté un livre à mon professeur.

「〜から… を借りる」時には emprunter … à 〜 を使います。
「〜に… を貸す」時にも prêter … à 〜 を使いますし、有料で貸し借りをする時に登場する動詞 louer も同じ構造(louer … à 〜)です。

emprunter la passerelle
ne pas traverser les voies
歩道橋を通ってください
線路を渡ってはいけません。

emprunter には「〜を利用する」という意味があるのです。また、動詞の原形を使っているのは「事務連絡」であって「命令ではない」というニュアンスを出すためだと思われます。

Je ne trouve pas la petite passoire.
小さいザルが見つからない。
水分を「通す= passer」する調理器具 une passoire ですね。
la bouilloire ヤカンですよ。

J’ai la tête comme une passoire.
ザルのような頭である → 記憶力が悪い。

transformer 〜 en passoire
〜を(銃弾で)蜂の巣にする
日本語は「蜂の巣」フランス語は「ザル」、なるほど…

une bouilloire, une passoire, une baignoire, une patinoire…
全部凹んでいるなあ。

さあ、明日16時30分からは Facebook Live「フランス語発音よもやま話」ですよ。
ぜひご参加くださいね。

今日覚えたい文法

「移動」の動詞の後は…

aller, venir, sortir, partir… これらの後に目的を表す表現「pour + 動詞の原形」を置いて、よく話題に持ち込みますよね。例を見てみましょう。

1. Je voudrais aller à Paris pour visiter plein de musées.
パリに行って、美術館をたくさん訪れたいなあ。
→初めてのパリ旅行でなければ、aller よりも retourner(もう一度行く)のほうが自然でしょうね。

2. Mes amis parisiens et moi, (nous) avons profité du beau temps à Kyoto. Ils sont venus jusqu’au Japon pour assister à mon mariage.
いい天気だったので、パリの友だちと京都を満喫しました。結婚式の出席にと日本まで来てくれたのです。
→ 京都散策よりも「前に」日本についているはずなので、ils étaient venus となります。

3. En profitant de la campagne « Go-To », mes parents sont partis en vacances à Kanazawa pour profiter du beau temps automnal.
Go-Toキャンペーンを利用して、両親は秋の行楽日和を満喫しに金沢に出かけていきました。

上記の3分に共通するのは「移動の動詞 … pour 動詞の原形」ですね。実はこのパターンの時には pour は必要ないのです。ないほうが文が軽くなって自然に感じられます。

Je voudrais aller à Paris visiter plein de musées.
Ils étaient venus jusqu’au Japon assister à mon mariage.
mes parents sont partis en vacances à Kanazawa profiter du beau temps automnal.

これくらいの「移動の動詞」「目的を表す動詞の原形」であれば問題はありません。間に10単語もあったら何の話か忘れてしまいますから、その時は文意を明らかにするために pour を入れましょう。
Je voudrais aller à Paris avec mes enfants qui vont à l’école des Beaux-Arts à Tokyo depuis le printemps dernier POUR visiter plein de musées.

はあ、パリに行きたいなあ。rue Daguerre、rue Hautefeuille、rue Mouffetard、cité Florale… 左岸ばかりですね。

今日覚えたい語の使い方

un coup

数えられないほどの表現を生み出す名詞 un coup。代表的なものを見ていきましょう。

avoir un coup de barre.
例えばランチをしたあとで座って作業をしていると、事務所や学校に心地の良い光が注ぎ込み抗えなく寝そうになった時に、
Ah, j’ai un coup de barre. 眠気に逆らえそうにない。

le coup de foudre
理想の姿形や振る舞いをした人に出会ってしまい、ドキッとして恋に落ちちゃった時に、
Avec lui / elle, c’était le coup de foudre. (容姿や話し方も含め)一目惚れだったよ。

donner un coup de main
目の前で困っている友人を見つけて一言
Je te donne un coup de main, si tu veux. お「手」つだい、しようか?
≒Tu veux un coup de main ?

boire un coup
ちょっと人寂しい時に、仲間を誘って、
Ça te dit d’aller boire un coup après le travail ? 仕事の後軽く飲みに行かない?

donner un coup de balai
床にパンの食べかすが落ちているのを目にして、
Il y a des miettes par terre. Je vais donner un coup de balai. 床に食べかすが落ちてるね。ほうきで掃くよ。

jeter un coup d’œil
散歩をしていると素敵なシャツをショーウィンドウに見つけて。
J’ai vu une belle chemise en vitrine. Je peux aller jeter un coup d’œil ? ウィンドウに素敵なシャツ発見。ちょっと見てきていい?

valoir le coup
もうすでに「行ってきた」友人に、
Ça vaut le coup d’y aller ? 行く価値ある?

コツコツと覚えるしか、手はさそうですね。
Vous n’avez qu’à tenter le coup.

今日覚えたい語の使い方

電話をかける

代表的な語は téléphoner ですね。電話をかける相手は 「原則的に」いつも文中に存在させなければいけません。誰かが Je vais téléphoner. と言ったら、目の前の人は心のなかで « à qui ?»と思っているわけです。

動詞 appeler「電話をかける」という意味で使われる頻出語です。ただこの語も「〜に」に相当する語句を付けて使う用法が自然ですね。誰かが Je vais appeler. と言ったら、目の前の人は心のなかで « qui ?» と思っているわけです。

めんどうくさ〜い、と思っている方におすすめの表現があります。
passer(または donner)un coup de fil(または téléphone)à 人
この表現のほうが、「〜に」に相当する語句がなくてもさほど不自然に感じられません。

Je vais passer un coup de fil.
と言いながら中座してみるといいでしょう。

ここからは個人的に感じていることです。
「電話をかける ≒ téléphoner」という語の意味の範囲が、人によって違いますね。電話番号を押して(「回す」と書きそうになりました)話すのか、LINE や messenger などのサービスを利用して音声通話をするのか、人によって守備範囲が違うと感じているのです。ぼくは個人的には、電話番号がなければ「電話をかける」とは言わないようにしています。少なくとも知人に LINE で連絡を取る時には「電話をかける」ではなく「LINE で話す」と言います。そんな時にフランス語では、
appeler 人 sur LINE
parler à(avec)人 sur LINE
のどちらかを使います。

「電話 ≒ télépnone」はしていないですからね。
まあ個人的な感覚ですが、こういったことを考えることが「正しく言葉を使う」小さな一歩だと思うのです。

今日覚えたい語の使い方

gérondif のススメ

「夕食を準備してたら、娘から電話があった。」
フランス語にしてみましょう。

タイトルにあるように gérondif(en + 現在分詞)を使ってみましょう。

「夕食を準備する」の箇所が gérondif になるのだろうから、 en préparant le diner だよね。後半部分はどうしよう。「娘から電話があった」ということは、「娘が私に電話をかけてきた」ということだから、ma fille m’a téléphoné でいいでしょう。
先生できました!
En préparant le diner, ma fille m’a téléphoné. です。」
残念でした。文法的には完璧な文ですが、伝わる内容が全く違うことになってしまうので「0点」です。解説をします。

gérondif には3つの制約があります。
1. 否定で使うことができない。
2. 主文の主語と同一主語である。
3. 複合形がなく、同じ時間の流れにある2つの行動しか表せない(大きく時間が離れたことの因果関係は伝えられない)

まず日本語の文を我々ネイティブが読んで感じるのは、「わたしが夕食の準備をしていたら、娘から電話があった」ということですね。
ルール2をよく見てください。ma fille m’a téléphoné ということは、作文したフランス語のままでは、夕食の準備も電話を掛けるという行為も、両方とも娘が行なっていると理解されるのです。
「夕食を準備しながら娘が電話をしてきた。」という解釈になり、何か私(例えば母)に料理に関する質問をしたくなったのでしょうね。

じゃあ、どうすればいいのでしょう?
シンプルに同一主語にすればいいので、違う表現を考えましょう。
フランス語で「受動態」を使うことはあまりありませんし、téléphoner (à) は「間接目的語」を要求するので、そもそも「受動態」を作ること自体不可能なのです。
こんな時には表現の宝庫である coup が登場します。recevoir un coup de fil という言い方があり、「電話を受ける=電話がかかってくる」という意味なのです。ということは…
En préparant le diner, j’ai reçu un coup de fil de ma fille.
うん、良さそうです。

gérondif って難しいでしょう?ってよく聞かれます。
わたしの答えはこうです。
いや、活用を2つの動詞でするほうが面倒くさくないですか?
○ Je préparais le diner, quand ma fille m’a téléphoné. も問題がない文ですが、
△ Quand je préparais le diner, ma fille m’a téléphoné. は通じますが、かなり違和感を感じるフランス語です。

今日は説明をする時間がありませんので、このポイントを押さえておいてください。
半過去形と複合過去形を同一文使うときは、(日本語に関係なく)「原則的」に quand は複合過去形を導く。

今日覚えたい文法

改めて数字の話

まずフランス語の数字は冠詞と形容詞を兼ねたものなのです。したがって「名詞の前に付いて性の一致」をします。
un sac plastique(ビニール袋)
une bouteille plastique(ペットボトル)

2以上は名詞は複数形になります。
un réseau social(SNS)
dix réseaux sociaux
vingt fois(20回)
quarante-sept départements(47都道府県)

“○1”という数字は vingt-ET-UN(E)のように、真ん中に et が必要です。
trente-et-une fois(31回)
soixante-et-un nouveaux cas(61人の新規感染者)
これは71の場合も同じです。
soixante-et-onze décès(71人の死亡者)
81及び91の場合は et は必要ありません。
quatre-vingt-un nouveaux-nés(81人の新生児)
quatre-vingt-onze cous à distance(91のオンライン授業)

cent mille も同様です。
la Guerre de Cent Ans(100年戦争)
Merci mille fois(大変ありがとう)

序数詞はどうなるのでしょう?
冠詞は兼ねていませんが、形容詞であるという考え方は同じです。
C’est pendant mon premier voyage à Paris.
(初めてのパリ旅行の時の話)
Nous sommes au vingt-et-unième siècle.
(今は21世紀です)

先程 YouTube で「71は soixante-onze である」という記述を見かけたのですが、間違っていますよ。
少なくとも教育側は間違えてはいけないし、ホワイトボードに書いている文字も間違っているし、それ説明中に読んでいても間違いに気づかない…
ということは、そう覚えてしまったいるのでしょうね。恥ずかしなあ…
知っていると思っていることでも、発表する前に今一度調べましょう。
それが大人の態度というものです。

今日覚えたい発音

Une tasse de café. Ça te va ?
コーヒーでいい?

友人の家で飲み物を勧められるシーンです。文法というか表現はかんたんですが、ネイティブが自然に発音をすると聞き取れないかもしれません。

tassede te« e »の箇所に母音は「存在しない」と考えてください。辞書を見て de [də]te [tə] と記述されていても、デフォルトでは「読まない」と考えてほしいのです。同様に、tasse の最後の « e » にも母音は存在しません。

Une tasse de café [yn tas də kafe] と発音記号で書きます。

ここからが問題です。フランス語に「3子音連続禁止」というルールがあります(正確に言えば、フランス語話者は単純に3子音連続を自然に避けているのだけの話ですが)。tasse-de-café の連続した音で tassede の両方の [ə] を発音しないと仮定をすれば、 [tas-d-kafe] となり、上記のルールに抵触します。

したがって、3子音連続を避けるために、子音が2コ続いたところで軽く休憩するを取り、[ə](← 軽い「ウ」)を発音します。この段階では [tas-də-kafe] となっています。

次に 一人ぼっちの子音の話です。その他の子音は後に親分の母音がいるのに対し、[tas] [s] は居心地が悪いのです。 親分がいない… 一人ぼっちだあ…仲間がほしい…
一人ぼっちの子音 [s] は横にいる仲間の子音 [d] にすり寄ろうとします。子音は母音の子分なので、子分は子分同士でなんとか仲良くしたい、という訳です。親分の母音 [ə] がすでに後に続いているので、子音 [d] は条件を出します。「仲間に入れてほしければ俺の仲間=有声子音になれ!」([g][z][d] などが有声子音で、[k][s][t] などが無声子音です)
仲間に入りたい一人ぼっちの無声子音 [s] は条件を受け入れ [s] → [z] と姿(音)を変えます。その結果、[taz-də-kafe] と発音されるというわけです。

同様に、ça te va ? [sa-tə-va] [t] [sad-va] と発音されます。

これを子音の「同化」と呼びます。
音の話を文字で書くには骨が折れますね。というか、これでもわかっていただけない気がする…
ぼくの表現力の限界です。わからない方は、これから定期的に配信する予定の「発音ブラザーズ・フランス語発音よもやま話」をご覧ください。
結局、宣伝かいっ!

今日覚えたいお知らせ

2019年度に続けて、今年度もNHKテレビ外国語講座「旅するためのフランス語」で発音講座を連載をしています。
コロナ禍でフランスを「旅できない」今回はスタジオ収録のようだけど、そのおかげ?でなんとページが倍増で4ページです。
音声サービスもあるので、ぜひ「声に出して」練習してみてくださいね。
西川葉澄ちゃん、安藤博文さん、いつもありがとう。
こんな楽しい紙面づくりに参加できるなんて、夢のようです。

今日覚えたい発音

[ː] って何?


日本で発売されている仏和辞典を見ると [ː] (母音を伸ばす「長母音記号」が使われていることがありますね。
今試しにbonjourを「プチロワイヤル仏和辞典」「ロベール仏和」「クラウン仏和辞典」を引いてみると、2/3の辞書で [bõʒuːʀ]と長母音記号が使われています。

言い換えると、辞書によって使われていたりいなかったりと、差があるということです。

どういうこと?


フランス語の発音にこんなルールがあります。

母音の長短は意味の違いを作らないので、原則的に、すべての音節は同じ長さで発音される。ただし単語、意味まとまり、文の「最後の音節は」強く長く発音される。


こんな例文で考えてみましょう。長母音記号が書かれている辞書の発音記号を並べると

昨日誕生日だったので、自分へのプレゼントは
Hier, c’était mon anniversaire, et je me suis offert...


des roses rouges. 赤いバラ
[de ʀoːz ʀuːʒ]

du rouge rose. バラ色の口紅
[de ʀuːʒ ʀoːz]


もうおわかりですね。
「最後の音節」だけを強く長く発音すればいいので、
[de ʀoz ʀuːʒ][de ʀuʒ ʀoːz] なのです。


ということは、長母音記号が書かれている辞書の発音記号は「その単語を単独で発音する時」を意識して書かれているというわけです。
ちなみに、フランスで発刊されている辞書には長母音記号は書かれていません。

こちらのほうが記述として正確だと、ぼくは思いますがねえ。
個人的には、「伸ばしている」のではなく「自然に伸びてしまう」現象だと感じているので。


昨日お誕生日だった人、おめでとう!!!
って、誰?

今日覚えたい語の知識

名詞動詞


多くの名詞には、その行為を表す動詞が準備されています。

faire des voyages voyager
faire une collectioncollectionner
faire une correctioncorriger
faire de la marche marcher
faire de la lecture lire
faire des livres
livrer ???


まず livre という語は行為ではなく作品なので、faire des livres という表現は「本を読む」という意味で用いることはできません(あえて言えば「本を作る」と解釈されてしまいます)。
また、livrer という動詞は存在しますが、残念ながら「本を読む」という意味では使うことができません。では動詞1語で表現したい時には、どう言えばいいのでしょう?
実は livre の類義語に un bouquin というのがあり、その動詞形 bouquiner を使うことができますよ。ということは…


そう、「本(書物)を読む」ということを伝えるには、ざっと考えただけで4種類のフランス語の表現があるということです。

lire lire un/des livre(s) faire de la lecture bouquiner


ところで livrer という動詞は存在すると書きましたが、意味はわかりますか?
コロナ禍において需要が高まり「日常会話」には欠かせない動詞ですよ。旅行では使わないけど、ぼくはほぼ毎日「利用している行為」を表しています。


livrer「〜配達する」という意味になるので、この動詞を「わたし」を主語において直接使うことはできませんが、faire livrer という表現で使えば、とたんに amazon を頻繁に利用しているぼくには必要不可欠な動詞に変わります。


Je vais faire livrer des cartouches d’encre cet après-midi.
今日の午後インクカートリッジを配達してもらうよ。


明日は時間を見つけて「動詞→名詞」を思い出してくださいね。
voyager
collectionner
corriger
marcher
lire
livrer
(正解はご自分で見つけてみましょう)

毎日少し関わるのが、楽しく確実に前進するコツですよ。まあなんでもそうですね。
フランス語も然りです。

今日覚えたい表現

Je n'ai même pas ...


仕事が多すぎて、ランチをする暇もない。
J'ai trop de travail et je n'ai même pas le temps de déjeuner.


〜をする(その)時間 「le temps de 動詞の原形」で表します。


仕事が多すぎて、ランチをする暇もなかった。
「なかった」と見たらすぐに il y a を考えてしまう学習者がいます。最初の文を読み直してください。ほぼ同じ内容ですね。
今は夕方の4時でランチをするタイミングを「逃してしまった」のですね。なし得なかった過去は「複合過去形の否定形」が得意とするところです。


(...) je n'ai même pas EU le temps de déjeuner.
ただ avoir の過去分詞の eu を挿入するだけですね。


En 2 jours à Paris, je n'ai même pas visité l'Arc-de-Triomphe.
パリ2日じゃあ、凱旋門も行けなかったよ。


危ないあぶない、毎日の記事を書く時間がや
ととれました。

Je n'ai même pas eu quelques dizaines de minutes de trou pour écrire mon article quotidien.

今日覚えたい表現

(travailler) pour des cacahouètes
ピーナツのために=タダ同然で(働く)

Quoi !? Toi, tu travailles tous les jours du matin au soir, mais tu ne gagnes que ça ?
- Oui, je suis très mal payé(e). Je travailles pour des cacahouètes, quoi !

毎日朝から晩まで働いて、収入はこれだけ?
- 給料安いよね。「タダ同然」


もともとは英語から入った表現のようですが、cacahouète「小さくて価値のないもの」のたとえとして頻繁に使われます。


Ouah, quelle belle chemise ! Tu as dû payer cher.
- Non, je l’ai eue pour des cacahouètes.

素敵なシャツ、高かったんじゃない?
- いや、タダ同然だったよ。


pour des cacahouètes のほかに pour trois fois rien や、c’est donné 「タダ同然」という意味で使われます。


partir en cacahouète
という表現もあり、こちらは状況などが「制御不能になり、見通しがはっきりしない」という意味です。

表現って、おもしろいですよね。

今日覚えたい表現

〜なので、… である。


いろいろな表現がありますね。

parce que 〜
puisque 〜
comme 〜


なかなか使い分けがややこしいですが、今日は最も簡単なのに知名度が「ほぼゼロ」の表現のご紹介です。(← le Ciel フランス語教室調べ)

Il fait beau maintenant, donc on peut partir.
さあ晴れたから、出かけられるね。

Tu es guéri maintenant, donc tu peux m’accompagner.
もう完治したから、一緒に行けるね。

Tu vas mieux maintenant, donc, tu peux reprendre le travail.
体調もマシになったので、仕事再開だね。


なんだかまどろっこしいです。
実はこんなに便利な表現があるのです。


maintenant que:いまは〜なので…

ということは… そうなのです!


Maintenant qu’il fait beau, on peut partir.
Maintenant que tu es guéri , tu peux m’accompagner.
Maintenant que tu vas mieux, tu peux reprendre le travail.


簡単ですねえ。
手持ちの道具をうまく使い話す努力をすることも大切ですが、「これで十分だ!」という思い込みはいけません。便利な道具を手に入れると、日常がもっと楽しくなりますよ。


はあ、フードカッター欲しいなあ。
包丁で野菜をカットするの面倒くさいんだもん。

今日覚えたい考え方

どこで知り合ったの?

彼氏できたんだって?おめでとう。で、
どこで知り合ったの?
On m'a dit que tu as un nouveau copain. Dis, où est-ce que tu l'as connu ?

なんだか、不自然です。
「どこで」はいかなる場合でも と訳すのでしょうか?

疑問詞「場所」を尋ねる疑問詞ですよね。
Tu habites ? - J'habite à Yamato.
Tu apprends le français ? - Je l'apprends dans une école qui se situe à Uméda.

しかし「どこで働いているの?」と尋ねた場合、土地名や駅名での返事を期待していますか?
おそらくそうではなくて、会社名や仕事内容を尋ねているのではないでしょうか?
△ Où est-ce que tu travailles ?
○ Tu travailles dans quel domaine ?
○ Comment s'appelle la boite où tu travailles ?

「どこで知り合ったの?」は知りあった場所ではなく、「どのように」知り合ったかを尋ねているように思うのです。ということは…
ではなく Comment ですね。

Comment est-ce que tu l’as connu ?
がより自然に感じられます。

このあたりの人間の「自然なコミュニケーション」は Google 先生は、まだまだ苦手のようですね。

今日覚えたい文法

冠詞っているの?

Ça y est ! J’ai mes billets d’avion et j’ai réservé une chambre de l’hôtel. J’ai hâte de partir à Paris.
よし!航空券もあるし、ホテルの部屋も予約したし。早くパリに行きたいなあ。

なにかが変です。「航空券」は de の後に les billet d’avion冠詞を付けずに使っている一方、「ホテルの部屋」の de の後には定冠詞が付いています。どちらかがおかしいのです。

les billets と言われても航空券なのか、列車の切符なのか、コンサートのチケットなのか… いろいろな可能性があるし、それを説明してあげないと話が見えなくなってしまいます。しかしその列車に具体性はありませんね。「どの列車」ではなく、「バスじゃなく列車」なのです。そんな時は「無冠詞」の名詞が後続します。

マンションや民宿ではなく「ホテルの部屋」を予約したので、j’ai réservé une chambre d’hôtel がいいのです。考え方を変えると、un billet d’avion を1単語として扱っているのです。 「un billet d’argent = 紙幣」というイメージです。

一方、具体的なホテル名が付く場合は定冠詞が必要ですよ。
une chambre de l’hôtel Georges Vune chambre de l’appart'hôtel place d’Italie など。

別の例で考えてみましょう。une station de métro というと、une station routièreune station de taxis ではないということを伝えているのです。
Les stations du métro parisien と後ろに修飾語句が付く場合は、定冠詞が登場します。

les quais de Seine(la は?) や le sud de France(la は?) という場合もあり、なかなか興味深いですが、今日はこれくらいでオシマイです。

今日覚えたい発音

クスクス vs couscous

(ネタ提供 TH さん)
E: 先生、この間フランス人の友だちに "Ça te dit d’aller manger du クスクス un de ces quatre ?" って誘ってみたのですけど、「???」って顔をされたのです。結局同じことを何度か繰り返し言って、やっとわかってもらえたのです。どうしてですか?

P: なるほど。それよりも、友だちを誘うのにピッタリの、話し言葉らしい表現をうまく使えていますね。よく勉強しています、素晴らしい!
質問の答ですが、うまく通じなかったのは、音節数がちがっていからではないでしょうか?

E: 音節ってなんですか?

P: わかったふりをしない姿勢がいいですね。音節とはですね、フランス語で話す(声に出して読む)ときの「最小の音の切れ目」のことです。一番小さいリズムと言うこともできます。
例えば J’habite à Marseille. と発音するときは(標準フランス語だと)J’ha / bi / te à / Mar / seille. 5音節=5リズムで発音されます。ルビを見てカタカナを読んじゃうと「ジャ/ビ/タ/マ/ル/セ/イ/ユ」8音節と認識され、理解されないことが多いはずなのです。

E: でも couscous の ou[u]の音もちゃんと発音できたと思うので、それくらい問題ないと思っていたのですが…

P: いや、音節は個々の母音の発音と同じくらい、ひょっとしたらそれ以上に大切な「音の注意点」ですよ。数字の quatre1音節なので英語の cat で間違いなく絶対通じますし、一方 2音節quatorze は「キャ/ト」で多くの場合問題ありません。単語の最後の子音(tr や rz)は、まあいわば「余韻」みたいなものなので無くても大勢に影響はありません。
couscousクsクs といった感じで発音すれば通じるはずです。

E: わかりました。音節って大切なんですね!

さて明日12日(土)16時からは、この夏最後の発音ブラザーズによる Facebook Live「フランス語発音よもやま話」ですよ。
質問をお待ちしています!
大物ゲストが決まりましたよ。
そちらもお楽しみに!

今日覚えたい文法

「あれ、カギ、どこだっけ…?」

フランス語にしてみましょう。
思考をしているわけでなく、思い悩んでいるときは voyons… が使われます。ボヤッと考えているけど答えが見つかっていないイメージです。

「カギ、どこだっけ…?」
「どこだっけ」をもう少し構造がわかる日本語に直してみると、「どこにある?」でしょうね。ということは、
Où est la clé ?
はい、文法的には問題ありません。ただなんとなく「血が通っていない」ようで、google さんが訳したのかな、という印象を受けます。

カギの「ありか」を思い出しているわけではなく、「カギはどうしたかな…」という自分への問を「どこだっけ…?」と言語化しているのです。

「〜はどうしたかな…」ということを伝えるのにぴったりな表現があります。
Qu’est-ce que j’ai fait de 〜 ?

Qu’est-ce que j’ai fait de mon passeport ?
パスポート、どこにやっちゃったかな?

表題の文の場合は、一度カギを思い浮かべているのでこういったほうがうまく伝わるでしょう。
Voyons… Les (Mes) clés…, qu’est-ce que j’en ai fait ?

逐語訳をしたら、場合によっては伝わることがずれてしまうという一例です。
「今どこ?」とスマホで尋ねる表現と「カメルーンの首都どこ?」と地理の学習中に発する問は、同じ構造でも答えは全く違います。
えっ、どう違うのかって?
日本語の話なので、ご自分で考えてみましょう。いつもの「ほーちぷれー」です。

今日覚えたい語の使い方

facilement / difficilement

Bienvue chez moi. Vous êtes venues ensemble ?
- Oui et non, on s'était donné rendez-vous à la gare.
Ah, d'accord. Vous avez trouvé facilement ?
- Franchement, non. Très difficilement !


簡単な会話です。日本語にしてみましょう。
いらっしゃい。一緒に来たの?
- なんとも。駅で待ち合わせしてたんだ。
なるほど。すぐ見つかったよね?
- はっきり言って、全然。めっちゃ大変だったよ。


「解釈」をするのはそんなに難しいことではありません。
"Oui et non" のニュアンスや "on s'ÉTAIT donné" の大過去を感じるのが少し難しいくらいでしょうか。
今日のポイントはここではありません。

facilement ↔ difficilement

trouver ma maison, c'était facile ?
≒ Vous avez trouvé (ma maison) facilement ?
家見つけるの、簡単だったよね。
簡単に見つかったよね?

日本語としては、「簡単に」よりも「すぐに」のほうがしっくり来ます。私達日本語話者はフランス語話そうとする時に、日本語をフランス語に単語単位で訳してしまいがちです。
「すぐに」という日本語が浮かんだときに tout de suite ではなく facilement が浮かびますか?時間的に「すぐ = tout de suite」ではなく「苦労をせず = facilement」なのですよね。

Trouver ta maison, c'était difficile.
≒ J'ai trouvé ta maison difficilement.
家見つけるの、難しかった。
≒ 家を見つけるの、大変だった。

difficilement はなかなかうまく使えない副詞ですが、こんなふうに使ってみてください。
「簡単に見つかった = trouver facilement」の反対が「trouver difficilement」ということです。日本語訳を付けた瞬間から、使えない語になってしまいます。

そんな便利だけどとらえどころのない「副詞」を学びましょう。
文の中での位置が違うと、ニュアンスが変わってしまう副詞。bien って「上手に」って意味だけじゃないの?

今日覚えたい文法

「副詞」

謎の品詞です。
要するに、名詞・形容詞・動詞・接続詞・前置詞「以外」のものを副詞と呼ぶと考えて、大きくは間違っていません。

また。前置詞や名詞が一緒に使われて「副詞句」なるものを作ったりします。avant-hier il y a 2 jours は同じことを指し示していますよね。avant-hier「副詞」il a 2 jours「副詞句」です。

形容詞なの?過去分詞なの?副詞なの?
Avant les vacances, mes parents étaient très fatigués. Et après les vacances, ils sont revenus fatigués.
上の2例で使われている fatigués って形容詞、過去分詞、副詞、どれなのでしょう?

この娘は生まれついてべっぴんさんだねエ。
Cette fille est née belle.
ん?形容詞?副詞?

よくわかりません。
それでいいのです、使えることが大切だし、「分類」はわかりやすく使いやすくするのです。無駄な意味のない分類は、やらないほうがマシです。

今日覚えたい語の使い方

autre④
前置詞 de との組み合わせ

Je veux (voudrais) un autre café.
≒ Il me faut un autre café.
≒ J'ai envie d'un autre café.

Je veux (voudrais) d'autres cafés.
≒ Il me faut d'autres cafés.
≒ J'ai envie d'autres cafés.

J'ai envie de d'autres cafés. じゃないの?

以下のような無名だけど重要なルールがあります。
「前置詞 de の後に de で始まる冠詞(de, des, du, de la, de l')が続くときは、その冠詞は省略される

Le village est couvert de neige.
限定されていない数えにくい雪なので部分冠詞 de la を付けたくなるが、直前の être couvert DE の影響で冠詞は付けないのです。

J'ai envie de d'autres cafés. は上記のルールが適応されて
J'ai envie d'autres cafés. となります。
ただし de(s) の名残として、形容詞にも名詞にも複数形の s が付いていることにも注目です。

動物園にいた後の会話。ライオンかっこよかったねえ。
Je me souviens d'un autre animal.
もう一つ別の動物を覚えているよ。

Je me souviens d'
autres animaux.
他にもいくつか動物覚えているよ。
d'un autre animal de d'autres animauxd'autres animaux

Je me souviens des autres animaux.
他の動物も全部覚えているよ。
de + les = des ですね。

芝居をするのに、
J'ai besoin d'un acteur.
一人、俳優(男性)がほしいなあ。

J'ai besoin d'un autre acteur.
俳優がもう一人欲しいなあ。

J'ai besoin d'autres acteurs.
俳優が他にも(何人か)欲しいなあ。

場面がないと「他の俳優全員」って言いにくいですね。

Bon, à cette heure-ci, j'ai envie d'une petite bière fraiche.
冷たいビール飲みたいなあ。

今日覚えたい語の使い方

autre③

(ほぼ)10コ以上の集合体を思い浮かべてください。飴(ちゃん)の袋でもいいですし、CDでも、友だちでもいいですし、同僚でも構いません。

Tiens, il y a un paquet de 10 bonbons.
あれ、こんなとこに飴が10個あるよ。
J'ai 10 amis intimes.
親しい友人が10人いるよ。

まず1つ話題にします。
一つもらうね」
「... な友だちが一人いてね」
Je prends un bonbon.
J'ai un ami qui habite à Paris.

別のものを話題にしましょう。
もう一つもらうね」
「... な友だちが別に一人いてね」
Je prends un autre bonbon.
J'ai un autre ami qui habite à Nice.

面倒くさいから、他の複数個(人)を話題にしましょう。
後何個かもらうね」
「... な友達が他に何人かいてね」
Je prends d'autres bonbons.
J'ai d'autres amis qui habitent à Lyon.
(なぜ d'autres になるかは昨日の記事を参照してください。)

残りをまとめて話題にしましょう。
この段階で、集合に残っているものや人はなくなったはずです。
残り全部もらうね。」
他の友だちは日本在住です。」
Je prends les autres bonbons.
Les autres amis habitent au Japon.

明日で完結予定です。
A suivre...

今日覚えたい語の使い方

autre②

(今日一日で書ききれるとは思えないので)
「別の、他の」と訳されることが多いですが、手前につく冠詞との組み合わせが複雑で、なかなかうまく使えないようです。例文とともに見ていきましょう。

今日はまず「5コ(人)」の集合をイメージしてください。
10人のフランス語のクラスとか、15人のダンスグループとか、10種類の具入りのおでんの詰め合わせとか。

グループの中には「(何人・いくつか)〜なもの」もあるし、
「(他には)〜なものもある」なあ。
*ポイント:集合全部には言及していない

J'ai une vingtaine de guitares. Certaines (guitares) sont américaines et d'autres (guitares) sont japonaises.
20本のギターにはアメリカ製や日本製のものがあります。
(カナダ製のギターもベトナム製のギターもあります、と想像できる)

Dans mon groupe, il y a certains étudiants qui n'apprennent le français que pendant 1 an et il y a d'autres étudiants qui continuent même en troisième année.
グループには、1年でフランス語をやめちゃう学生もいるし、2年生でも続ける人もいるよ。(2年で止める人や、半年で止める人がいると想像させる)

この d'autres とは何でしょう?
こんな文法ルールがあったのを覚えていますか。

「不定冠詞 des + 形容詞(複数形) + 名詞(複数形)」
こういう並びになったら
「不定冠詞 de + 形容詞(複数形) + 名詞(複数形)」という形にする、もしくはそれが望ましい。(口頭表現においては、しばしば無視される)ただし、形容詞が母音または有音の h で始まっている場合は「必ず」d' に変わる。

autre(s) は母音で始まっている形容詞なので、「必ず」 d'autres guitares、d'autres étudiants と変わってしまうのです。

今日の教訓:
certain(e)s を見たら、d'autres を探せ!!!!

あっ、もうこんなに書いちゃった。明日でも終わらないかも...
気長にお付き合いください。

今日覚えたい語の使い方

autre①
(今日一日で書ききれるとは思えないので)


「別の、他の」と訳されることが多いですが、手前につく冠詞との組み合わせが複雑で、なかなかうまく使えないようです。例文とともに見ていきましょう。


まず「2個(人)」の集合をイメージしてください。2人兄弟、2人姉妹、紅白まんじゅう、リンリン・ランラン、こまどり姉妹、工藤兄弟、茉奈佳奈、テゴマス...

一方→ l'un(e)
他方→ l'autre となります。


たったこれだけです、迷うことは何一つありません。
大切なことは、「2個の集合が話題になっていてその両方を順番に話題にする」だけです。


Tu connais le groupe de deux chanteurs japonais TEGOMASU ? L'un chante toujours, mais l'autre est devenu youtubeur.
テゴマス知ってる?一人はまだ歌っているけど、もうひとりってユーチューバーになったよねえ。


J'apprends le français avec deux professeurs. L'une est belge et l'autre est français d'origine camerounaise.
今二人の先生についてフランス語習っていてね。ベルギーの先生と、カメルーン出身のフランスの先生。


次に「5個(人)以上」の集合体をイメージしてください。
それらを数が決まっていなくても構わないので(もちろん細かく○個と○個と分けても構いません)、2グループに分けてください。集合の中に残っているものがあってはいけません。

20個のグループがあったとして、14個/6個、12個/8個...

片一方のグループ:les un(e)s
もう一方のグループ:les autres となります。


J'ai une dizaine d'amis francophones. Les uns prennent une douche quotidiennement tandis que les autres préfèrent prendre un bain de temps en temps.
10人くらいのネイティブの友達は、毎日シャワーを浴びている人と、時々お風呂に入る人に分かれるかな。


続きは明日です。
A suivre...

今日覚えたい表現

Voilà !


教科書などでは「そこに〜があります」のような訳が付いていたような気がします(いま数冊調べましたが、そのような訳がついていますね)

なにか違うんだよなあ。
ぼくの中では「注意をこちらに向ける」導入の表現なのです。


Voilà mon dernier gadget !
見てみて、この最近入手したおもちゃ!

Le voilà enfin !
あいつやっと来たよ。

Me voilà. Ça va ?
到着!どう、元気?


注意をこちらに向けながら、目の前に時間が流れているようなイメージを作り出して、

Voilà déjà 3 ans que j'écris un article tous les jours.
毎日書いてはや3年かあ。

Voilà 25 ans qu'il est parti.
いなくなって25年ですね。


名詞のあとに関係代名詞を加えると、より生き生きとした表現になります。補足説明が加わるから、表現に表情が加わる感じです。

Voilà une amie, prof de français, qui enseigne la langue sur la NHK.
フランス語の先生の友達を紹介するね。NHKでも授業しているんだ。

Voilà mon petit ventilateur dont je me sers tout le temps non seulement pour me refroidir mais aussi pour refroidir l'iPhone pendant la diffusion de cours de grammaire.
これ毎日使っているミニ扇風機なんだけど、自分が暑いときだけじゃなくて、文法のレッスンの配信中にiPhoneを冷やすためにも使っているんだ。


Eh, voilà !
Bonne journée.

今日覚えたい表現

年末までまだ4ヶ月もあるね。
Nous avons encore 4 mois (...) nous.


前置詞を入れてみましょう。

いろいろな可能性が考えられそうですが、ぼくなら devant をいれます。

Nous avons encore 4 mois devant nous.


devant って
「場所の前置詞じゃないの?」

「場所の前置詞」や「時間の前置詞」なんて分類は参考書や教科書の著者や文法家が勝手に決めただけですよ。一般的にどちらかに所属していると思われる前置詞がもう一方で使われる例なんて、数多く見られます。


J'apprends le français depuis 3 ans.
Depuis la fenêtre, je vois des enfants qui...

Tu dois rentrer avant 20 heures.
Tu dois tourner à droite avant le rond-point.


「主に」時間に使われる、「主に」場所に使われる。それくらいの理解でいいと思います。


時間を「眼の前に」広がっているイメージ捉えるのは、日本語でもフランス語で同じようです。そこに向かって毎日進んでいくのですね。そんな時間が年末まで4ヶ月続くのです。


さて今日の夜は「ツイキャス・ミニ文法講座」です。

il est なの c'est なの?
le mien や celui de っでどう使うの?

このあたりの謎を解き明かす50分〜1時間です。
リアルタイムで見られなくても、録画が2週間は残っていますよ。
ぜひご参加ください。

今日覚えたい表現

もう9月か!


やさしそうで訳しづらいフランス語ですね。

なんたってフランス語で文を作るには「主語」が必要です。
なにを主語に立てましょう?


時刻の表現でおなじみの Il est はどうでしょう?

Il est septembre.
う〜ん、どうもしっくりきません。


il est はいくつかの熟語表現及び「時刻」を伝える表現を除いて、使うことは難しそうです。

Il est temps de partir.
Il est actuellement 9 heures 14.


では汎用性の高い c'est はどうでしょう?

C'est septembre.
う〜ん、なにを伝えたいのかよくわからない文ですね。
C'est 〜は導入や紹介には非常に有効で汎用性が高く便利ですが、急に c'est と言われても何の話をしているのかわからないです。


具体的な意味を持つパーツをいくつか加えてみましょう。

C'est déjà en septembre aujourd'hui.
うん、随分良くなった印象です。

ただなんだか回りくどいし、やはり c'est が唐突に出てきた印象です。


もう9月なのは日本中共通ですね。こんな時には「発言者を含む事態に関わっている人全員」であることを意味する nous が相応しいのです。

Nous sommes déjà en septembre.
≒ On est déjà en septembre.
スッキリしたし、誰にも誤解がないシンプルなフランス語の出来上がりです。


「か!」の部分は翻訳不可能です。
Je suis étonné Ça m'étonne だと強すぎますし、n'est-ce pas だと「わかっているとは思うけど、確認ですよ」というなんだか「上から目線」の発言に聞こえて好きにはなれません。
(偉そうな人は嫌いなのです、ゴメンナサイ。)


ぼくならば、最初に
Ça alors, Dis donc, などの「間投詞」を使って感情を表現します。


Ça alors, nous sommes déjà en septembre !


さあ9月です、みなさん!
美味しいものがたくさん食べられる秋が近づいてきました。
元気に過ごしましょう!

最後に。
お約束の仕事が、少しずつどころか大幅に遅れていっているのはわかっています。少しずつ涼しくなってきたので、なんとか頑張れるかもしれません。なんとかします!

今日覚えたい(昔の)発音

信じがたいけど事実なんでしょうね。

Littré - Dictionnaire de la langue française, Édition de 1873-1874

こういうタイトルの有名な仏仏辞典があります。今はアプリで見られるので、時間があるときにぼちぼち読んでいます。


この辞書の特徴を挙げるとすると、(当時の)「音」の記述がかなり詳しいということです。この辞書を読むと、当時のフランス人が話していた「音」が聞こえてくるのです。
1873年というから、今から約150年前で明治5年発行ですね。

そこに目を疑うような記述がありました。
(今でも多少疑っていますが、Littré ほどの辞書が間違うとは考えにくい...)


CLEF
ou CLÉ

klé ; l'f ne se prononce jamais ; au pluriel l's se lie : les clefs étaient.... dites : les klé-z étaient

当時「鍵」を表す語のつづりは、どちらかというと clef が主流だったのですね。そこは当然想定範囲内です。
問題は次の記述です。

「f が発音されることは決してありません、複数系の場合 s は [z]と読まれます。les clefs étaient は les klé-z étaient と発音してください。」

なんですかこの「現代フランス語では絶対にやってはいけないリエゾン」は!?


現代フランス語における、主語と動詞のリエゾンのルールはこうです:
代名詞(je, tu... ils)が主語にあり動詞が母音または無音のhで始まっている場合は、リエゾンをしなければいけない。一方、複数形の一般名詞が主語の位置にある場合でも「リエゾンはしてはならない」

という訳で、150年前にタイムマシンで行って、音を聞いてみたいのです。これだけだと歴史を歪めることもないでしょ。


ところで、clé(21世紀のつづり)は「鍵」以外の意味をいくつも持っていますよ。賢明な「あ・な・た!」は辞書を引いて確認をしてくださいね。

今日覚えたい文法

所有代名詞

会話でも頻繁に登場する文法項目です。一部の教師が「使わないです。」や「あまり使いませんよ」などという「嘘のメッセージ」を学習者に伝えているようですが、頻度の高い必須項目ですよ。


Mon frère va bientôt se marier.
- Félicitations! Le mien est toujours célibataire et il ne travaille même pas.


兄が結婚するんだ!
- それはおめでとう!うちの(兄)ときたら、まだ独身だし働いてもいないよ。


J'ai garé ma voiture dans ce parking. Et toi, Flora? Je me souviens que la tienne était une Citroën comme la mienne, non ?
- Moi aussi. La mienne est juste là.

このパーキングに車停めてるんだ。Flora は?確か、ぼくの(車)と同じシトロエンだったよね。違ったっけ?
- 私もそうよ。私の(車)、そこにあるわ。


これらの会話を「所有代名詞」を使わないで進めると、実に稚拙なまどろっこしい会話になってしまいます。


もう一度言います。

使わない学習項目など存在しません。旅行会話ならまだしも「日常会話」にはありとあらゆる事が必要です。

所有代名詞、所有形容詞、接続法、条件法...
無くては何も話せませんし、学習順は難易度順ではありません。

難易度なんて、全く根拠がない用語です。誰が誰にとって「難しい」と決めるのでしょう?
受動態は「やさしい」にもかかわらず、かなり後の方で学習します。また、おそらく文法項目の内で難しい項目の一つに「冠詞」がありますね。初期段階で学習をするけれどうまく使えない項目であることには、学習者なら異論はないはずです。


一つ一つ、確実に進んでいきましょう!

そうそう、そういえば良い講座がありますよ。
なんだか「所有代名詞や指示代名詞」を学習するようです。

結局宣伝かいっ!

今日覚えたい文法

前未来形


何度も書いていますが、日常使わない「文法項目」なんて存在しません。教科書や先生などの教育側が順序を決めていて、後の方に習うと「使わないだろう」と学習者が勝手に決めているだけです。

すべて使ってネイティブは言語活動を行なっています。
所有代名詞(le mien)、指示代名詞(celui de ma sœur)、接続法完了形(que on ait mangé)、不定代名詞及び形容詞(aucun de ces hommes)... すべて「普段遣い」の文法項目です。


さて昨日紹介した「潰瘍性大腸炎」のフランス語 la colite ulcéreuse ですが、「一週間後には忘れてしまっている自信があります!」これは流石にいらないかなと思っているので、覚える時間をとるつもりはありません。今はなんとなく覚えているけど...


「一週間後には忘れてしまっている自信があります!」


自信があります être sûr / certain(e) を使いましょう。絶対的な自信があるので「合せ技」です。

Je suis sûr et certain que 直説法


直説法の場合は接続法とは違い、que の後に同一主語を置くことができます。
「1週間後」を未来の時の基準点として、その時には「忘れる oublier」という行為を「完了」している、というわけですね。
「完了」être + 過去分詞または avoir + 過去分詞でしたね?未来における完了だから、助動詞 avoir単純未来形にするだけのことです。

j''aurai oublié 〜 dans une semaine


合体させましょう。

Je suis sûr et certain que j'aurai oublié le / ce mot dans une semaine.

できました!簡単でしょ。
前未来形なんて、これくらいの日常的な文法項目なのです。

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またいつかフランスに行く時のためにも、今のうちにしっかりフランス語力をつけておきましょう。
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今日覚えたい読解

Coronavirus : le masque sera obligatoire dans tout l'espace public à Paris et dans la petite couronne à partir de demain 8 heures
Cette mesure prévaut pour toutes les personnes circulant à l'extérieur dans les espaces publics : les piétons, les joggeurs, mais aussi les utilisateurs de vélos, de deux-roues motorisés et de trottinettes sont notamment concernés.

金曜日朝8時から、パリ市内全地域、および la petite couronne において、公共の場所(ざっくり言えば家にいるとき以外)では le (port du) masque est obligatoire だそうです。
しかも!ジョギング中、自転車やバイクなどの二輪の乗り物だけでなく、キックボードに乗っているときにも適応されるようです。

le port: porter (le masque) の名詞形が le port ですね。毎日プレスでは見かけます。

l'espace public: 公共の場を数えること無く「空間」として捉え、それを丸ごと(le)でまとめているのです。

la petite couronne: 素直に解釈をすると「小さな王冠」ですが、パリ付近の話をしていている時は全く別のものを表します。パリ市を取り囲んでいる3つの県(la Seine-Saint-Denis, les Hauts-de-Seine et le Val-de-Marne)をまとめて petite couronne と呼びます。

prévaut: prévaloir という動詞の直説法現在形で「優先する、支配する」という意味を持つ、珍しい動詞です。

les espaces publics: 今度は個別に公共の場を捉え、les espaces と複数形で表現しています。

joggeurs: ジョギングをする人なのですが、英語起源なので発音と綴りに齟齬が生じています。まずこの語は [ʒɔgœʁ] と発音されています。しかし綴りをルールに従って(ge は [ʒ] )素直に読むと[ʒɔʒœʁ] となります。すでに話されている音声を強制的に変えることは不可能なので、「ほーちぷれー」の状態です。どこかの段階でフランスの国が「(例えば)joggueursと書きなさい!」という指示を出すかもしれません。

deux-roues motorisés:
モータの付いた二輪車

trottinettes: キックボード。ぼくが子供のときには「ローラースルーGOGO」という初期段階のキックボードが流行していました。

今日覚えたい表現

Où étais-tu passé(e) ?
どこに行ってたの?

前提無く突然使われる、普段遣いのフランス語です。
探していた人が、目の前にやっと現れ「た」のです、見つけ「た」のです。
そう、ここで直前の出来事が起こった、すなわち「複合過去形」を脳が感じ取ったたのです。
その複合過去を基準に「(それより以前に)どこに行っていたの?」と表現すると、突然「大過去形(=過去完了形)が使われているように聞こえるのですね。

言葉には必ず「状況や場面」が存在します。
その場にいる人に言葉を投げかけるので、音としては(もしくは文字としては)「突然」大過去形を行ったように見えますが、その場にいる人は感じ取っているはずなのです。
日本語だって同じ場面では「どこに行っていたの?」と言いますよね。全くそれと同じです。
ただ不思議なことに外国語を「学習」していると、発言「だけ」ですべてを処理しようとしてしまうのです。

Tu peux ouvrir la fenêtre, s'il te plait ?
「窓を開けることが可能ですか?」という解釈ではなく、可能だと思うので、「窓を開けてください」とお願いしているわけですよね。それと同じです。
「場面」を感じて解釈をしなければいけない、あたり前のことですね。

Où étais-tu passé(e) donc ?
「もう、まったく」どこに行ってたの?
こんな雰囲気の色が加わります。
使ってみてくださいね。

今日覚えたい発音

le hall
les halles

発音(読み方)と意味を考えてみましょう。

(le) hall [ol] 「ア」の音ではなく「オ」の音です。
あえてカタカナで書けば 「オ(ー)ル←音節は作らない」でしょうか。
意味は「(ホテルなどの大きな建物の)ホール、ロビー」です。

les halles [al] こっちは素直に「ア」の音です。
あえてカタカナで書けば 「ア(ー)ル←音節は作らない」でしょうか。
意味は「(屋根があってほぼ毎日開かれている)市場」です。

どちらの語もリエゾンをすることはできないので、le /hallles /halles と冠詞とは分けて発音する必要があります。

では、これらの語はどう発音しますか。
le football
le baseball
le handball

一つだけ仲間はずれがあります。
その仲間はずれとは le handball です。
le football [fut.bol] le baseball [bɛz.bol] と発音します。
(「ベズ」と濁りますよ。)

ハンドボールだけ ball の部分の発音が違うのです。
le handball [ɑ̃d.bal] そう!「ボール」ではなく「バール」と発音するのです。

なぜでしょう?
さあ、知らないです。調べてもわかりませんでした。
ほんとに不思議ですねえ。

東京には隣り合わせに
小川町(おがわまち)
淡路町(あわじちょう)
少し離れて
大手町(おおてまち)があります。
まあ言葉とはそういうものです。
そこが魅力だとぼくは思うから、学習をやめられないのです。

今日覚えたい文法

「今年は去年より暑い。」

フランス語にしてみましょう。

主語を何にしましょう。
「〜は」は主語だから、
Cette année est... ではダメですか?
残念ながら、ダメです。
「このコーヒーは熱い」と物質の温度を伝えるには Ce café est chaud. というふうに表現できます。
「今年」に直接手を触れることはできないし、「今年」という物体は存在しないのです。

(気温・気候が)暑い・高いという場合には il fait chaud というおなじみの構造を使う必要があります。
Il fait plus chaud cette année que l'année dernière.
これが一つの正解です。

なんだか「普通」ですね。もっとおしゃれな色っぽい表現はないでしょうか?
こんな時におすすめなのが comparé à に代表される「比較のための表現」でしょうか。「〜と比べると」とでも訳せばいいでしょう。

Comparé à l'année dernière, il fait plus chaud cette année.
こちらの表現のほうが日本語に近いし、すぐに応用できそうです。

教科書で習う表現は、ネイティブが持っている表現モデルの1/〇〇ですよ。様々なシーンで使える表現を身につけることが、話せるようになる第一歩です。
「今年は去年より雨が多い。」はどう言えばいいでしょう。
おっと時間だ!
ところで、そんな都合のいい講座があるの?
あるのですよ〜。
毎週のツイキャス「ミニ文法講座」です!!

今日覚えたい発音&文法

父はご飯よりもパンをたくさん食べる。

Mon père mange plus de pain...
毎日記事を読んでくださっているみなさんには、ここまでは大丈夫だと思うのです。問題はここからです。

その前に、plus の最後の "s" は発音しますか?しませんか?
するとすればどの子音で発音しますか? [s] でいいのですか?

比較級を使うと比較対象は que で表しますね。
父は母よりもパンをたくさん食べる。
Mon père mange plus de pain que ma mère.

2人の主語がパンを食べる量を比べるときは、特に問題ないのですが、同じ人が食べるものの量を比較するときって、なかなか学習しないのです。
Mon père mange beaucoup de pain. > Mon père mange beaucoup de riz.
まとめてみましょう。

Mon père mange plus de pain que
1. riz
2. du riz
3. de riz
4. beaucoup de riz
どれでしょう?
少し考えてみてください。
↓↓
↓↓↓
↓↓↓↓
↓↓↓↓↓
実は、答えは...
3. の de riz です。
Mon père mange plus de pain que de riz.
こうなるのです。
理由は?
水曜日の「ツイキャス・ミニ文法講座」で発表します。
発音も、その時までお待ち下さい。
結局宣伝かいっ!


今日覚えたい文法

冠詞の重要性

Alors, tu arrives bientôt ? Tu dois trouver facilement mon appartement avec mon plan ?
もうすぐ着く?ぼくが書いた地図があるから、家は簡単に見つかるはずだよね?

(独り言)
avoir の後に mal って言うと「苦労する」って意味だったよなあ。
今見つからなくてめっちゃ苦労しているから、現在形でいいはずだよな。mal って男性名詞だっけ、女性名詞だっけ?わからないから、省略してしまえ。きっと通じるだろう。
よし!
Non absolument pas. J'ai très mal !
ううん、全然。めっちゃ苦労しているよ(←のつもり)

Qu'est-ce qui t'arrive ? Arrête-toi et appelle le SAMU !!
どうしたの!?車停めて(歩くの止めて)救急車呼びなよ!
---
何が起こったのでしょうか。
冠詞をおろそかにしてしまったので、発言が全く違う意味として伝わってしまったのです。

avoir du mal à 動詞の原形
= 〜するのに苦労をする
この構造の冠詞を飛ばしてしまい「正確に」使わなかったことで、誤解されてしまったのです。
「痛み mal」 には必ず冠詞(もしくは冠詞相当語句)が必要です。言い換えれば名詞を「裸」で使うことはできないのです。

したがってこの場合は、
J'ai du mal (à trouver ton appartement).
というべきだったのですね。

とても苦労をしている場合には
J'ai beaucoup de mal... と言えばいいですね。

一方 j'ai mal という表現も存在します。
avoir mal à 体の部位
= 〜が痛い

冠詞がないことからもわかるように、この場合の mal は形容詞的なのです。したがって「とても痛い」と伝えたい時には très をつけることができます。

J'ai très mal à la gorge.
喉がとても痛い。

「めっちゃ痛い!」と伝わってしまったのですね。
たかが冠詞、されど冠詞、です。
(一部の例外を除いて)「裸で名詞は使えません」

今日覚えたい表現

暑くて死にそう...

もう暑くて「死ぬ」のです。
今の事実を語るには「直説法現在形」が使われます。
Je meurs de + 死因.

暑くて死ぬ。
Je meurs de chaleur.

空腹で死ぬ。
Je meurs de faim.

のどが渇いて死ぬ。
Je meurs de soif.

大げさに語りたければ複合過去形も不可能ではありません。
Je suis mort(e) de faim.
空腹で「死んだ」...

と・こ・ろ・で・!!!
動詞 mourir の活用は大丈夫ですよね?
週末見直してみませんか?
いろいろ発見があるはずです。

今日覚えたい発音

消えた(もしくは消えゆく)母音と子音

教科書には「フランス語には母音は16コ子音は18コあります」と書かれています。
はい、厳密に言えばね。
発音記号で書くとこうなります
母音:
a, ɑ, e, ɛ, i, o, ɔ, u, y, ə, œ, ø, ɑ̃, ɔ̃, ɛ̃, œ̃
子音:
b, d, g, v, z, ʒ, p, t, k, f, s, ʃ, m, n, ɲ, ŋ, ʁ, l

ただし、現実は違います。
パリを中心とする北フランスではいくつかの母音が統合され、消えつつある子音も存在します。

/a/ /ɑ/ がどう違うか?
文字で説明するのはほぼ不可能です、ほぼ同じなのです。
/a/ は口の前を意識して明るく発音されるのに対して、/ɑ/ は口の奥を意識をして暗く発音されるのです。

わからないですよね?
ネイティブにとってもその差は些細なもののようで、少なくとも北部フランスでは「違いは消えてしまい、/a/ に統合された」と言っても過言でもありません。
/a/ + /ɑ/ = /a/

同じように
/ɛ̃/ + /œ̃/ = /ɛ̃/

「オ」に相当する /o/ /ɔ/ の区別は依然として存在しますが、流れの中で自然に区別されるし、すべてのネイティブが同じように発音しているわけでもありません。「オ」であれば問題ありません。

/e/ /ɛ/も同様で「エ」であれば問題ありませんよ。

/œ/ /ø/ も努めて区別をしようと考えなくてもいいでしょう。
「エ」の音を唇を前に突き出して(「オ」のような形)で発音される、日本人には「ウ」「オ」「エ」が全部混じったような音が出てれば、成功です。

/ə/ はあいまい母音と呼ばれる「あってもなくてもいい母音」なのですから、カウントする必要もないでしょう。

結果的に、フランス語では母音は10コと考えてください。

子音で問題になるのは /ŋ/ /ɲ/ でしょうか。

/ŋ/ は1960年代にフランス語で認められた最新の子音で、英語の shopping や parking の最後で使われている音なので、日本人には馴染みがあります。最後の「グ」の部分を声にしないで「鼻に抜いて色っぽく発音する」と自然な音になります。

最新の調査では、フランス語の特徴的な /ɲ/ も消えつつあるようです。
もし日本語に「ニャ行」というものが存在するのならそれが最も近いのですが、結構疲れる音なのですよね。

oignon(=ognon)
はこの音を使って発音している(していた)のですが、どうやら更に楽に発音する方法を思いついたようなのです。
[ɔ.ɲɔ̃] ではなく、これに比べて少し発音が楽な半母音 /j/(ヤ行の子音)を使い [ɔ.njɔ̃] が主流となっているようです。
「オ.ニョン」から「オ.ニォン」へ移ったというイメージです。

いやあ、音を文字で説明するって至難の業ですね。
ぼくの下手な日本語で説明を読むよりも、口元を見ながら発音できて発音を矯正してもらえるいい「発音講座」があるのですよ。
ぜひ皆さんご参加ください。
結局宣伝かいっ!

今日覚えたい発音

*haïr

辞書を見ると、h で始まる語の左肩に "*" "✟"みたいなマークが付いていますね。
haïr, haricots, héros... 有音の h で始まっている単語です。

これらは直前の名詞とは「決して」繋げてはいけないのです。つづりも音も、です。
(一部の外国語由来の語を除いて、[h]という子音をフランス語で使うことはありません)

× j'hais ← j'ai と混同する
○ je hais
× il‿hait ← il est と混同する
○ il | hait
× nous[z]‿haïssons
○ nous | haïssons
× les[z]‿haricots
○ les | haricots
× l'héros
○ le héros
× un[n]‿héros
○ un | héros

それがです!!!
(昨日少し書いたように)とある最も売れている学習仏和辞典の音声では、haïrの「ほぼ」すべての活用形でリエゾンやアンシェヌマンをしているのです。
音声には個人差があってしかるべきですが、haïr はちょっと珍しいと言うかひどいんじゃないだろうか。

Vous[z] haïssez vos beaux-parents ?
- Oui, je les[z] hais.
(質問の内容は別にして)授業中にこのような音で質問を投げかけたり答えたら、レッドカード「一発退場」でしょうね。
OB社に問い合わせ中です。

今日覚えたい表現

ne - jamais
頻度・経験・回数がない、ゼロである


何度も書いていますが、今一度確認を。

ne - jamais ne - pas とは別物です。ne - pas のさらに強い否定表現だと思っている方、違いますよ!」

Je n'aime pas les huitres. ≦ Je n'aime pas DU TOUT les huitres. = Je n'aime pas les huitres DU TOUT.


Que fais-tu demain ? Vas-tu au karaoké comme d'habitude ? 
- Non, demain, je ne vais pas Karaoké, mais au cinéma avec Jeanne,

明日何するの?またカラオケ?
- ううん、明日はカラオケじゃなく、ジャンヌと映画だよ。


Tu viens au karaoké avec nous ?
- Non, merci. Je ne vais jamais au karaoké. Je ne sais pas chanter.

一緒にカラオケに行かない?
- いや、カラオケは「絶対に・決して」行かないんだ。歌はどうも...


今日誘われたからではなく、カラオケに行く頻度や回数は「ゼロ」だと言っているのです。

この表現を複合過去形で使えば「過去の経験や回数がゼロ=〜したことがない」ということを伝えられます。


Je ne suis jamais allé(e) au karaoké.

一度もカラオケに行ったことがない。


参考:
Je ne suis pas allé(e) au karaoké.
カラオケには行ったことがない。
(その日は行かなかったのか、別の場所に行ったのか)


未来に向けて決意を表すこともできます。
(未来への決意は「単純未来形」でしたね)

Je n'irai jamais au karaoké.
絶対カラオケなんかに、行かないもん!


昨日の ne - plus を使えば「(かつては行ってたけど)もう二度と〜ない」というニュアンスが出ます。

Je n'irai plus jamais au karaoké.


Je ne boirai plus jamais.
なにかお酒でミスをやっちゃったんでしょうか。


Je ne t'inviterai plus jamais.
なにか嫌な思いをしたんでしょうねえ。


Moi, Je ne fume jamais, je n'ai jamais fumé et je ne fumerai jamais. C'est simplement parce que ça ne m'intéresse pas.
タバコ嫌いなんですよ...

今日覚えたい表現

ne - plus
(以前は〜であったが)今はそうではない


否定で必ず学習する表現ですが、うまく使えずに「日本人学習者の中では」頻度が低い表現のようです。

ポイント2つでしょう。


1. 「以前は〜であった」ということを表現できる。

Je ne bois pas.
飲みません。
Je ne bois plus.
(以前は飲んでいたけど)今は飲んでいません。
Je ne sors pas avec Chloé.
クロエと付き合ってはいません。
Je ne sors plus avec Chloé.
(以前はクロエと付き合っていたけど)
今は一緒にいません。


2. 位置は pas と同じである。

Je ne veux pas te revoir.
→ Je ne veux plus te revoir.
Je n'ai pas revu Jeanne.
→ Je n'ai plus revu Jeanne.


Je n'aime plus 〜.
Je ne fréquente plus 〜.
Je ne mange plus 〜.

お試しあれ!

今日覚えたい表現

pleurer comme une Madeleine
大泣きをする


ポイントは大文字です。小文字だったら、みんなが大好きなあの貝型の美味しいお菓子なのですが、大文字なので人物名です。

誰でしょう?


マドレーヌといえば、そうパリのマドレーヌ寺院です。
でもマドレーヌ寺院が守護聖人としているマドレーヌって誰でしょう?しかもどうして madeleine のように泣く = 大泣きをするなのでしょう。


(諸説あるようですが)
「マドレーヌのように泣く」という表現の由来は、マグダラのマリア(=マリア・マドレーヌ)と呼ばれたミステリアスな美女がイエスに会った時、改悛することを誓い、イエスの足もとで涙を流したのです。これが1回目。イエスが復活することを彼女に初めて知らせた時に2回めの涙を流します。

そこで「マドレーヌのように泣く」は罪を悔い改めて涙を流すこと。→ 大泣きをすること、さめざめと泣くこと
このような表現が生まれたのです。


(余談ですが)いろいろ言われているマグダラのマリアですが、マグダラのマリアの役割を評価し、「バチカン法王庁は2016年6月10日、彼女を典礼上“使徒”と同列にすることを決めた」そうです。

まあ語源はどうであっても、頻度の高い表現であることは間違いありません。


ちなみに「ちょっぴり涙を流す」 verser une petite larme で問題はありません。熟語的表現は... なさそうです。もしくは、知りません。

今日覚えたい文法

Il mange beaucoup.
beaucoup の品詞は?


結論を書けば「わかりません」
副詞なのか、名詞なのか?どちらかに分類されるとは思います。


Il mange encore ?
- Oui, il n'arrête pas de manger. Il mange beaucoup de pâtes et aussi beaucoup de soupe.
C'est vrai. Il mange vraiment beaucoup.

まだあいつ食べてるの?
- ずっと食べてるよ。パスタやらスープやら。
ほんとに、たくさん食べるよね。

こうやって見ると、beaucoupbeaucoup (de pâtes) et (aussi) beaucoup (de soupe) の省略に見えなくはありません。


次に、Il mange beaucoup. の動詞を変えてみましょう。
Il marche beaucoup.
Il parle beaucoup.

両動詞とも直接目的語は必要としない(自動詞)ので、beaucoup 名詞とは考えにくいですね。


Il mange beaucoup.
→ Il mange bien (avec des baguettes).

さらに名詞には見えなくなりました。


どっちなのでしょう?
まあどちらでもいいですね。気にして考える時間がもったいないです。
大切なことは、正しい使える文を「まるごと覚える」ことですよ。理屈は応用するために必要であって、応用するためには「基本例文」をたくさん持ちましょう。まずはそれからです。

今日覚えたい語の使い分け

昨日の記事はこんな一文で終わっていました。
「s'habiller や être habillé(e) はこれ以上応用はできないのでしょうか?」


まず確認です。
s'habillerêtre habillé(e) 直後に名詞を置くことができません。これ以上「何を着るか」は、情報として加えることができないのです。

× s'habiller un pull
mettre un pull
× être habillé un chemisier
porter un chemisier


では、どんな語や表現を使って応用するのでしょう。
プラスαの情報を伝えるべく、おまけの表現を加えればいのです。

Il fait froid dehors. Tu dois t'habiller chaudement.
暖かい格好をしなさいよ。

Je ne sais pas comment m'habiller aujourd'hui. La météo annonce un gros orage pour cet après-midi.
どんな服装で出かけよう。天気予報だと、今日の午後に嵐が来るらしいからなあ。

Mon professeur est toujours habillé en noir.
先生はいつも黒でまとめている。

Je suis habillée en kimono pour la cérémonie de fin d'études.
卒業式なので着物を着ています。


s'habiller / être habillé には「着飾(ってい)る」という意味もあるので、次のような使い方もできます。

Il faut qu'on s'habille pour ce diner ?
この食事会ってドレスコードあるの?


人を表す語を後ろに置いて、特に近年幅広い意味を表し使用頻度が高まっている chez も有効です。

Ma voisine est toujours habillée chez Christian Dior, tandis que moi, je porte d'habitude des vêtements de chez Uniqlo.

C'est grâce à メルカリ que je peux m'habiller correctement.
です!!


Bon weekend !

今日覚えたい語の使い分け

(服を)着る


辞書で見ると下記の語が候補に上がっています。

mettre
porter

s'habiller
être habillé(e)

どう使い分ければいいのでしょう?


まず mettre / porter グループと s'habiller / être habillé(e) のグループに分けられます。なんのグループ?

それぞれの動詞の意味はそれなりに近いので、意味による分類ではありません。
connaitresavoir の区別も同じです。似た意味を持つ動詞の使い分けを考える時に「意味」から考えると疲れてしまいます。
そりゃそうですよ。「似ている」からこそよくわからないのに、それをなんとかして分類して理解しようとするのですから。

こんな時に考えるのは、まず意味による区別ではなく「形(≒構文)による区別」です。


mettre / porter直後に名詞(直接目的語)が必要です。必ず名詞を置かないといけません。「必ず」です。

もう一方の s'habiller / être habillé(e)直接目的語を取ることができません。名詞を後に置けないのです。


次に意味の区別をしてみましょう。
「mettre 名詞」「〜を置く」という変化を表します。そこにないもの(名詞)をこれから置く、のです。

(寒いので)これからフリースを着る
Je vais mettre un polaire.
(寒いので)フリースを着た。
J'ai mis un polaire.
(裸なので)「パジャマを着なさい!」
Mets ton pyjama.


「porter 名詞」「〜を身につけている」という状態を表します。いまそこに(名詞)は置かれていて身につけている、のです。

(寒いので)いまフリースを着ている
Je porte un polaire.
(寒いので)フリースを着ていた。
J'ai porté un polaire.
(寝る時には)「パジャマを着ている」
Je porte mon pyjama pour dormir.


直接目的語を取ることができないグループでもこの区別があり、s'habiller変化 être habillé(e) 状態を表します。

(お風呂上がりで寒いので)これから服を着る
Je vais vite m'habiller.
(お風呂上がりで寒いので)服を着た
Je me suis vite habillé(e)
(裸なので)「服を着なさい!」
Habille-toi.

(お風呂上がりで寒いので)もう服を着ている
Je suis déjà habillé(e).


s'habiller être habillé(e) はこれ以上応用はできないのでしょうか?

いやいやそんな事はありませんよ。
おっと、こんなに長くなってしまいました。
続きは明日です!

A suivre...

今日覚えたい文法

質問力を鍛えよう。


1. ○○○○?
- J'habite à Yokohama.

2. ○○○○?
- Je vis avec mes parents.

3. ○○○○?
- Non, je l'apprends dans une école de langues.

4. ○○○○?
- Je l'apprends depuis janvier dernier.


簡単なフランス語の受け答えです。vous を使った質問文を考えてください。
それぞれに1分位で思いつきますか?

Êtes-vous prêt(e) ? C'est parti.


↓↓
↓↓↓
↓↓↓↓
↓↓↓↓↓

では「答え」合わせです。
予めお断りしますが、わたしと同じ文ではないからと言って必ずしも「間違え」とは言えません。10人いたら10通りの答えがあってもいいのです。


1. 「横浜に」住んでいるのですから、「どこに」「どの町に」という疑問文を考えればいいのですね。どこには 、どの町には dans quelle ville がいいでしょう。à でも文法的には「間違い」とは言えません。ただネイティブは dans を選択することが多いですね。

Vous habitez où ?
Vous habitez dans quelle ville ?


2. 「両親と」暮らしているのですから、avec qui が自然でしょうね。返答に oui があれば avec vos parents や avec quelqu'un も自然な受け答えになりそうです。実際には、意味のない「聞こえているよ」を伝えるだけの oui も存在するので、実用的には問題はありません。
動詞 habiter を使っても大きく間違ってはいませんが、「誰かと」「いつから」「どんな家に」… このような住所ではなく「暮らし」に関わることは vivre を使うようにしましょう。

Vous vivez avec qui ?
(Vous vivez avec vos parents ?)
(Vous vivez avec quelqu'un ?)

vivez という活用がすぐ口から出てきましたか?もしくは間違えずに書けましたか?ここも大きなポイントです。


3. 今度は Non で始まっています。「語学学校で」ないところ、もしくは方法で何か(l' ← 例えばフランス語)を学んでいるのでしょう。

Vous apprenez le français tout(e) seul(e) ?
Vous apprenez le français chez vous ?
Vous apprenez le français avec des livres ?

prenez という活用がすぐ口から出てきましたか?もしくは間違えずに書けましたか?ここも大きなポイントです。


4. この間の1月から何か(l' ← 例えばフランス語)を学んでいるのですね。過去と現在をつなぐ時間の前置詞 depuis の後に「起点を表す」janvier が使われています。そんな時には同じく起点を伝える疑問視 quand を使いましょう。もしくは答えが「月名」なので quel mois も問題ありません。

Vous apprenez le français depuis quand ?
Vous apprenez le français depuis quel mois ?

depuis combien de temps と考えた方、間違いではないし実際にそういうやり取りを聞いたこともあります。
ただ少し論点がずれていますね。


今日増やしたいパリの知識

les puits artésiens


パリ市内には市民に開かれた「水汲み場・水飲み場」が3箇所あり、フランス語で les puits artésiens と呼ばれています。


artésien はかつて北フランスに存在した地方の一つ(l'Artois)の形容詞で、そこで初めて「公共水汲み場」が開かれたことからこの名前が付いています。

地元のパン屋さんが水を汲みに来たり、市民プールの水としても利用されています。


ちなみに puits という語は 単数形でも un puitS と s が必要です。un pays と同じですね。

同時に une nappe d'eau(水の層)、forer(掘削する)という単語も確認をしましたが、覚えていられるかなあ。

いま琵琶湖のことを考えていたら、「パリの水」のことを調べたくなりました。

今日覚えたい発音

「同化」の話をほんの少し


Boris Vian
Le temps passe vite.
la place d'Italie
une tasse de café

さて、共通項は何でしょう?


まあタイトルに「同化」がついているのでバレているのですが、そう「同化」です。

何度か記事では取り上げていますが、改めて「同化」の話をします。


きっかけは、昨日お友達が開いた 「Boris Vian 100周年記念コンサート」の話をしていたら、とある人に「ボリス・ヴィアン」なにか発音違うね?

そうかなあ...
なるほど!わかった!!

という訳で「同化」です。


Boris[z] Vian
Le temps passe[z] vite.
la place[z] d'Italie
une tasse[z] de café


それそれの中ほどにある[s]の子音が直後の別の子音[v]ian, [v]ite, [d]'Italie, [d]e)の影響を受けて、[z] と濁るのです。
ボリz-Vian、パz-vite、プラz-d'Italie、タz-de-café。こんな感じでしょうか。


そう、後ろの子音が前の子音に影響を与えるのです。いかに人間は「先を考えて」準備をしながら話しているか,ということがこれからも分かります。つまり、単語単位で文を組み立てている場合には起こるはずもない現象です。


Stra[z]bourg も単語内で「同化」が起こっている例です。

tout de suite médecin なども同じ現象ですが、[d] [t] になっている例ですね。


そんな Boris Vian の中でのおすすめの歌は
https://www.youtube.com/watch…
「le Déserteur」です。
この歌は聞くたびに涙がこぼれそうになります。

後で時間があれば、少し歌詞の文法解説をしたいと思っています。

今日覚えたい表現

週末何した?
「別に何もしなかったよ」


どう答えますか?

Je n'ai rien fait.
これはダメです。「会話拒否」という印象を与えます。もう少し積極的だと思わせる表現を使いましょう。


Je n'ai pas fait grand-chose.
さっきよりは「マシです」ね。「大して何も」ということなので、何かはしたのですよね。もう少し具体的に答えてみましょう。


何もしなかった≒取り立てて伝えるようなことは何もしなかった、ということでしょう。忙しい日々を過ごしているみなさんはずっとダラダラしていた、という可能性も高いですよね。

さすがに「ダラダラした」という表現はフランス語にはなさそうなので、「ゆっくり休んだよ」と伝えてみましょう。

faire une pause は使えません。
この表現は流れがあり時間を使っている作業(仕事、勉強、練習...)
「一旦止めて休憩をする」という意味なのです。

Ça fait déjà 2 heures qu'on a commencé. Si on faisait une petite pause ?
もう初めて二時間か。ちょっと休憩する?


疲れることを何もせず脳や体を休めることを伝えるには、se reposer という表現がぴったりでしょう。

Je n'ai pas fait grand-chose. Je me suis bien reposé(e).
うん、良さそうです。


ぼくが大好きな faire la grasse matinée も使ってみましょう。

Je n'ai pas fait grand-chose. J'ai fait la grasse matinée et je me suis bien reposé(e).
対して何も。朝ゆっくり寝て、ダラダラしていたよ。


J'ai passé le weekend à 動詞の原形
この表現も有効ですね。「ずっと〜していた」ということです。

Je n'ai pas fait grand-chose. J'ai fait la grasse matinée et je me suis bien reposé(e). 
J'ai passé le weekend à bouquiner et à surfer sur internet.

bouquiner って何?
久しぶりの「ほーちぷれー」です。辞書を引いてみましょう!